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Fable 5.5・Gemini 4・GPT-6.1の提供状況比較:使えるのはSolとArgon

10月14日時点で使えるのはGPT-6.1 SolとGemini 4 Argon(10月13日に一般提供)。Fable 5.5は未発表、GPT-6.1 Astraは公開中止です。

LaoZhang AI Team公開更新 30 分で読めます
目次
2026年10月6日時点の提供状況を4枚のカードで示した図。当時はFable 5.5が未発表、Gemini 4 ArgonがFairwind限定、GPT-6.1 Solが公開済み、Astraが公開中止で、Argonはその後10月13日に一般提供が始まった

「Fable 5.5」「Gemini 4」「GPT-6.1」を並べて比べたくても、3つとも使えるわけではありません。2026年10月14日時点で一般の開発者が呼び出せるのは、GPT-6.1 Solと、10月13日に一般提供が始まったGemini 4 Argonの2つです。Claude Fable 5.5はAnthropicの発表がなく、ユーザーの報告と、10月13日にAzure側で名前が見つかったという未確認の報告があるだけです。

「GPT-6.1」という名前にも注意が必要です。9月29日に公開されたGPT-6.1 Solと、OpenAIが安全性を理由に公開を取りやめたGPT-6.1 Astraは別のモデルです。X上で広まった「Fable 5.5はGPT-6.1より上」という話が指しているのは、公開されなかったAstraのほうです。

そのため今日の作業は、GPT-6.1 Sol、Gemini 4 Argon、Claude Opus 5.5、Claude Fable 5.1、GPT-6 Astraから選ぶことになります。ArgonはGemini APIの有料枠で使えますが無料枠の対象外で、導入価格は11月30日までです。Fable 5.5は、噂の公開日だった米国時間10月6日(火)を過ぎても発表がなく、いつ出るかは分かりません。公開されたかどうかは、Anthropicの公式モデル一覧と自分のアカウントで確かめられます。

3モデルの提供状況:2026年10月14日時点で呼び出せるのはSolとArgon

モデル状況一般の開発者が使えるか公表されている料金(100万トークンあたり)公式のモデルID
Claude Fable 5.5Anthropicの発表なし。10月13日にAzure側でclaude-fable-5-5という名前が報告されたが未確認使えない未公表なし
Gemini 4 Argon9月30日に発表、10月13日に一般提供Gemini APIの有料枠、AI Studio、Gemini platformで使える。無料枠は対象外11月30日まで入力$2・出力$10、12月1日から$4・$20gemini-4-argon
GPT-6.1 Sol9月29日に公開APIと、ChatGPT有料プランのWork・Codexで使える入力$2・出力$10(入力27.2万トークン以下)gpt-6.1-sol
GPT-6.1 AstraOpenAIが公開を取りやめ使えないなしなし

根拠は次のとおりです。Fable 5.5については、10月14日時点でAnthropicのニュースページにもClaude Platformのモデル一覧にも記載がありません。ArgonはGoogleの10月13日の発表記事「Gemini 4 Argon: Built to solve your hardest problems」が一般提供を伝え、Gemini APIのモデル一覧にgemini-4-argonが「Stable」として載っています。GPT-6.1 Astraの公開中止はWall Street Journalが9月28日に最初に報じ、BBCなどがOpenAIの担当者の発言とともに伝えています。

3つの名前の近くには、今日使えるモデルがそろっています。

今日使えるモデル公開日料金(100万トークンあたり)位置づけ
GPT-6.1 Sol(gpt-6.1-sol)2026年9月29日入力$2・出力$10「GPT-6.1」で一般に使える唯一のモデル
Gemini 4 Argon(gemini-4-argon)2026年10月13日(一般提供)11月30日まで入力$2・出力$10、12月1日から$4・$20「Gemini 4」で一般に使える唯一のモデル。Gemini APIの無料枠は対象外
Claude Opus 5.5(claude-opus-5-5)2026年9月22日入力$4・出力$20Anthropicは「多くの作業でFable 5.1並み」と説明
Claude Fable 5.1(claude-fable-5-1)2026年9月1日入力$10・出力$50現在ドキュメントに載っている唯一のFable
GPT-6 Astra(gpt-6-astra)2026年9月入力$10・出力$50(入力27.2万トークン以下)公開済みのAstra。GPT-6.1 Astraとは別物

Opus 5.5とFable 5.1は、Claude APIのほかAWS・Google Cloud・Microsoft Foundryでも提供されています。

「GPT-6.1」は2つある:公開済みのSolと、公開中止のAstra

「GPT-6.1」と書かれた投稿を読むときは、まずどちらのモデルの話かを確かめます。

GPT-6.1 Solは2026年9月29日に公開され、OpenAI APIのほか、ChatGPTのPlus・Pro・Business・Enterprise・EduのWorkとCodexで使えます。無料プランとGoでは使えません。コンテキストは1,050,000トークン、最大出力は128,000トークンです。Standardの料金は、入力が272,000トークン以下なら入力$2・キャッシュ入力$0.10・出力$10です。272,000トークンを超えるとリクエスト全体が入力$4・出力$15の単価になります。BatchとFlexは50%引きで、ツール呼び出しにはResponses APIが必要です。GPT-6 Solからの変更点と移行時の注意はGPT-6.1 Sol:GPT-6 Solとの違いと移行の注意点にまとめています。

GPT-6.1 Astraは公開されませんでした。BBCの報道によると、OpenAIの安全システム責任者Saachi Jain氏は、Astraが同社の基準に「あと少し届かなかった」と説明しています。不足していたのは、許可された範囲の中で作業を続けることと、自分が行った作業の内容をユーザーにどう報告するかの2点です。10月14日時点でもOpenAIからの公開はなく、その後の公開予定も示されていません。

「Fable 5.5はGPT-6.1を超える」の出所

この話の起点は、2026年10月2日(UTC)にXへ投稿された「5.5 > 6.1」という短い一文です。別のユーザーがこれを引用し、Fable 5.5はAstra 6.1を上回る見込みで、Astra 6.1は完成していたが安全上の懸念で延期された、と書き添えました。経緯をまとめたOrcaRouterの記事「Claude Fable 5.5 Beat GPT-6.1 Astra Before It Exists」によれば、この流れにはスクリーンショットもベンチマークも数字も日付もありません。

つまりこの主張は、どちらも一般に使えない2つのモデルを比べたものです。公開済みのGPT-6.1 Solについては何も言っていません。

GPT-6 Astraの料金例:公開済みのAstraはこう計算する

9月に公開されたGPT-6 Astraは、今も使えるAstraです。Standardの料金は、入力272,000トークン以下で入力$10・出力$50、超えるとリクエスト全体に入力$20・出力$75が適用されます。

入力10万トークン・出力1万トークンなら0.1×10+0.01×50で$1.50、入力30万トークン・出力1万トークンなら0.3×20+0.01×75で$6.75です。キャッシュ、ツール、税は含みません。キャッシュやBatchを含む単価はGPT-6 Astra API料金:10種類の単価と長文・Batch・Fastの計算方法で確認できます。SolとAstraのどちらへ移るかはGPT-6.1 Sol・6 Sol・Astra比較:移行の判断が詳しく扱っています。

GPT-6 AstraのStandard料金の計算例。入力10万・出力1万トークンで1.50ドル、入力30万・出力1万トークンでは272,000トークン超の単価がリクエスト全体にかかり6.75ドル

図は9月に公開されたGPT-6 Astraの料金例です。公開中止になったGPT-6.1 Astraの料金ではありません。

Fable 5.5は本当に出るのか:報告はあるが、Anthropicの発表はない

2026年10月14日時点で、Anthropicが公開している情報にFable 5.5は出てきません。ニュースページに10月8日までに載ったモデルの発表はHaiku 5.5(10月7日)、Sonnet 5.5(9月28日)、Opus 5.5(9月22日)で、Fableは9月1日の5.1が最後です。モデル一覧に載っているFableもclaude-fable-5-1だけです。10月6日時点では、APIとClaudeアプリのリリースノート、ステータスページの履歴にも記載はなく、platform.claude.comでfable-5-5を含むURLを開いても、モデル情報のない汎用の画面が表示されるだけでした。

したがって、Fable 5.5のモデルID、料金、コンテキスト長、出力上限、ベンチマーク、公開日はどれも公表されていません。claude-fable-5-1の数字を書き換えたIDをコードに入れても動く保証はなく、そのIDが使われるとも限りません。

ユーザーが報告していること

XとRedditには、claude.aiやClaude Codeで、モデル選択の表示はFable 5.1のまま、別のモデルに切り替わったという投稿があります。投稿者たちはそのモデルを「Fable 5.5」と呼び、ピクセルアートのゲーム、音楽付きのアニメーション映像、モーションデザイン、3Dやウェブのデモを公開しています。ある投稿者は「自分のテストでは」Opus 5.5やAstraを上回り、特にモーションデザインと動画編集で強いと書いています。Redditには、Opus 5.5も公開の3〜5日前に同じように試されていた、という指摘もあります。

これらは報告として読むものです。どの投稿にもモデルID、リクエストの記録、Anthropicの発言は含まれていません。デモは投稿者が選んだ成功例で、読者が同じ条件で再現することもできません。モデル選択がFable 5.1と表示されている以上、応答の質やモデル自身の名乗りから、裏で何が動いているかを特定することはできません。米国時間10月6日(火)という公開日も噂として出回っていただけで、その日を過ぎても発表はありませんでした。

10月13日のAzureの手がかり:分かることと分からないこと

10月13日、Xユーザーの@alexgetmancomが、LiteLLMのモデル定義にazure_ai/claude-fable-5-5というエントリーがあり、AzureのEast US 2のエンドポイントを指していると指摘しました。RuntimeWireのFable 5.5のAzureカタログ掲載に関する記事などが取り上げています。

ただし、報道の説明は食い違っています。Azureのモデルカタログに「GenerallyAvailable」の状態で表示されていたとするものもあれば、メタデータに名前があっただけとするものもあります。料金やコンテキスト長はFable 5.1の値をそのまま写したものだ、という報告もあります。RuntimeWire自身も、これを信頼できるインフラ上の手がかりとしつつ、公開を示すものではないと書いています。

ここから言えるのは、次のFableにclaude-fable-5-5という名前が使われる可能性を示す手がかりが、クラウド側の設定に現れたということまでです。Azureの利用者が実際に呼び出せたという証拠はなく、料金、仕様、公開日も分かりません。MicrosoftもAnthropicも何も発表しておらず、Microsoft Foundryのドキュメントでは最新のFableがまだFable 5.1だという報告もあります。名前が見えたことと、自分のアカウントで呼び出せることは別の話です。

9月の「Fable 5.2」目撃との関係

9月18〜19日にも、次のFableとみられるモデルの出力が出回り、当時は「Fable 5.2」と呼ばれていました。このページのURLにfable-5-2が残っているのは、9月20日時点ではその名前で比較していたためです。

当時目立ったのは、JAZIIの同じ指示と高い推論設定で次期FableとAstraを比べたX投稿です。出力はAstraより好ましい一方、遅く費用もかかると評価していました。ただしJAZII自身が「5.2」は自分の推測だと説明する続きの投稿で名前は未確定だと書いています。9月の「5.2」と10月の「5.5」が同じモデルかどうかは分かりません。Anthropicが名前を変えたという事実もありません。

それでも「品質は上がったが、遅く高い」という9月の報告は、公開後に確かめる仮説として残ります。一度の出力で仕上げたい作業なら、人の手直しが減るぶん遅さを取り戻せるかもしれません。短いやりとりを何度も重ねる作業では、待ち時間がそのまま負担になります。

Gemini 4 Argonは使えるか:10月13日からGemini APIで一般提供

使えます。Googleは2026年10月13日(米国時間)にGemini 4 Argonの一般提供を始めました。開発者と企業は、Gemini APIの有料枠、AI Studio、Gemini platformからモデルIDgemini-4-argonで呼び出せます。9月30日の発表から10月13日までは、Fairwindプログラムに参加するサイバー防御の担当者に限った提供でした。

アプリでは、GeminiアプリとGoogle検索のAI モードでGoogle AI ProとUltraの契約者が使えます。Google Antigravityでは、Google Antigravityのモデル一覧ページによると2026年10月23日時点で、Google AI Ultraの契約者と、有料のGoogle AI Proの契約者、または対象の高級端末に付いてくるAI Proトライアルの利用者が使えます(端末名は挙げられておらず、通常の無料トライアルは対象に挙げられていません)。対象はAntigravityアプリ、CLI、IDE拡張機能で、Antigravity IDEでは使えません。AI Proへの提供は順次進んでいます。Gemini for businessでも提供されています。

無料では使えません。Gemini APIの料金ページは、Argonは無料枠でも「Google AI Pro plan」でも使えないと書いています。これはAPI側の話で、GeminiアプリやAntigravityでAI Proの契約者が使えることとは別です。APIのレート制限は公表されていません。

Fairwindは今、サイバー関連の制限を外したArgonを、承認された防御側の組織に順次提供する枠組みになっています。仕組みの背景は、別のモデルの申請条件を扱ったGemini 3.8 Flash Cyberの申請条件:Fairwind参加前に確認することでつかめます。ただし、これはArgonの申請手順ではありません。

9月に「Gemini 4 Pro」と呼ばれていたのは噂の段階での名前で、Googleが発表した名前はGemini 4 Argonです。9月の先行テストで見られた出力が、発表されたArgonと同じものかどうかは分かっていません。

Argonの料金と出力上限:12月1日から単価が2倍

2026年10月14日時点のGemini API料金ページによると、Standardの100万トークンあたりの単価は、11月30日までの導入期間が入力$2・出力$10(思考トークンを含む)・キャッシュ入力$0.10、12月1日からは入力$4・出力$20・キャッシュ入力$0.20です。BatchとFlexはその半額です。9月30日の発表では未公表だった導入期間の終了日が、これで決まりました。

出力上限の表記も変わりました。Gemini APIのGemini 4 Argonのモデルページでは、入力と出力で共有する上限が1,048,576トークンで、通常の同期呼び出しで返せる出力は最大65,536トークン、長い出力を生成するlong decodeを使うと最大1,048,576トークンです。Googleは10月13日の発表で、この1Mトークンを入力と出力で共有する上限と説明しています。Vals AIのページにあった最大出力262Kは、一般提供前に評価したエンドポイントの値です。通常の呼び出しで1回に返せる出力は、Opus 5.5、Fable 5.1、GPT-6.1 Sol、GPT-6 Astraの128Kのほうが長いことになります。

提供先ごとの条件、12月1日前後の料金の比べ方、1課題あたりの費用はGemini 4 Argon・Opus 5.5・GPT-6.1 Sol比較:Argonは12月に単価2倍で扱っています。

どれが強いか:Fable 5.5のベンチマークはなく、Argonは数字が割れる

Fable 5.5については、Anthropicのベンチマークも、Artificial Analysisなどの第三者による測定もありません。あるのは個別のデモと感想だけなので、Fable 5.5を数字でGemini 4やGPT-6.1と比べることはできません。

Argonには数字がありますが、読み方に注意が要ります。以下はGoogle、Artificial Analysis、Vals AIが公表した値で、条件はそれぞれに添えています。Argonは10月13日から呼び出せるので、自分の作業でも確かめられるようになりました。

Googleの発表記事のベンチマーク表は、ArgonをGPT-6 Astra、Claude Fable 5.1、Claude Opus 5.5と比べたもので、GPT-6.1 Solは入っていません。Opus 5.5との比較では、Vals Indexが68.9対67.0、DeepSWE v1.1が77.9対74.2でArgonが上です。一方、FrontierSWE v2は55.0対62.3、Terminal-bench 4.0は57.4対66.4でOpus 5.5が上回っています。コーディングとターミナル作業では、発表元の表でも一方的な差にはなっていません。

Artificial AnalysisのGemini 4 Argonのページと同サイトの比較を見ます。同サイトのIntelligence Indexは2026年10月27〜28日に、9つの評価で構成するv5.0へ改定されました。それ以前のv4.3.2の点数や費用とは比べられません。2026年10月28日時点で、推論設定をhighにそろえた結果は次のとおりです。

モデル(推論設定high)Intelligence Index v5.01課題あたりの費用
Gemini 4 Argon50$3.84
Claude Opus 5.552$3.46
GPT-6.1 Sol50$0.59

high同士ではSolとArgonが同点、Opus 5.5が2点上です。ArgonとSolは導入期間の単価が同じ入力$2・出力$10なのに、1課題の費用は$3.84÷$0.59で約6.5倍の差があります。差を生んでいるのは消費したトークンの量です。Solをmax設定にすると55点・1課題$1.27で、high設定のArgonを5点上回り、費用は約3分の1です。12月1日にArgonの単価がすべて2倍になると、トークンの使い方が変わらなければ1課題は$3.84×2で約$7.68になる計算です。Vals AIのVals IndexではArgonが41モデル中1位の68.90%で、GPT-6.1 Solは61.15%です(Solの値はKingy AIがまとめたVals Indexの順位表によるもの)。いずれも各評価機関の課題での結果で、自分の作業での順位を保証するものではありません。

今どれを使うか:Sol・Argon・Opus 5.5・Fable 5.1の使い分け

Fable 5.5を待つ間も、作業は公開済みのモデルで進められます。

作業・状況今日の選択理由
大量処理、費用を優先したいGPT-6.1 Sol入力$2・出力$10。Artificial Analysisのhigh設定で1課題$0.59
Gemini APIやAI Studioで開発している、Gemini 4を試したいGemini 4 Argon有料枠でgemini-4-argonを呼び出せる。Googleの表ではVals IndexとDeepSWE v1.1でOpus 5.5より上。high設定の1課題は$3.84で、12月1日から単価が2倍
Claude Codeなどでのコーディングやエージェント作業Claude Opus 5.5入力$4・出力$20。Anthropicは多くの作業でFable 5.1並みと説明し、Googleの表でもFrontierSWE v2とTerminal-bench 4.0はArgonより上。Artificial Analysisのhigh設定でもArgonより2点上
Opus 5.5では届かない、長く難しい推論やエージェント作業Claude Fable 5.1入力$10・出力$50。単価は高いが、現在ドキュメントにある唯一のFable
すでにGPT-6 Astraで運用しているそのまま続け、Solと比べるGPT-6.1 Astraは公開中止で、Astraの後継は発表されていない
Fable 5.5の公開を待ちたい作業は止めずに評価用の課題を用意するAzureで名前が報告されただけでは使えない。公開されても、料金や利用上限は公開当日まで分からない

Opus 5.5とFable 5.1の使い分けについては、Anthropicのモデル一覧が「多くの作業はOpus 5.5から始め、難しい推論や長時間のエージェント作業にはFable 5.1を使う」と案内しています。詳しくはClaude Fable 5.1とOpus 5.5を比較:普段はどっちを使うべき?を、Fable 5.1の月額の目安はClaude Fable 5.1のAPI料金:単価と月額の目安を参照してください。

Fable 5.5が使えるようになったら確認すること:公式の4つの合図

Fable 5.5が本当に公開されたかは、次の4点で確かめられます。1〜3はAnthropicの公式ページ、4は自分のアカウントでの確認です。

  1. Anthropicのニュースページに発表記事が出ている。
  2. Claude Platformのモデル一覧にモデルページがあり、料金表に行がある。
  3. Claude Platformのリリースノートに記載がある。
  4. 自分のAPIキーでGET /v1/modelsを呼ぶと、結果にそのIDが含まれる。一覧はページ分けされるので、最後のページまで確認する。

クラウドのモデルカタログや設定ファイルに名前が出ることは、この4点の代わりになりません。10月13日のAzureの件のように、名前が先に見えても、それだけで呼び出せるとは限りません。Microsoft Foundry、AWS、Google CloudでFable 5.5を使うつもりなら、まずAnthropicの発表とモデル一覧を確かめ、そのうえで各クラウドの公式ドキュメントと自分のプロジェクトでそのIDを呼び出せるかを確認します。SNSでの「使えた」という報告や、モデル選択に表示が出ないままの応答の変化も、公式の確認の代わりにはなりません。

Argonは10月13日にこの段階を越えました。Googleの発表記事が出て、Gemini APIのモデル一覧にgemini-4-argonが載り、料金ページにも行があります。あとは自分の有料枠のAPIキーで呼び出せるかを確かめれば、比較に進めます。

公式のモデルIDと自分の環境で使えるかを確認し、同じ作業で品質・費用・時間を比べてから移行を判断する手順。未確認なら今の環境で続ける

公開後に公平に比べる条件

Argonは今日から、Fable 5.5は公開されたら、いきなり乗り換えずに今使っているモデルと同じ作業で比べます。

  • モデルIDで特定できるモデル同士を比べる。表示名やモデル自身の名乗りでは特定できない。
  • 同じ課題、同じ入力、同じツールと権限を使う。
  • 推論設定は名前ではなく、時間や予算の上限でそろえる。各社の「high」「max」は同じ計算量を意味しない。
  • 合格の基準を先に決め、やり直しの回数も数える。
  • かかった費用の合計と、使える成果が出るまでの時間を記録する。

費用は「すべての試行の費用÷合格した課題数」で、合格1件あたりに直して比べます。たとえば10課題に合計$4かかり、合格が8件なら、合格1件あたり$0.50です。Argonを試す場合は、11月30日までの単価と12月1日からの単価の両方でこの数字を出しておくと、導入期間が終わったあとも続けるかを判断できます。1秒あたりの生成速度が落ちても、必要なトークンや手直しが減れば、作業が終わるまでの時間は同じ割合では延びません。9月に報告された「品質は上がったが遅い」が自分の作業で得になるかも、この数字で判断できます。

冒頭の状況表は、Argonの一般提供で10月13日に一度書き換わりました。Fable 5.5の発表かGPT-6.1 Astraの公開があれば、また変わります。そのときも、上の4点を確かめてから同じ作業で比べる順番は変わりません。

参考資料13

本文で参照している外部ページを、登場順に並べています。最終更新日:2026年10月28日。

  1. 1.Anthropicのニュースページanthropic.com/news
  2. 2.Claude Platformのモデル一覧platform.claude.com/docs/en/models/overview
  3. 3.Googleの10月13日の発表記事「Gemini 4 Argon: Built to solve your hardest problems」blog.google/innovation-and-ai/models-and-research/gemini-models/introducing-gemini-4-argon
  4. 4.Gemini APIのモデル一覧ai.google.dev/gemini-api/docs/models
  5. 5.OrcaRouterの記事「Claude Fable 5.5 Beat GPT-6.1 Astra Before It Exists」orcarouter.ai/blog/claude-fable-5-5-leak
  6. 6.RuntimeWireのFable 5.5のAzureカタログ掲載に関する記事runtimewire.com/article/anthropic-fable-5-5-azure-catalog-listing
  7. 7.同じ指示と高い推論設定で次期FableとAstraを比べたX投稿x.com/notjazii/status/2100940408624939447
  8. 8.「5.2」は自分の推測だと説明する続きの投稿x.com/notjazii/status/2100941084025290762
  9. 9.Google Antigravityのモデル一覧ページantigravity.google/docs/models
  10. 10.Gemini APIの料金ページai.google.dev/gemini-api/docs/pricing
  11. 11.Gemini APIのGemini 4 Argonのモデルページai.google.dev/gemini-api/docs/models/gemini-4-argon
  12. 12.Artificial AnalysisのGemini 4 Argonのページartificialanalysis.ai/models/gemini-4-argon
  13. 13.Claude Platformのリリースノートplatform.claude.com/docs/en/release-notes/overview
さらに読む: モデル比較