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Claude Codeの本人確認「can't receive replies」:403の対処

Claude Codeの「can't receive replies」は本人確認の要求で、再試行や/loginでは消えません。対応地域なら身分証の原本で受けられます。

LaoZhang AI Team公開24 分で読めます
目次
Claude Codeの403「can't receive replies」は本人確認の要求で、同じアカウントでportal.anthropic.comから確認を受けることを示すカバー画像

Claude Codeが次の1行で止まった場合、Claude Codeの不具合でも、ネットワークやAnthropicの障害でもありません。Anthropicのサーバーが、このアカウントには本人確認(コミュニティでいうKYC)が済むまで応答を返さない、と答えています。2026年10月28〜29日に、設定を何も変えていない古いアカウントで出たという報告が相次いでいます。

Failed to authenticate. API Error: 403 Your account can't receive replies from Claude right now. You can find the next step in the Anthropic Verification Portal: https://portal.anthropic.com/verify?org=...

再試行、時間をおく、/loginのやり直しでは消えません。やることは2つです。まずclaude auth status --textでClaude Codeがどのアカウントでログインしているかを確かめ、そのうえでメッセージ末尾のportal.anthropic.com/verifyのリンクから、同じアカウントで本人確認を受けるかを決めます。日本はAnthropicの対応地域なので、日本にいて、政府発行の顔写真付き身分証の原本とカメラ付きスマートフォンが手元にあれば、確認は受けられます。

ただし、確認を済ませた直後にアカウントが停止されたという報告もあります。報告の多くは中国語圏のユーザーからで、Anthropicは2026年10月30日時点でこの波について何も説明していません。対応地域の外から使っている場合は、本人確認を通しても地域の条件は満たせないため、受ける前に下の判断表を見てください。

「can't receive replies」は不具合ではない:10月30日の再現

この文面はClaude Code本体には入っておらず、Anthropicのサーバーが返したエラーをClaude Codeがそのまま表示しています。2026年10月30日、macOSにネイティブインストールしたClaude Code 2.1.312のバイナリ(276MB)を「receive replies」「eplies from Claude」で検索したところ、一致は0件でした。一方で、別の状態を表す「Your account is on hold and can't use Claude Code」という2種類の文面とエラーコードaccount_on_holdは本体に入っています。Claude Codeの公式エラーリファレンスにも、2026年10月30日時点で「can't receive replies」の項目はありません。

同じ日に、ローカルで動かしたモックサーバーにこのエラーを返させて、Claude Codeの動きを確かめました。Anthropicの本物のサーバーでも、本物のアカウントでもありません。モックはPOST /v1/messagesにHTTP 403とこのメッセージを返すだけのもので、403というステータスは、2026年10月29日にX上でユーザーが投稿した実際の出力(@LiuVaayneの投稿)に合わせています。claude -pで実行すると、Claude Codeは上のコードブロックと一字一句同じ1行を表示し、リクエストを1回だけ送って再試行せず、1〜3秒で終了コード1を返しました。APIキー(x-api-key)でもANTHROPIC_AUTH_TOKENでも結果は同じです。claude.aiのサブスクでログインした場合の経路はこの再現に含まれず、その場合の表示は上記のユーザー投稿によるものです。

比較のために同じモックを401に切り替えると、Claude Codeは0.5秒から約38秒まで間隔を広げながら10回再試行し、約3分かけて11回リクエストしてからAPI Error: 401で終了しました。公式ドキュメントでも、Claude Codeが自動で再試行するのはサーバーエラー、過負荷、タイムアウト、接続切れ、一時的な429などで、401や403を再試行するのはapiKeyHelperで認証情報を渡しているときだけです。つまりこの403が即座に出たのは、サーバーの答えが確定しているからで、待っても再実行しても結果は変わりません。

モックサーバーでの再現:403はリクエスト1回で終了コード1、401は間隔を広げながら10回再試行して約3分で終了

先頭の「Failed to authenticate」は、Claude Codeが401にも403にも付ける前置きで、ログインが壊れているという意味ではありません。メッセージにはあなたの組織IDが入ったverify?org=のリンクが含まれているので、サーバーはどのアカウントかを把握したうえで応答を止めていると読めます。再ログインで直る一時的な認証エラーとは別物で、そちらの対処はClaude「Unable to authenticate」対処:待つか再ログインかにあります。

確認待ちと「on hold」は別の状態:表示で見分ける

「can't receive replies」は、確認が済むまで応答が止まっている状態で、アカウントはまだ停止されていません。これに対して、Claude CodeがYour account is on hold and can't use Claude Code. View details or appeal: https://claude.ai/restrictedと表示した場合は、公式エラーリファレンスの説明では、ログインしているClaudeアカウントそのものが停止(suspended)された状態です。コミュニティで「BAN」と呼ばれているのはこちらに近い状況で、ブラウザでサインインを終えた直後なら文面がcan't sign in to Claude Codeになり、-pやAgent SDKではエラーコードaccount_on_holdが返ります。

どちらも同じアカウントで/loginし直しても消えませんが、次の一手は違います。確認待ちならポータルで本人確認を受けるかを決め、on holdならリンク先のclaude.ai/restrictedで停止の詳細を見て、誤りだと思えば異議申し立てをします。

Claude Code 2.1.235より前のバージョンは、停止中のアカウントを「Login expired · Please run /login」と表示していました。古いバージョンでこの表示が繰り返し出る場合は、アップデートしてから表示を確かめると状態を取り違えずに済みます。ほかの原因で出る403(社内プロキシや中継サービスなど)は、Claude Codeの403・503・529:発生元と直し方で見分けられます。

本人確認を受けるべきか:状況別の判断

受けるかどうかは、Anthropicが公開している2つの条件で決まります。対応地域に実際にいること、そして有効な政府発行の顔写真付き身分証の原本が手元にあることです。Anthropicの対応地域一覧には日本も韓国も入っていますが、中国本土、香港、ロシアは入っていません。この一覧は変わることがあるので、受ける前に一度開いて確かめてください。

あなたの状況どうするか
日本など対応地域に住んでいて、身分証の原本とカメラ付きスマートフォンがある受ける。確認後に停止されたという報告はあるが、地域条件を満たしていれば確認を避ける理由は乏しい
対応地域にいるが、身分証が期限切れ、コピーしかない、手元にない原本を用意できるまで始めない。急ぎの作業は下の「待つ間」の方法で続ける
対応地域の外(中国本土、香港、ロシアなど)から使っている本人確認では地域の条件を満たせない。対応地域外からのアカウント作成は、Anthropicが挙げる停止理由の1つになっている
組織として確認を求められた法人名、住所、登記番号に加え、担当者の身分証原本とスマートフォンを用意する

身分証の条件はClaudeヘルプセンターの本人確認の記事に書かれています。認められるのはパスポート、運転免許証、州・県発行の身分証、国民IDカードなどの原本で、判読でき、破損がなく、有効期限内で、本人の顔写真が入っているものに限られます。コピー、スクリーンショット、スキャン、写真を撮った写真、スマートフォンのデジタルID、学生証や社員証などの政府発行でない証明書、仮の紙の証明書は使えません。電話番号や支払いを含む確認全般の流れは、Claude KYC 認証ガイド 2026: 電話番号、本人確認、支払い、アカウント境界にもあります。

本人確認を安全に受ける手順:同じアカウントでportal.anthropic.comへ

確認は、メッセージに出たアカウントと同じアカウントで受けることが一番大事です。会社用と個人用など複数のアカウントを使い分けていると、別のアカウントで確認を済ませても403は消えません。

  1. ターミナルでclaude auth status --textを実行するか、Claude Codeのセッション内で/statusを開き、いまClaude Codeが使っているログイン(メールアドレスや組織)を確かめます。
  2. Claude Codeに表示されたリンクを開くか、ブラウザでportal.anthropic.comに直接アクセスし、手順1で確かめたAnthropicアカウントでサインインします。アドレスがportal.anthropic.comであることを確かめ、メールやSNSのメッセージで届いた別のリンクは使いません。同じポータルにある「Cyber Verification Program」はセキュリティ専門家向けの別の申請なので、ここでは選びません。
  3. 案内に従い、確認パートナーのPersonaの画面で身分証の原本を撮影し、求められればスマートフォンでその場の自撮りをします。
  4. 失敗したときは、明るい場所で撮り直すか別の身分証に替えて、フローの中で再挑戦します。試行回数を使い切った場合は、本人確認記事にあるヘルプフォームから問い合わせます。
  5. 確認を終えたら、Claude Codeで短いコマンドを1回だけ実行して結果を見ます。

身分証の画像と自撮りはPersonaが保管し、Anthropicのシステムには保存されず、モデルの学習にも使われないとヘルプセンターは説明しています。審査にどれくらい時間がかかるかは、2026年10月30日時点で公表されていません。

確認後にClaude Codeに出る表示:通過・未完了・停止

確認を終えたあとClaude Codeで見えるものは、結果によって3通りに分かれます。確認を通過すれば応答が戻るはずですが、通過すれば必ず使えるという約束は、2026年10月30日時点でAnthropicの公開情報にありません。

結果Claude Codeの表示次の一手
通過した通常どおり応答が返るそのまま作業を再開する。止めていたスクリプトやCIも再開してよい
未完了・審査中同じ403の1行がすぐに出ると考えられる(再試行はしない)ポータルで状況を見る。何度も実行しても変わらないので、待つ間は別の手段を使う
確認後に停止されたサブスクでログインしていれば上で触れたon holdの表示。確認後に「Your account has been suspended」という表示が出たと投稿したユーザーもいる次の段落の異議申し立てとデータのエクスポートへ

Claude Codeの表示から状態と次の一手を見分ける図:403は確認待ち、on holdはアカウント停止、通常の応答は確認通過

停止された場合は、そのアカウントでclaude.aiにログインし、claude.ai/restrictedのフォームから異議申し立てができます。停止中でもFree、Pro、Maxのユーザーはログインしてデータをエクスポートできるので、申し立ての結果を待たずに会話履歴を取り出しておくと安心です。返金は、規約違反による停止なら対象外、それ以外の理由による停止ならWebで購入した分が日割りで返されます。回答の期限は公表されておらず、Anthropicの透明性レポートでは2026年1〜6月の異議申し立て約39.8万件のうち、判断が覆ったのは約4.2万件(約10.6%)でした。手続きの詳細はClaude Code Max 課金後すぐにアカウント凍結?異議申し立てと返金にあります。

待つ間にClaude Codeで作業を続ける方法:APIキーと別モデル

確認待ちの間にどう作業を続けられるかは、手元にある認証情報と、なぜ止まったかで変わります。公式エラーリファレンスは、アカウントが停止されたときの対処として、停止の影響を受けていない別のClaudeアカウントで/loginするか、影響を受けていないAPIキーをANTHROPIC_API_KEYに設定すれば作業を続けられると案内しています。本人確認待ちの場合も同じ考え方で試せますが、同じ人のConsole(API)アカウントのキーが確認待ちの間も使えるかどうかは公表されていません。ClaudeアカウントとConsoleアカウントは同じメールアドレスでも別々に動くとヘルプセンターは説明していますが、APIキーで同じ403が返ってきた場合は、そのキーもいまは使えないと判断してください。どちらの認証情報が優先されるかは、Claude CodeのAPIキーとサブスク課金:どちらが優先されるかと戻し方で確かめられます。

Anthropic以外のモデルをClaude Codeから使う方法もあります。たとえばGLM-5.3-FlashをClaude Codeで使う設定:モデル割り当てとeffortのように、ANTHROPIC_BASE_URLを別のプロバイダーに向ければ、Claude Code自体はそのまま使えます。別のAPIサービス経由でClaudeモデルを呼ぶ選択肢としてはlaozhang.aiがあり、ANTHROPIC_BASE_URLをhttps://api.laozhang.ai(/v1は付けない)にしてlaozhang.aiのキーを使いますが、2026年10月30日時点のドキュメントでは出力が32,768トークンまでで、web_searchやweb_fetch、code_executionといったAnthropicのサーバーツール、トークン数カウント、Batches、Filesには対応していません。どの方法も、Anthropicのアカウントが停止された人や、対応地域外にいる人がAnthropicに戻る手段にはなりません。

注記:laozhang.ai は当ブログ運営チームの自社サービスです。その料金は中立的な比較ではなく、自社の提示価格です。

「解除代行」や新しいアカウントを使ってはいけない理由

このメッセージを引用して「解除できます」とTelegramの連絡先へ誘導する投稿が、2026年10月30日時点でThreadsに出ています。こうした解除代行はAnthropicの手続きではなく、ポータルの確認はアカウントの持ち主が自分の身分証で受けるものです。Anthropicの利用ポリシーは、検出を逃れるための複数アカウント、停止を別のアカウントで回避すること、対応地域ポリシーに反する利用、ログイン制限の回避、許可のない再販や中継を禁じており、利用規約はアカウントや認証情報の共有も認めていません。他人の身分証で確認を通すことや、停止後に新しいアカウントを作ることは、これらに当たり、次の停止の理由にもなります。

スクリプトやCIで検知する:api_error_statusが403なら止める

claude -pをスクリプトやCIで使っている場合は、--output-format jsonのapi_error_statusが403かどうかで判定し、ジョブを止めて人に知らせるのが確実です。2026年10月30日のモックでの再現では、出力は次のようになりました(抜粋)。

json
{"type":"result","subtype":"success","is_error":true,"api_error_status":403,"terminal_reason":"api_error","result":"Failed to authenticate. API Error: 403 Your account can't receive replies from Claude right now. ..."}

失敗しているのにsubtypeは"success"になっているため、subtypeだけを見ると成功と誤判定します。終了コードは1なので、is_errorとapi_error_statusを合わせて確かめ、403のときは再実行のループに入れないようにしてください。

なぜ何年も使ったアカウントに今出たのか:Anthropicは説明していない

2026年10月30日時点で、Anthropicはこの波について何も公表していません。なぜ2026年10月28〜29日に長く使われてきたアカウントへまとめて出たのか、確認にどれくらいかかるのか、通過すれば必ず使えるのかは、Claude Codeのエラーリファレンス、本人確認のヘルプ記事、GitHubのanthropics/claude-codeのIssueのどこにも書かれていません。ヘルプ記事が触れているのは、特定の機能を使うとき、定期的なプラットフォームの健全性チェック、その他の安全やコンプライアンスの措置として確認を求めることがある、という一般的な説明だけです。

報告の中身はまちまちです。Xでは「何年も使ったアカウントが今日出た」という投稿が1日で十数件集まり(@xbanbooのスレッド)、返信のうち2人は確認後に停止されたと書き、スレッドを引用した別の投稿でも1人が「確認したら停止された」と書いていて、停止の報告は合わせて3人です。一方で、1人はパスポートでは通らなかったと書き、2人は中国のパスポートで通ったと書いています。投稿者はほぼ中国語圏で、対応地域外から使っていたとみられる人が多いため、日本の読者にそのまま当てはまるとは限りません。いずれも本人の申告で、件数も少なく、Anthropicの方針を示すものではありません。

Claude Code本人確認エラーのよくある質問

claude.aiの「Replies from Claude are unavailable」と同じ?

同じ時期にclaude.ai側で出ている「Replies from Claude are unavailable on your account. You can complete the verification now in the Anthropic Verification Portal.」や「Complete verification to continue」も、同じAnthropic Verification Portalへ案内する本人確認の要求です。確認するのはアカウント単位なので、ポータルで一度済ませれば、同じアカウントのClaude Codeとclaude.aiの両方が対象になると考えられます。確認の一般的な流れはClaude KYC 認証ガイド 2026: 電話番号、本人確認、支払い、アカウント境界にあります。

マイナンバーカードで本人確認はできますか?

2026年10月30日時点のClaudeヘルプセンターは、認められる身分証の例として「national identity card(国民IDカード)」を挙げていますが、マイナンバーカードを名指しで認めた記載はありません。スマートフォンに入れたデジタルIDやモバイル版の証明書は使えないと明記されているので、使うならカードの原本です。確実に進めたい場合は、例として名前が挙がっているパスポートか運転免許証を用意してください。

参考資料6

本文で参照している外部ページを、登場順に並べています。最終更新日:2026年10月30日。

  1. 1.Claude Codeの公式エラーリファレンスcode.claude.com/docs/en/errors
  2. 2.@LiuVaayneの投稿x.com/LiuVaayne/status/2115623547699945660
  3. 3.Anthropicの対応地域一覧anthropic.com/supported-countries
  4. 4.Claudeヘルプセンターの本人確認の記事support.claude.com/en/articles/14328960-identity-verification-on-claude
  5. 5.Anthropicの利用ポリシーanthropic.com/legal/aup
  6. 6.@xbanbooのスレッドx.com/xbanboo/status/2115579891622326479
さらに読む: Claude Code
403はプロキシ・権限・WAF、503は中継サービス・ゲートウェイ、529はAnthropic側の容量不足と、Claude Codeのエラーごとに発生元を示すカバー画像
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Claude Codeの403・503・529:発生元と直し方

403や503は、社内プロキシ、アカウント権限、中継サービス、Bedrockのどれが返したかで直し方が変わります。529はAnthropic側の混雑で、利用上限ではありません。

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クラウドクレジットはPro$100・Max$250、使用クレジットはAPI標準料金、上限リセット権は5時間枠か週次枠を戻す無料の特典と並べた2026年9月24日時点のカバー画像
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Claudeクラウドクレジット・使用クレジット・リセット権の違い

クラウド試用残高、使用クレジット、リセット権、月額APIクレジットは別物です。使用クレジットは有効化済みなら上限後に自動で従量課金へ切り替わります。クラウド試用分は10月7日に受け取り終了で、残高と期限をアカウントで確認します。

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