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ChatGPT画像編集の使い方:ボタン操作も描き直し、一部だけ直す手順

ChatGPTの画像編集は、背景を削除やサイズ変更のボタンも指示文として送られ、画像全体が作り直されます。1回に直す箇所は1つ、サイズ変更が先で背景削除は最後です。

LaoZhang AI Team公開26 分で読めます
目次
ChatGPT画像編集はボタン操作も描き直しになるため、1回に1か所、サイズ変更が先、前の版は新しいチャットで直す

ChatGPTで画像を編集するには、会話に出ている画像の「編集」を押します。右側に画像パネルが開き、入力欄が「編集内容を入力」に変わるので、そこに直したい箇所を書いて送るか、パネル下のツールバー(マークアップ、コメント、背景を削除、消去、サイズ変更)を使います。ChatGPTで作った画像でも、自分でアップロードした写真でも考え方は同じで、OpenAIの公式ヘルプによると画像の作成と編集は全プランで使えます。

注意したいのは、このエディターがピクセルを直接いじる画像編集ソフトではないことです。2026年10月30日に試したところ、「背景を削除」も「サイズ変更」も、押した瞬間に決まった指示文があなたのメッセージとして送られ、画像がまるごと生成し直されました。背景はきちんと透明になったものの、正方形の画像が横長に変わり、端の観葉植物が切れています。だから、1回の編集で直すのは1か所だけにし、残したい部分を言葉で書き、縦横比を変えるならサイズ変更を先に、背景削除は最後に回してください。背景削除の後は、透過だけでなくサイズと構図も確かめます。

例外は、最新ではない前の版を直したいときです。同じテストでは、パネルで元の画像を開いていても、ボタンは会話の最新の画像に対して働きました。前の版から直すなら、その画像を保存して新しいチャットにアップロードし直すほうが確実です。

ChatGPTの画像エディターを開く:「編集」から画像パネルへ

エディターの入口は、会話内の画像の左下に出る「編集」ボタンです。押すと画面右側に画像パネルが開き、画面下の入力欄の表示が「編集内容を入力」に変わります。この状態で送ったメッセージは、パネルに開いている画像への編集指示として扱われます。パネル上部には拡大率、「ダウンロード」「共有」、拡大表示、閉じるボタンが並び、パネル下部に編集ツールが並びます。

Webでの基本の流れは次のとおりです。

  1. 会話の画像の左下にある「編集」を押す。
  2. 右側の画像パネルで、直したい画像が開いているか確かめる。
  3. 入力欄「編集内容を入力」に変更内容を書いて送るか、パネル下のツールを使う。
  4. 新しい画像が会話に追加されるので、元の画像と見比べる。

手元の写真を直したいときは、チャットに画像を添付し、変えたい内容を書いて送れば編集として扱われます。OpenAIのヘルプ記事「ChatGPT の画像(Images in ChatGPT)」は、ChatGPTで作った画像を選ぶか既存の画像をアップロードし、変更を説明するという2つの入口を案内しています。なお、このヘルプはエディターの機能を「選択」「アスペクト比」という名前で説明していて、2026年10月30日時点のWeb画面のボタン名とは一致しません。画面にこの表記が出ている場合は、「選択」が範囲指定、「アスペクト比」がサイズ変更にあたります。

ツールバー5つとモバイルの「削除」:何が送られ、いつ使うか

どのボタンも画像をその場で加工する道具ではなく、指示を送って新しい画像を作らせる入口です。違いは、場所をどう伝えるかと、どんな指示文が自動で付くかにあります。下の表の「送られるもの」は、ChatGPTデスクトップ版26.1023.51421(2026年10月29日付)に含まれる日本語の文字列と、2026年10月30日にWebで実際に押した結果に基づいています。

操作押すと送られるもの向いている用途気をつける点
入力欄に文章だけ書く書いた文章そのもの色、表情、小物の差し替えなど、場所を言葉で言える変更場所を書かないと、画像全体が変更の対象になる
マークアップ画像に描いた線、文字、図形、コメントを1枚に合成した画像と、「指示を追加…」欄の文章「ここ」と印で示したい位置指定印を付けても、生成し直されるのは画像全体
コメント画像上の番号付きピンと、ピンごとのコメント直したい場所が離れていて、場所ごとに指示を分けたいとき複数箇所を一度に直すと、崩れたときに原因を切り分けにくい
背景を削除「この画像のバックグラウンドを削除してください。フォアグラウンドの被写体はすべて変更せず、完全な状態を保ち、輪郭をきれいで滑らかにしてください。バックグラウンドを透明にしてください。」被写体を切り抜いた透過画像が欲しいときテストでは縦横比が変わり、被写体の端が切れた
消去文字列上の説明は「ブラシでなぞった部分を消す」機能で、送られる指示文は含まれていない小さな不要物を消したいとき2026年10月30日のテストでは押していない
サイズ変更「アスペクト比を 16:9 にしてください」など。選べるのは正方形1:1、縦長3:4、横長4:3、ワイドスクリーン16:9、ストーリー9:16SNSやスライドに合わせて縦横比を変えたいときトリミングや余白の追加ではなく、構図ごと描き直される
削除(モバイル)元画像と、塗った範囲を白黒で示したマスク画像の2枚に「2枚目の画像で示された領域を1枚目の画像から削除」を付けたものスマホで不要物をブラシでなぞって消したいときテストしたWebの画面には表示されなかった

日本語の画面では「削除」「消去」「背景を削除」と似た言葉が3つ並ぶので、混同しやすい点に注意してください。「背景を削除」は背景全体を透明にするボタン、「消去」はブラシでなぞった部分を消すWebのツール、「削除」は同じくブラシで範囲を塗って消すモバイルのツールです。Webのツールバーの並びは、テストに使った1つのアカウントで確認したもので、アカウントやプラン、時期によって表示が違う可能性があります。

ChatGPTのWebツールバーにあるマークアップ・コメント・背景を削除・消去・サイズ変更と、モバイルの削除がそれぞれ何を送るか、似た名前の3つの違いをまとめた図

背景を削除・サイズ変更で画像が変わる理由:2026年10月30日のテスト

ボタンを押した後に画像が大きく変わるのは、ボタンの中身が決まった文章の指示で、その指示から画像全体が生成し直されるからです。2026年10月30日、Plusの個人アカウントでChromeからchatgpt.comを開き、表示言語を中国語にした状態で、ボタンごとに1回ずつ試しました。画面は中国語でしたが、送られた文はアプリに含まれる中国語版の指示文と同じで、日本語の画面なら上の表の日本語の文が送られる作りです。

まず、木の机に青いマグカップ、左に小さな観葉植物、右に白い付箋を置いた正方形の写真風画像を生成しました。サイズは1254×1254です。ここで「背景を削除」を押すと、背景削除の指示文がすぐにメッセージとして投稿され、新しい生成が始まりました。できあがった画像は本物の透過PNGで、全ピクセルの53.4%が完全に透明でした。ただし、サイズは1536×1024の横長に変わり、左の観葉植物は画像の端で切れていました。

続いて、パネルで最初の元画像を開いた状態で「サイズ変更」から「ワイドスクリーン」を選びました。投稿されたのは16:9への変更を求める指示文で、結果は1672×941の新しい画像です。元画像の端を切ったり余白を足したりしたのではなく、物の配置が組み直され、右下にあったペンは消えていました。しかも、元になっていたのはパネルで開いていた元画像ではなく、会話の最新の画像、つまり背景を削除した版でした。この画像は透明なピクセルが0%で、グレーと白の市松模様は透過ではなく絵として描き込まれていました。

1254×1254の正方形の元画像が、背景を削除で1536×1024の横長になり観葉植物が切れ、ワイドスクリーンへのサイズ変更で1672×941になりペンが消えて市松模様が絵になった流れ

どちらも1回ずつのテストなので、毎回同じように縦横比が変わったり端が切れたりするとは限りません。それでも、ボタン操作が「元の画像を部分的に加工する処理」ではなく「指示付きの生成」であることは、押した直後に指示文が投稿される動きと、アプリの文字列の両方で確かめられます。マークアップ、コメント、消去の説明は、アプリの文字列とOpenAIのヘルプに基づくものです。ヘルプ自身も、範囲を指定したハイライトは正確とは限らず、指定した範囲の外まで編集が及ぶことがあると書いています。

一方で、作った画像が後から勝手に変わるわけではありません。編集のたびに新しい画像が会話に追加され、テストでも最初の元画像は会話に残ったまま、パネルで開き直せました。変わるのは「編集した結果の新しい画像」のほうです。

サイズ変更と背景を削除はどちらが先?サイズ変更を先にする

透過が必要な画像の縦横比も変えたいなら、サイズ変更を先に済ませ、背景を削除は最後に1回だけ押します。上のテストでは、背景を削除した後にサイズ変更をすると、透明だった背景がグレーと白の市松模様の絵に置き換わり、透過が失われました。サイズ変更は画像全体を描き直すので、それより前に作った透過は残らないと考えておくのが安全です。ただし、同じテストでは「背景を削除」そのものも1254×1254の正方形を1536×1024の横長に変え、観葉植物を端で切っていました。最後に背景を削除した後も、透過しているかに加えて、サイズと構図が崩れていないかを確認してください。

順番を逆にしてしまった場合は、市松模様の画像をそのまま使わず、サイズ変更後の画像に対してもう一度「背景を削除」を押してから、保存したファイルが本当に透過しているかを確かめます。見た目が市松模様でも透過していないことがあるので、見分け方は「ChatGPT・GPT Imageの背景透過が市松模様に:見分け方と直し方」で確認してください。また、構図を一切変えずに比率だけ変えたいなら、ChatGPTのサイズ変更ではなく、手元の画像編集アプリでトリミングするほうが確実です。

顔や商品を変えずに一部だけ直す手順

一部だけ直すときは、どの版を直すかを決め、場所を指定し、変える内容と残す部分を同じ指示に書き、送った後に前の版と見比べます。どの方法でも画像全体が生成し直されるので、「どこを変えるか」と同じくらい「どこを変えないか」を書くことが仕上がりを左右します。

  1. 会話の最新の画像が、直したい版かどうかを確かめます。違う場合は、次の節の方法で前の版から始めます。
  2. 文章で「右手に持っている青いマグカップ」のように場所を書くか、マークアップやコメントで印を付けます。ヘルプのとおり範囲指定は正確とは限らないので、印を付けた場合も文章で場所を書き添えます。
  3. 変える内容と残す部分を1つの指示にまとめます。変えるのは1か所だけにし、顔や商品ラベル、背景など残したいものを名指しします。
  4. 新しい画像を前の版と見比べ、顔立ち、文字、商品の形や色、背景、縦横比が変わっていないかを確認します。
  5. 崩れていたら、その画像に重ねて直さず、崩れる前の版からやり直します。重ねて直すと次の編集も崩れた版を元に始まるので、前の版に戻り、場所の書き方や残す部分の指定を変えて送り直します。

手順3の指示は、たとえば次のように書きます。

写真の人物が右手に持っている青いマグカップだけを、白いマグカップに変えてください。
人物の顔立ちと表情、髪型、服装、背景、光の向き、構図、画像の縦横比はそのままにしてください。

複数の箇所を直したいときも、1回に1か所ずつ送るほうが、どの指示で何が崩れたかを追えます。画像の中の文字や色、レイアウトが崩れる場合は「ChatGPT と Gemini で文字・色・ワークシート配置が崩れる理由」が原因と対処を扱っています。場所を絞って書き直しても残したい部分が変わり続けるなら、ChatGPTでの編集は切り上げ、「ChatGPT以外の画像編集AI:写真から画像を作るツールと使い方」で紹介している別の道具を検討してください。

前の版を直したいとき:新しいチャットにアップロードし直す

最新の画像ではなく、その前の版から直したいなら、その版を保存して新しいチャットにアップロードしてから編集します。上のテストでは、パネルで元画像を開いていても、サイズ変更は会話の最新の画像を元に作られました。1回の観察で、OpenAIが説明している仕様ではありませんが、パネルで開いている画像がそのまま編集の元になるとは限らないと考えて動くほうが安全です。

具体的には、直したい版をパネルで開いて「ダウンロード」で保存し、新しいチャットを開いてその画像を添付し、変更内容を書いて送ります。新しいチャットなら会話にある画像はその1枚だけなので、どの版が元になったか迷うことがありません。直したい版を手元に保存していない場合でも、会話の画像はパネルで開き直せるので、そこからダウンロードできます。

スマホのChatGPTで画像編集する場合の違い

スマホのアプリでも、画像を全画面で開いて「編集」を押す流れは同じですが、ブラシで消す「削除」とスケッチはモバイルにだけあります。OpenAIのヘルプによると、モバイルでは画像を全画面で開いて編集やコメントができ、画像の操作に「サイズ変更」と「削除」が含まれます。範囲を指定するときはスライダーでブラシの太さを調整して塗り、次に進んで変更内容を書きます。

スケッチは入力欄の「@」メニューから呼び出す機能で、ヘルプではモバイル限定とされています。一方、Webの画面でテストしたアカウントには「削除」は表示されず、ブラシで消すツールは「消去」でした。スマホとパソコンで同じボタン名を探して見つからないときは、この違いを疑ってください。モバイルの操作は2026年10月30日のテストでは試しておらず、上の説明はOpenAIのヘルプに基づいています。

ChatGPT画像編集の回数・無料・安全性についてのよくある質問

ChatGPTで画像編集は1日に何回までできますか?制限はありますか?

2026年10月30日時点で、OpenAIはFree、Go、Plusで画像を何枚作れるかを公表しておらず、編集だけの回数も示していません。ボタン操作も含めて、編集は1回ごとに新しい画像の生成になるので、画像生成と同じ枠を使うと考えておくのが安全です。利用者の報告にもとづく目安は「ChatGPT PlusとGoの画像生成制限:1日の上限・枚数・アップロード」にまとめています。

無料プランでもChatGPTの画像編集は使えますか?

使えます。OpenAIのヘルプでは、画像の作成と編集は全プランが対象です。ただし無料プランの画像作成は回数に限りがあり、上限に達すると画面に通知が出ます。1回の編集で直す箇所を1つに絞り、失敗した版に重ねて直さないようにすると、やり直しで枠を使い切りにくくなります。

「ChatGPT 画像編集」と名乗る外部サイトは公式ですか?

公式ではありません。ChatGPTの名前を使った画像編集サイトはOpenAIの製品ではなく、ChatGPT純正のエディターはchatgpt.comとChatGPTアプリの中にあるものだけです。

写真をChatGPTに送って加工しても大丈夫ですか?

送った写真がどう扱われ、学習に使われないようにするにはどうするか、会話を消しても残る場所はどこかは「ChatGPTに送った写真はどうなる?学習の止め方と消しても残る場所」で説明しています。顔写真や個人情報が写った画像を送る前に確認してください。

「この画像は利用できなくなりました」と出て編集できないときは?

ChatGPTの画面に「この画像は利用できなくなりました。もう一度アップロードしてみてください。」と出たら、手元に保存した画像を新しいチャットにアップロードし直して編集します。保護者と連携した10代のアカウントでは、保護者が画像の作成と編集を制限できるため、それが原因で使えないこともあります。生成そのものが止まる、エラーが続くといった場合は「ChatGPTで画像生成できない原因と対処法:表示別に待つか止めるか」で表示ごとの対処を確認してください。

編集した画像を削除するには?

OpenAIのヘルプによると、ChatGPTで作った画像を削除するには、その画像がある会話を削除します。会話を消しても画像が残る場合の手順は「ChatGPTの画像を削除する方法:チャットを消しても残るときの手順」にあります。

ChatGPTの画像編集にはどのモデルが使われていますか?

OpenAIのヘルプは、ChatGPT Images 2.5でより精密な編集ができるようになったと説明しています。モデルの選び方やAPIでの名前は「ChatGPT Images 2.5の使い方:SunburstとFlareはどこで選べる?」で扱っています。

参考資料1

本文で参照している外部ページを、登場順に並べています。最終更新日:2026年10月30日。

  1. 1.ChatGPT の画像(Images in ChatGPT)help.openai.com/en/articles/11084440-images-in-chatgpt
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ChatGPTの画像生成で待機、確認、再試行を判断する概念図
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