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Grok画像から動画生成の使い方:月$30から、480pと1080pの実測比較

Grokの画像から動画生成は月$30のPremiumからで、FreeとPlusは不可。2026年10月30日の実測では1080p・10秒で絵柄が変わり、480p・6秒は元のまま。

LaoZhang AI Team公開22 分で読めます
目次
Grokの画像から動画生成は月$30のPremium以上で使え、FreeとPlusは対象外、xAI APIは1本$0.12からの別料金

Grokで手元の画像を動画にできるのは、2026年10月30日時点でThe X Subscriptionの月$30のPremium以上です。x.ai/pricingの比較表では、Freeと月$8のPlusの動画生成は「Not included」で、画像生成はできても動画は作れません。旧SuperGrokプランは乗り換えなくても使い続けられますが、この表には載っていないため、grok.comで短い1本を試して判断します。

Premium以上なら、grok.comのImagineで画像をアップロードし、動画モードで「何が、どう動くか」を書いてEnterを押すだけです。最初は480p・6秒で試してください。同じ日に同じイラストで2本作ったところ、480p・6秒は20秒ほどで元の絵柄のまま仕上がり、1080p・10秒は45.5秒かかって終盤に絵柄がリアル寄りに描き直されました。

アプリでの動画にPremiumは高いと感じるなら、月$8のPlusとxAI APIのクレジットを組み合わせる方法があります。料金ページではAPIの利用はPlus以上に含まれ、Freeは対象外です。APIの料金はプランとは別に秒単位で請求され、6秒の動画1本はgrok-imagine-video-1.5-liteで$0.12、grok-imagine-video-1.5で$0.48です。

Grokの動画生成はどのプランから使える?FreeとPlusは対象外

2026年10月30日時点のxAIの料金ページ(x.ai/pricing)では、動画生成が含まれるのはPremium以上の個人プランと法人向けプランで、FreeとPlusには含まれません。Premiumのプラン説明にも「AI画像と動画の生成」が入っており、ここが動画の境目です。

プラン動画生成備考
Free($0)含まれない画像生成は回数制限付き
Plus(月$8)含まれない画像生成は利用枠の範囲で可
Premium(月$30)含まれるPlusの4倍の利用枠
Super(月$100)・Ultra(月$200)含まれるPlusの15倍・50倍の利用枠
旧SuperGrok・X Premium比較表に記載なし旧SuperGrok Plusでは2026年10月30日に生成できた
xAI APIプランと別に従量課金1本$0.12〜$1.20(後述)

有料プランの利用枠は、チャット、Imagine、音声、Grok Botで共有する週ごとの枠1つです。Grokのヘルプ(FAQ)は、高品質な動画の生成はチャットのメッセージよりはるかに多く枠を使うと説明していますが、動画1本で何%減るか、週に何本作れるかは公開していません。残量と次のリセット日時は、grok.comの設定にある使用量の画面で確かめられます。参考までに、旧SuperGrok Plusのアカウントで2026年10月30日に動画を2本作った直後も、週の利用枠の表示は0%のままでした。これは旧プランでの結果で、Premiumでの減り方を示すものではありません。

2025年には無料版で動画を作れたという利用者の報告もありましたが、2026年10月30日時点の比較表ではFreeに動画生成は含まれていません。プランごとの料金や旧プランからの乗り換えは、Grok Bot料金:X Subscriptionは月$30のPremiumから、Plusは対象外で詳しく扱っています。

grok.comで画像から動画を作る手順

Web版のgrok.comでは、Imagineの入力欄に画像を添付し、動画モードに切り替えて指示を送ります。アップロードしただけでは生成は始まらず、Enterを押した時点で始まります。以下は2026年10月30日時点のWeb版の流れです。iOS・Android版のGrokアプリでも写真から動画を作れますが、ボタンの位置や表示はWeb版と異なる場合があります。

  1. grok.comにログインし、Imagine(grok.com/imagine)を開きます。
  2. 入力欄の「+」から画像をアップロードします。Grokが受け付ける画像はJPEG、PNG、WebP、HEIC、BMPです。
  3. 入力欄のモード切り替えで、画像ではなく動画を選びます。
  4. 解像度を480p・720p・1080pから、長さを6秒・10秒・15秒から選びます。最初の1本は480p・6秒にしておくと、結果が早く出て判断しやすくなります。
  5. 動かしたい内容を書いてEnterを押します。書き方は後述のプロンプトの節で説明します。
  6. 仕上がったら再生して確認し、気に入らなければ再生成、よければダウンロードします。

画像をアップロードすると、入力欄から縦横比の選択肢が消えます。出力の縦横比は元画像に合わせて決まるので、縦長の動画にしたいなら、先に画像を縦長に切り抜いてからアップロードしてください。添付画像の横には最初と最後のフレームを指定する枠も表示され、入力欄のヒントでは、終わりの絵を選ぶことや、つなぎ目のないループ動画を作れることが案内されています。

2025年当時は、設定の「アップロードされた画像を自動的に生成」をオフにすれば、アップロードした瞬間に勝手に生成されなくなるという情報がありました。2026年10月30日時点のWeb版の設定にはこの項目がなく、前述のとおり送信するまで生成は始まりません。アプリ版の設定に同じ項目が残っているかは、公開情報に記載がありません。

解像度と秒数の選び方:480p・6秒と1080p・10秒の実測

迷ったら480p・6秒から始め、動きが思いどおりになってから長さや解像度を上げるのが安全です。2026年10月30日の実測では、1080p・10秒は高精細になった代わりに元のイラストの絵柄が後半で変わりました。

条件は次のとおりです。grok.comのWeb版で、旧SuperGrok Plusの有料アカウントを1つ使い、人物の写っていない1600×900(16:9)のフラットな灯台のイラストに、同じプロンプトで2本を生成しました。出力サイズと長さは、ページ上の動画プレーヤーが返す値です。

項目480p・6秒1080p・10秒
完成までの時間約15〜20秒45.5秒
出力サイズ736×4001920×1088
実際の長さ6.04秒10.04秒
絵柄フラットな画風、灯台の縞模様と配色を維持最初のコマは元画像どおり、終盤は岩や水しぶきが増えリアル寄りに描き直し
動き寄り、灯台の光、雲、帆船が指示どおり動いた寄りと光の回転は指示どおり
音声―生成された音声付き(初期状態はミュート)
結果画面の追加ボタン延長・アップスケールが表示表示されず

同じ灯台のイラストで作った480p・6秒と1080p・10秒の動画の、完成時間・出力サイズ・絵柄の違い

1080p・10秒のほうでは、プロンプトに「灯台と色は変えない」と書いており、灯台の色は保たれましたが、背景の小島が岩場になり、海面に日差しの照り返しが加わるなど、画風そのものはリアル寄りに変わりました。1枚の画像での2本だけの結果なので、どの画像でも同じになるとは限りません。ただ、ロゴ入りの商品画像やイラストのように見た目を崩したくない素材では、短く低い解像度で動きを確かめてから上げる順番にしておくと、失敗作に時間と利用枠を使わずに済みます。

長さは1回の生成で最大15秒です。30秒の動画を一度に作る設定はありません。480p・6秒の結果画面には延長とアップスケールのボタンが出たので、短く作ってから伸ばす・高解像度にする流れも取れますが、延長で何秒まで伸ばせるかはxAIのアプリ向けヘルプに記載がありません。なお720pを選んでも、プランごとの720pの上限に達すると自動的に480pで出力されます(後述)。

Grokで写真を動かすプロンプトのコツ:場面ではなく動きを書く

画像から動画を作るとき、アップロードした画像はそのまま最初のコマになります。プロンプトに書くのは「何が写っているか」ではなく、「そこから何がどう動くか」です。xAIの画像から動画のドキュメントも、プロンプトはその後に起きることを描写するものと位置づけています。

書く順番は、カメラの動きを1つ、画面の中で動くものを2〜3個、最後に変えてほしくないもの、が扱いやすい形です。画像に写っているものを改めて説明するより、動きと固定したいものに言葉を使います。実測で使ったプロンプトは次のとおりです。

Slow push-in. Waves roll toward the shore, the clouds drift right,
the lighthouse beam sweeps across the sky, the small sailboat rocks gently.
Keep the lighthouse and colors unchanged.

日本語にすると「ゆっくり寄る。波が岸に寄せ、雲は右へ流れ、灯台の光が空をなめるように回り、小さな帆船がゆっくり揺れる。灯台と色は変えない」です。480p・6秒ではこの指示どおりに動き、最後の一文も守られました。人物の写真なら「瞬きをしてゆっくり笑顔になる。髪が風で少し揺れる。顔立ちと服は変えない」のように、表情や髪の動きと固定したい部分を分けて書きます。動きを1つ足して結果を見る、というように一度に変える要素を絞ると、どの指示が効いたのか分かります。

モデレート済み・480pに落ちる・動画が選べないときの対処

失敗の多くは、プランの対象外、内容の判定、720pの上限、長さによる描き直しのどれかです。症状から原因と次の一手を探してください。

症状原因次の一手
動画モードが使えない、動画が作れないFreeとPlusは動画生成の対象外アプリで作るならPremium以上に上げる。Plusなら、xAI APIのクレジットで1本ずつ作る
「モデレート済み」で止まり、動画が出ない画像かプロンプトが利用ポリシーの判定に掛かった素材や指示を利用ポリシーに沿う内容に変えて、新しく作り直す
720pを選んだのに480pで出てくるプランごとの720pの上限に達した480pのまま使うか、上位のプランに上げる。APIなら解像度はリクエストで指定し、秒単位で支払う
上限に達して生成できない週ごとの共有利用枠を使い切ったリセットを待つか、追加の利用クレジットを購入する
後半で元の画像と別物になる長い・高解像度の設定で画面が描き直されることがある(1080p・10秒の実測で発生)480p・6秒に戻し、変えたくないものをプロンプトの最後に書く
縦横比を変えられない画像から動画では出力が元画像の比率に固定画像を目的の比率に切り抜いてからアップロードする
画像をアップロードしても何も起きない送信するまで生成は始まらない動画モードを選び、指示を書いてEnterを押す

720pから480pへの切り替わりは、GrokのFAQに「720pの上限に達すると自動的に480pになる」と書かれていますが、プランごとの上限の本数は公開されていません。透かしについても同じFAQに説明があり、生成した画像と動画にはGrokの透かしが入ります。消す設定はなく、透かしを消したり隠したりすることは利用ポリシーで禁止されています。

xAI APIで画像から動画を作る:1本$0.12〜$1.20と送信・ポーリング

Plusを契約していて月に数本だけ作りたい人や、商品画像をまとめて動画にしたい人は、xAI APIのほうが向いています。2026年10月30日時点の料金ページでは、APIの利用はPlus(月$8)以上に含まれ、Freeは対象外です。一方、xAIの開発者向けクイックスタートはxAI Consoleでアカウントを作り、クレジットを前払いで入れる手順だけを案内しています。料金は動画の秒数に応じた従量制で、プランの週の利用枠とは別にクレジットから差し引かれます。

2026年10月30日時点のxAIのモデル一覧に載っている1秒あたりの単価に、秒数を掛けると1本あたりの費用は次のとおりです(税別)。

モデル1秒あたり6秒10秒15秒特徴
grok-imagine-video-1.5-lite$0.020$0.12$0.20$0.30最安。1080pは720pからの拡大
grok-imagine-video$0.050$0.30$0.50$0.75旧モデル。最大720p、延長に対応
grok-imagine-video-1.5$0.080$0.48$0.80$1.20ネイティブ1080p、最初・最後のフレームや参照画像に対応

月$30をAPIに回すと、Liteの6秒動画なら$30÷$0.12で250本、1.5の6秒動画なら$30÷$0.48で62本分になります。これは同じ金額でAPIを使った場合の本数で、Premiumで何本作れるかを示すものではありません(Premiumの本数は公開されていません)。月に数本ならAPIのほうが安く済み、grok.comで何度も作り直しながら仕上げたい人や、チャットなど他の機能も使う人はPremiumが向いています。

ただし、xAIの動画生成の概要ページには「解像度ごとの1秒単価はモデルのページにある」とする記述もあり、モデル一覧の単一価格と食い違っています。実際の請求額は、各レスポンスのusage.cost_in_usd_ticksで確かめてください。1米ドルは10,000,000,000ティックです。

呼び出しは、生成を依頼してrequest_idを受け取り、そのrequest_idで状態を問い合わせる2段階です。次のPythonの例はxAIの動画生成ドキュメントにある項目名に沿って、ローカルの画像をbase64のデータURLにして送ります。

xAI APIで生成を依頼してrequest_idを受け取り、状態がpending・done・failedのどれかを確かめる流れと、モデルごとの1本あたりの費用

python
import base64
import os
import time

import requests

API = "https://api.x.ai/v1"
headers = {"Authorization": f"Bearer {os.environ['XAI_API_KEY']}"}

with open("lighthouse.png", "rb") as f:
    data_url = "data:image/png;base64," + base64.b64encode(f.read()).decode()

# 1. 生成を依頼する(画像から動画では aspect_ratio は無視され、元画像の比率になる)
job = requests.post(
    f"{API}/videos/generations",
    headers=headers,
    json={
        "model": "grok-imagine-video-1.5-lite",
        "prompt": "Slow push-in. Waves roll toward the shore, the clouds drift right.",
        "image": {"url": data_url},
        "duration": 6,
        "resolution": "720p",
    },
)
job.raise_for_status()
request_id = job.json()["request_id"]

# 2. 状態が pending の間は数秒おきに問い合わせる
while True:
    data = requests.get(f"{API}/videos/{request_id}", headers=headers).json()
    if data["status"] == "done":
        print(data["video"]["url"])
        ticks = data.get("usage", {}).get("cost_in_usd_ticks")
        if ticks is not None:
            print(f"cost: ${ticks / 10_000_000_000:.4f}")
        break
    if data["status"] == "failed":
        print(data["error"]["code"], data["error"]["message"])
        break
    time.sleep(5)

画像はJPEG、PNG、WebPのいずれかで、公開URLかbase64のデータURL、またはFiles APIのfile_idで渡せます。durationは1〜15秒で、省略すると8秒、resolutionは省略すると480pになります。完成した動画のvideo.urlは一時的なURLなので、すぐにダウンロードして保存してください。xAI Python SDKやVercel AI SDKを使えば、問い合わせの繰り返しはSDKが代わりに行います。

生成が失敗すると、状態がfailedになりerror.codeが返ります。認証エラーやレート制限は、ジョブが作られる前にHTTPエラーとして返るので、ここには出てきません。

error.code意味次の一手
invalid_argument秒数や画像の不備、長すぎるプロンプト、モードの組み合わせ、内容の判定によるブロック入力を直して新しく依頼し直す
failed_precondition選んだモデルや設定では使えない操作(1.5やLiteでの延長など)モデル、モード、解像度を変える
permission_deniedAPIキーやチームにその操作の権限がないキーが正しいチームのものか確かめる
service_unavailable・internal_error混雑や内部エラー時間をおいて再試行し、続くならrequest_idを添えて問い合わせる

Grok以外のツールも含めて画像から動画にする方法を比べたいときは、2026年の画像から動画AI:最初に開くルートと切り替え基準が参考になります。

「無料・登録不要」のGrok動画生成サイトは公式?

「Grok Imagine」の名前で無料や登録不要をうたう外部のサイトは、xAIの公式サービスではありません。xAIは料金ページで、サブスクリプションは直接販売のみで、認定した再販業者はいないと明記しています。公式に画像から動画を作れるのは、grok.com、GrokのiOS・Androidアプリ、そしてxAI APIです。

fal.aiやReplicateのようなAPIプラットフォームはxAIのモデルを各社の規約で提供していますが、ほかのサイトについては、裏で実際にGrokのモデルが動いているかをページの説明から見分けることはできません。最大720pや6〜30秒といった古い仕様のまま案内しているサイトもあります。手元の写真をアップロードする前に、運営会社と利用規約を確かめ、迷うなら公式の経路を使うのが確実です。

参考資料7

本文で参照している外部ページを、登場順に並べています。最終更新日:2026年10月30日。

  1. 1.xAIの料金ページ(x.ai/pricing)x.ai/pricing
  2. 2.Grokのヘルプ(FAQ)docs.x.ai/grok/faq
  3. 3.xAIの画像から動画のドキュメントdocs.x.ai/developers/model-capabilities/video/image-to-video
  4. 4.xAI Consoleconsole.x.ai
  5. 5.xAIのモデル一覧docs.x.ai/developers/models
  6. 6.xAIの動画生成の概要ページdocs.x.ai/developers/model-capabilities/video/overview
  7. 7.xAIの動画生成ドキュメントdocs.x.ai/developers/model-capabilities/video/generation
さらに読む: AI 動画生成
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