DeepSeek検索APIの料金:1,000件$0.75、Claude Codeは11月1日から
DeepSeek Search APIは成功1,000件で$0.75、0件・失敗は無料。Claude Code・Codex内の検索は日本時間11月1日01:00から課金されます。
目次

2026年10月30日時点で、DeepSeekのSearch API(Web検索)とFetch API(ページ取得)の料金は、どちらも成功リクエスト1,000件あたり$0.75(人民元建ては5元)です。DeepSeekのSearch & Fetchガイドによると、課金はトークン数や返ってくる件数ではなく「HTTP 200で結果が返ったリクエスト」単位で、結果0件・失敗・タイムアウトは課金されません。直接呼び出す場合の無料枠はありません。
DeepSeekのAPIキーでClaude Code、Codex、DeepSeek Harnessを使っている場合、ツール内の検索は日本時間2026年11月1日01:00(UTC 10月31日16:00)から同じ単価で課金されます。検索を使わないなら、それまでにClaude Codeのpermissions.denyにWebSearchを加え、Codexは~/.codex/config.tomlのweb_search = "disabled"をそのまま残してください。使い続ける場合、読む量にもよりますが、実際の負担は1回$0.00075の検索代より、結果を読むトークン代のほうが大きくなります。
他社の検索APIと比べると、月3万回の検索でDeepSeekは$22.50、Exaは$110、Brave Search APIは$145です(2026年10月30日の公開価格による試算)。ただし検索はDeepSeekのサーバーを経由し、政治的に敏感な検索は0件になるという利用者の報告もあるため、機密性の高い検索や報道系の調査に使う前には自分のクエリで確かめる必要があります。
DeepSeek検索APIで課金されるリクエストと無料のリクエスト
DeepSeekの検索APIで1件として数えられるのは、HTTP 200が返り、Searchならresultsが空でない、Fetchならページ本文が取れたリクエストだけです。countは返す件数を決めるだけで単価には影響しないため、50件まとめて取っても1件分です。DeepSeekの料金ページも、SearchとFetchはモデルとは別のリクエスト単位の課金だと説明しています。
| リクエストの結果 | HTTP | 課金 |
|---|---|---|
| Searchで結果が1件以上返った | 200 | 1件 |
Searchで一致がなく、resultsが空の配列 | 200 | 無料 |
count: 50で50件を1回で取得 | 200 | 1件(count: 1と同額) |
同じ検索をcount: 10で5回送る(offsetがないので11件目以降は取れない) | 200 | 5件 |
| Fetchでページ本文をMarkdownで取得 | 200 | 1件 |
| Fetchで本文を取れない、またはセキュリティポリシーで拒否 | 404 / 403 | 無料 |
| リクエスト不正、キー無効、残高不足、QPS超過、サーバーエラー、タイムアウト | 400 / 401 / 402 / 429 / 5xx など | 無料 |

リクエストにページ送り(offset)のパラメータはないので、多くの結果がほしいときは回数を増やすよりcountを上げる(上限50)ほうが安く済みます。料金は付与残高から先に差し引かれ、その後にチャージ残高が使われます。なお、10月17日の公開のお知らせには「1,000 callsあたり$0.75」とありますが、課金ルールとして適用されるのはガイドと料金ページにある「成功リクエスト」の定義です。ドル建てと人民元建てはそれぞれ別の定価で、為替換算の関係ではありません。
Claude Code・Codex内の検索は日本時間11月1日01:00から有料
DeepSeekのAPIキーで動くClaude Code、Codex、DeepSeek Harnessのサーバー側ツールは、すでにSearch APIとFetch APIを呼んでいます。この呼び出しは北京時間2026年11月1日00:00、つまり日本時間11月1日01:00(UTC 10月31日16:00)から、直接呼び出しと同じ単価で課金されます。無料だったのはこのエージェントツール経由の期間だけです。
ツールによって検索が動く条件は違います。DeepSeekのClaude Code連携ガイドによると、DeepSeekのAnthropic互換エンドポイントはClaude CodeのWebSearchにネイティブ対応していて、モデルが検索が必要だと判断すると、DeepSeek側で検索が実行されます。Claude Code側のモデル名は、claude-opusで始まるものがdeepseek-v4-pro、claude-sonnetとclaude-haikuがdeepseek-flashに対応します。Claude CodeをDeepSeekにつなぐ手順と最初に出やすいエラーは「Claude CodeでOpenRouterとDeepSeekを使う:経路、設定、初回エラー対応」を参照してください。
Codexでは、DeepSeekのCodex連携ガイドの設定スクリプトがweb_search = "disabled"を書き込むため、初期状態では検索しません。組み込みの検索が使えるのはdeepseek-v4-proのときだけで、Responses APIのガイドでもweb_searchツールはdeepseek-flashでは無視されると明記されています。旧名のdeepseek-v4-flashを指定しても、処理するのはdeepseek-flashと同じV4.1-Flashです。
DeepSeekのSearchとFetchはDeepSeek自身のエンドポイントでのみ動き、laozhang.ai経由のClaude CodeではWebSearchツールが使えません。laozhang.ai自身のWeb検索は、GPT・Grokのweb_searchが1回$0.01、Geminiのgoogle_searchが1回$0.014という表示価格で、どちらも結果のトークン代は別にかかります。
注記:laozhang.ai は当ブログ運営チームの自社サービスです。その料金は中立的な比較ではなく、自社の提示価格です。
Claude Codeの1回の検索はいくら:flashなら約$0.002
DeepSeek上のClaude CodeでWeb検索を1回行うと、検索代$0.00075に、結果を読んで要約するトークン代が加わります。結果6,000トークンを読み500トークン書くと仮定すると、deepseek-flashのオフピークで1回約$0.002、deepseek-v4-proのピークで約$0.011です。DeepSeekのClaude Code連携ガイドも、検索結果の要約に追加のモデルリクエストが発生し、その分のトークン代と検索料金の両方がかかると説明しています。
| モデル(Claude Code側の名前) | 時間帯 | トークン代 | 検索代 | 1回の合計 | 100回あたり |
|---|---|---|---|---|---|
deepseek-flash(sonnet・haiku) | オフピーク | $0.00120 | $0.00075 | $0.00195 | $0.195 |
deepseek-flash(sonnet・haiku) | ピーク | $0.00240 | $0.00075 | $0.00315 | $0.315 |
deepseek-v4-pro(opus) | オフピーク | $0.00495 | $0.00075 | $0.00570 | $0.570 |
deepseek-v4-pro(opus) | ピーク | $0.00990 | $0.00075 | $0.01065 | $1.065 |
この表は2026年10月30日に定価から計算したもので、トークン代は「入力6,000トークン(キャッシュミス)×入力単価+出力500トークン×出力単価」です。たとえばdeepseek-flashのオフピークは100万トークンあたり入力$0.15・出力$0.60なので、入力6,000トークン分の$0.0009と出力500トークン分の$0.0003を足して$0.00120になります。1回の検索で何トークン読むかをDeepSeekは公表していないので、6,000トークンは仮定です。Anthropicの料金ページは平均的な10kBのページを約2,500トークンとしています。キャッシュに当たればトークン代は下がります。deepseek-flashでは検索代が合計の38%(ピークでは24%)を占めますが、deepseek-v4-proではほぼトークン代で決まります。

もう1つの未知数は、Claude CodeのWebSearchを1回呼んだときに、DeepSeek側で何件の課金になるかです。Claude Codeのツールリファレンスには、Anthropicのバックエンドでは1回の呼び出しで最大8回の検索を内部で行うことがあると書かれていますが、DeepSeekでの扱いは公開されていません。WebFetchがDeepSeekのFetch APIで処理されるかどうかも書かれていません。eeselの記事が紹介しているRedditの利用者は、1つの調査用サブエージェントがモデル代$0.07の作業中に85回検索したと報告しています。11月1日以降に数日使い、DeepSeekの利用履歴で実際の検索回数を数えるのが確実です。ピーク時間帯は日本時間の平日10:00〜13:00と15:00〜19:00(中国の祝日を除く)で、時間帯ごとのトークン単価は「DeepSeek APIの料金:日本時間のピークと費用計算」にあります。
自分のアプリの月額:(Search回数+Fetch回数)×$0.00075
直接呼び出す場合の月額は、成功したSearchとFetchの回数を足して1件あたりの単価を掛ければ出ます。Search APIとFetch API自体にトークン代はかかりませんが、結果を自分のモデルに読ませれば、そのモデルのトークン代は別に発生します。2026年10月30日に定価で計算した例は次のとおりです。
| 使い方 | 月のSearch | 月のFetch | 月額 |
|---|---|---|---|
| チャット機能:1質問1検索×10,000質問 | 10,000 | 0 | $7.50 |
| RAG:1質問で1検索+3ページ取得×10,000質問 | 10,000 | 30,000 | $30.00 |
| 調査エージェント:1タスク6検索+4取得×2,000タスク | 12,000 | 8,000 | $15.00 |
| 監視:500クエリを1時間ごとに30日間 | 360,000 | 0 | $270.00 |
結果0件のリクエストは数に入らないので、実際の請求はこの計算以下になります。逆に、同じ質問で結果を何ページにも分けて取る作りだと、回数がそのまま倍になります。
Brave・Tavily・Exa・OpenAI・Geminiとの比較:月3万回で$22.50
1日1,000回、月3万回の検索を2026年10月30日の公開価格で比べると、DeepSeek Search APIが7社の中で最も安く、Exaの約5分の1、Brave Search APIの約6分の1です。OpenAIとAnthropicの組み込み検索ツールは、検索料金に結果のトークン代が加わります。いずれも従量課金の定価で、無料分を差し引いて計算しています。
| サービス | 1,000回あたり | 毎月の無料分 | 月3万回 | 別にかかるもの |
|---|---|---|---|---|
| DeepSeek Search API | $0.75 | なし | $22.50 | 結果を読むモデルのトークン代 |
| Exa(基本検索、10件まで) | $4.00 | $10分のクレジット | $110 | 結果を読むモデルのトークン代、ページ本文は1,000ページ$1 |
| Brave Search API | $5.00 | $5分のクレジット | $145 | 結果を読むモデルのトークン代 |
| Tavily(basic、従量課金) | $8.00 | 1,000クレジット | $232 | 結果を読むモデルのトークン代、advancedは消費クレジットが増える |
| OpenAIのWeb検索ツール | $10.00 | なし | $300 | 検索内容のトークン代 |
| Anthropicのweb searchツール | $10.00 | なし | $300 | 検索結果のトークン代 |
| Gemini APIのGoogle検索によるグラウンディング | $14.00 | 5,000回(Gemini 3以降) | $350 | 1日1,500回の上限 |
この表は価格だけの比較で、品質や結果の中身は比べていません。OpenAI、Anthropic、Geminiはモデルに組み込まれた検索ツールで、結果のトークン代も同じ請求に入るため、DeepSeek・Exa・Brave・Tavilyのような検索単体のAPIとは条件が完全には同じではありません。Braveは料金カードに「毎月$5の無料クレジット」、同じページのバナーに「最大$20の無料枠」と表示されていますが、表は$5で計算しています。Tavilyは月額プランなら1クレジット$0.005〜$0.0075に下がります。「Google検索APIの料金」を調べている場合、Geminiから使うならこのグラウンディングの行が該当します。
Search 100QPS・Fetch 25QPS:公開直後の5QPSから引き上げ
2026年10月30日時点のレート制限は、アカウント単位でSearchが100QPS、Fetchが25QPSです。公開直後の10月17日は両方とも5QPSで、10月19〜20日ごろに引き上げられました。DeepSeekのガイドによると、2つの上限は独立していて、どのAPIキーから呼んでもアカウント全体で数えられ、モデルの同時実行数の上限とも別です。
変更のお知らせは出ていませんが、Internet Archiveの10月17日のガイドでは5QPS、10月20日のガイド以降は100QPSと25QPSになっています。公開直後の情報で「5QPS」とされているのは、この変更前の数字です。100QPSを丸1日使い切ると864万回、25QPSなら216万回が上限になります。上限を超えると429が返り、Fetchにはこれとは別に、取得先ドメインごとのQPS上限(値は非公開)もあります。
Search APIの呼び出し方と、URLを間違えても401になる理由
Search APIはhttps://api.deepseek.com/v1/tools/searchへのPOSTで、認証はモデルのAPIと同じBearerトークンです。queryは必須で1〜128文字、site:やlang:jaなどの演算子も使えます。Fetchは/v1/tools/fetchにurlを1つ渡すと、ページをMarkdownで返します。
curl https://api.deepseek.com/v1/tools/search \
-H "Authorization: Bearer <DeepSeek API Key>" \
-H "Content-Type: application/json" \
-d '{
"query": "DeepSeek V4 release",
"count": 10,
"need_content": false
}'2026年10月30日01:24(日本時間)に、APIキーなしと偽のキーで8種類のリクエストを1台のMacから送ったところ、すべて約1.1秒で401(Authentication Fails)が返りました。正しいSearchのリクエストだけでなく、範囲外のcount: 60、壊れたJSON、Fetch、GETでの呼び出し、存在しないパス/v1/search、web_searchツール付きのAnthropic形式の/anthropic/v1/messagesまで同じ401です。認証がパスや本文の検査より先に行われるため、401はキーが無効だということしか示さず、URLや本文が正しいかどうかは分かりません。ドキュメントにある「countは1〜50」の400エラーは、有効なキーでしか見られません。成功した検索の品質や速度は、この確認の範囲外です。
有効なキーで出るエラーのうち、402は残高不足なのでチャージしてから再送し、408・429・5xxは少し待って再試行します。それ以外の4xxは、リクエストを直さずに再送しても通りません。どのエラーも課金はされません。
Claude Code・Codexで検索料金を出さない設定
Claude Codeは権限設定でWebSearchを拒否するか毎回承認にし、Codexはweb_searchを"disabled"にしておけば、11月1日以降もツール内の検索料金はかかりません。Claude Codeの権限設定のドキュメントによると、ツール名だけを書いた拒否ルールは、そのツールをClaudeのコンテキストから外します。
- 全プロジェクトで止めるなら
~/.claude/settings.json、特定のプロジェクトだけならそのフォルダの.claude/settings.jsonを開き、下のようにpermissions.denyへWebSearchを加えます。1回だけの起動ならclaude --disallowedTools WebSearchでも同じです。 - ページ取得も止めたい場合は、同じ
denyにWebFetchを加えるか、Claude Code v2.1.285以降なら環境変数CLAUDE_CODE_DISABLE_WEB_FETCH=1を設定します。WebFetchがDeepSeekのFetch APIで処理されるかは公開されていませんが、取得したページの処理には別のモデル呼び出しが走ります。 - 止めずに毎回確認したい場合は、
denyの代わりに"ask": ["WebSearch"]を書きます。Manualモードの承認画面で「Yes, and don't ask again」を選ぶと、そのリポジトリでは以後確認なしで検索するようになるので、すでに選んでいる場合は/permissionsでそのルールを削除します。 - Codexは
~/.codex/config.tomlのweb_search = "disabled"を確認します。deepseek-v4-proで"live"にしていた場合は"disabled"に戻し、Codexを再起動します。
{
"permissions": {
"deny": ["WebSearch"]
}
}DeepSeek検索の品質とデータの経路:使う前に確かめたい点
DeepSeekの検索品質を数字で比べた公開テストは、2026年10月30日時点ではありません。公開翌日のHacker Newsの議論では、自分のWebページ取得ベンチマークで試した利用者が「検索も取得もあまり良くない(とても安いが)」と書き、Jinaや、Parallel、Firecrawl、Tavily、Exaを勧めています。同じ議論では、典型的な「政治的に敏感な」検索クエリは0件を返すという報告もありました。0件のリクエストは課金されませんが、結果も得られません。
データの経路も判断材料になります。同じHacker Newsの議論では、Fetchの送信元が香港のHuawei Cloudに見えること、言語設定が中国のLinux版Firefoxとしてページを取得しJavaScriptも実行すること、モデルをEUで動かしても検索の呼び出しは中国へのデータ経路になることが指摘されています。一方、eeselの記事が引用するRedditの利用者は、353回の検索と196回の取得を、トークン課金だったDeepSeekの旧来の検索経路と比べ、費用が$0.64から$0.41に、検索の待ち時間が4.3秒から0.9秒未満に下がったと報告しています。ただしこれは1人の利用者の記録で、他社との比較はしていません。
まとめると、社外秘の情報を含む検索、中国を経由できないデータ、時事・政治の調査、25QPSを超える大量のページ取得が必要な用途では、DeepSeek以外を選ぶか、本番前に自分のクエリで結果を確かめてください。一般的な技術情報の検索をとにかく安く回したい用途なら、1,000件$0.75という単価は他社の数分の1です。
参考資料18
本文で参照している外部ページを、登場順に並べています。最終更新日:2026年10月30日。
参考資料18
本文で参照している外部ページを、登場順に並べています。最終更新日:2026年10月30日。
- 1.DeepSeekのSearch & Fetchガイドapi-docs.deepseek.com/guides/search
- 2.DeepSeekの料金ページapi-docs.deepseek.com/quick_start/pricing
- 3.公開のお知らせapi-docs.deepseek.com/news/news261017
- 4.DeepSeekのClaude Code連携ガイドapi-docs.deepseek.com/quick_start/agent_integrations/claude_code
- 5.Codex連携ガイドapi-docs.deepseek.com/quick_start/agent_integrations/codex
- 6.Responses APIのガイドapi-docs.deepseek.com/guides/responses_api
- 7.Anthropicの料金ページplatform.claude.com/docs/en/about-claude/pricing
- 8.Claude Codeのツールリファレンスcode.claude.com/docs/en/tools-reference
- 9.eeselの記事eesel.ai/blog/deepseek-search-api
- 10.Exaexa.ai/pricing
- 11.Brave Search APIbrave.com/search/api
- 12.Tavilydocs.tavily.com/documentation/api-credits
- 13.OpenAIplatform.openai.com/docs/pricing
- 14.Gemini APIai.google.dev/gemini-api/docs/pricing
- 15.Internet Archiveの10月17日のガイドweb.archive.org/web/20261017084301/https://api-docs.deepseek.com/guides/search
- 16.10月20日のガイドweb.archive.org/web/20261020015305/https://api-docs.deepseek.com/guides/search
- 17.Claude Codeの権限設定のドキュメントcode.claude.com/docs/en/permissions
- 18.Hacker Newsの議論news.ycombinator.com/item





