Muse Wonder料金:アプリ$20・Muse Code$5〜・API従量の3択
Muse WonderはMuseアプリが月$20、Muse Codeが月$5から(Fullは$50から)、APIは100万トークンあたり入力$4・出力$20。円価格は非公表です。
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2026年11月6日時点で、Muse Wonderにお金を払う方法は、Metaの別々の3つの製品から選ぶことになります。個人向けAIエージェントのMuseアプリなら月$20のパワープランか月$100のMaximumプラン、コーディング用CLIのMuse Codeなら月$5〜$200の4プラン、自分のアプリやサービスから呼び出すならMeta Model APIの従量課金(muse-wonder-1.0、100万トークンあたり入力$4・出力$20)です。上位版のMuse Wonder Fullが使えるのは、Muse Codeの月$50(Power Usage)と月$200(Maximum Usage)だけです。
チャットや調べものにMuseを使っているなら、Museアプリでパワープランにアップグレードし、画面のモデル名がMuse Wonderに変わったかを確かめます。コードを書かせたいならMuse Codeを契約し、最初のセッションの前にContributor modeをオフにするかを決めます。これは入力内容をMetaのモデル学習に使わせる代わりに使用量が増えるモードで、Muse Codeの契約では最初からオンになっています。自社のサービスに組み込むならAPIで、月額ではなく使ったトークンの分だけ払います。
どれもドル建てで、Metaは円の価格を公表していません。無料で使えるのはMuseアプリの無料プランだけで、そこで動くのはMuse WonderではなくMuse Sparkです。また、アプリの有料プランにはMuse CodeやAPIの利用権は含まれず、3つはそれぞれ別に支払います。
Muse Wonderが使えるプランと月額:アプリ・Muse Code・APIの8通り
3つの製品の料金を並べると、Muse Wonderが入っているプランは7つ、Wonder Fullが入っているのは2つです(2026年11月6日時点、すべて米ドル)。Muse Codeは全プランでMuse Wonderを使え、Museアプリは有料の2プランでWonderに切り替わるとされています。使用量の単位も製品ごとに違い、アプリの「Museトークン」はAPIのトークンとは別の単位なので、ドルに換算して比べることはできません。
| 製品 | プラン | 月額 | Muse Wonder | Wonder Full | Metaが示す使用量 |
|---|---|---|---|---|---|
| Museアプリ | 無料 | $0 | なし(Muse Spark) | なし | 上限あり、量は非公表 |
| Museアプリ | パワープラン(Power) | $20 | あり(利用者の報告) | なし | 週5億Museトークン |
| Museアプリ | Maximumプラン | $100 | あり(CEOの「有料プラン」発言) | なし | 週30億Museトークン |
| Muse Code | Everyday Usage | $5 | あり | なし | 5時間ごとに10〜50プロンプト |
| Muse Code | High Usage | $15 | あり | なし | Everydayの5倍 |
| Muse Code | Power Usage | $50 | あり | あり | Everydayの20倍 |
| Muse Code | Maximum Usage | $200 | あり | あり | Everydayの80倍 |
| Meta Model API | 従量課金 | 使った分 | あり | なし | 100万トークンあたり入力$4、キャッシュ入力$0.20、出力$20 |
アプリの料金と使用量はMetaヘルプセンターの「Museサブスクリプションについて」、Muse Codeの月額はMuse Codeの製品ページ、どのプランでどのモデルが使えるかはMeta Model APIのモデル一覧にあります。モデル一覧には「Muse Wonder Fullが使えるのはMuse Codeのサブスクリプションだけ」と明記されているので、アプリの有料プランやAPIでFullを選ぶ方法はありません。
紛らわしいのは、「Power」と「Maximum」という名前がMuseアプリ(月$20と$100)とMuse Code(月$50と$200)の両方にあることです。アプリのパワープランを契約してもMuse CodeのPower Usageにはならず、Wonder Fullも使えません。円での価格はMetaのどのページにも載っておらず、App Storeの日本向けページも「アプリ内購入」と表示するだけで金額は出ていません(2026年11月6日時点)。

Museアプリは課金するとMuse Wonderになる?パワープランでの切り替わり
Museアプリの有料プランでMuse Wonderが使えることは、MetaのCEOの発言と日本の利用者の報告が一致しています。ただし、Metaのヘルプページはプランの中身をMuseトークンの量でしか説明しておらず、モデル名は書かれていません。2026年11月6日時点で、どの有料プランにWonderが入るかを明記した公式ページはありません。
マーク・ザッカーバーグ氏は2026年10月21日の決算説明会で、Museの無料プランの既定はMuse Sparkで、Muse Wonderは「今日から有料プランで使える」と述べ、より効率のよいWonderを広く展開する準備を進めているとも話しました(Motley Foolによる決算説明会の書き起こし)。10月12日のMetaの発表「Introducing Muse Wonder and Muse Wonder Full」もWonderは「まず購読者向けに」Museへ展開するとしており、同日のCNBCは月$20か$100のプランへの加入が必要だと報じています。
日本の利用者からは、10月26日から11月5日にかけて、パワープランにアップグレードしたらモデルがMuse SparkからMuse Wonderに自動で切り替わった、という報告がXに複数投稿されています。切り替え後に返信が遅くなったという報告もあります。Maximumプランを個別に挙げた報告はなく、$100のプランにWonderが入る根拠は、有料プランで使えるというCEOの発言とCNBCの報道です。
Muse Wonderを無料で使う方法はありません。Museアプリには使用量の上限つきの無料プランがありますが、そこで使われるのはMuse Sparkで、無料分の量もMetaは公表していません。APIにも無料枠はありません。
アプリの有料プランには、モバイルアプリかmuse.aiからMetaアカウント(Facebook、Instagram、またはメールアドレスや電話番号)でログインして申し込みます。Museが提供されている国にいて18歳以上であることが条件で、毎月購入日と同じ日に自動更新されます。ヘルプページには、Museとそのサブスクリプションは「限定テスト中」で、特典は地域やアカウントによって異なり、申し込む前の画面に表示されるとあります。支払う前にその画面の内容を確かめ、アップグレード後にモデル名がMuse Wonderになっているかを確認してください。
Muse Codeの料金:Wonderは月$5から、Wonder Fullは月$50から
Muse CodeはMetaのコーディングエージェント(CLI)で、月額プランは4つあります。月$5のEveryday Usageから4つすべてでMuse Wonderを使え、Muse Wonder Fullは月$50のPower Usageと月$200のMaximum Usageに限られます。APIで推論強度(reasoning effort)を「max」にしてもFullにはならない、とMetaのモデル一覧は説明しています。
FullとWonderの差は、第三者の評価にも出ています。Artificial AnalysisのIntelligence Index v5.0.1(2026年11月6日時点)では、Muse Wonder(max)が44、Muse Wonder Full(max)が50で、参考までにClaude Opus 5.5(max)は59です。Fullには公開APIがないため、同じ評価にコストの数字はありません。
申し込むには、MetaアカウントにひもづくMeta Model APIのアカウントが必要です。dev.meta.aiでサインインし、アカウントセンターの「サブスクリプション」から「Muse Code」を選んでプランを決めます。CLIから/upgradeと入力しても同じ画面が開きます。Muse CodeはmacOSとWindowsで動きます。
Muse Codeの契約で手放すもの:学習利用・CLI専用・返金なし
いちばん大きいのは、Muse Codeのサブスクリプション説明にあるとおり、契約が最初からContributor modeになっていることです。このモードでは、使用量が増える代わりに入力内容がMetaの今後のモデルの学習に使われます。どれだけ増えるかは公表されておらず、WonderもFullもオンとオフのどちらでも使えます。学習に使わせたくなければ、CLIで/settingsを開き、「Model」の「Contributor mode」を選んでEnterで切り替えます。この設定はパソコンごとに保存され、新しいパソコンで初めて対話セッションを始めるとオンになって通知が出るため、使うパソコンごとに切り替えが必要です。1回の実行だけなら--contributor-mode offか環境変数MUSE_CONTRIBUTOR_MODE=0でも指定でき、両方あるときはフラグが優先されます。オフにしても、対象になるのはそれ以降の内容だけです。
契約のキーにも制限があります。サブスクリプションが適用されるのは、Muse Codeの初期設定で自動的に接続されるAPIキーだけで、このキーはMuse Code専用です。同じアカウントで別のAPIキーを作って自分のプログラムから呼ぶと、その分は従量課金で請求されます。月額で払ったWonderを、APIとして別のツールから使うことはできません。
上限と解約の扱いも確認しておきます。上限に達したら上位プランにアップグレードするか、使用量が回復するのを待ちます。最上位のMaximum Usageでは待つしかありません。アップグレードはすぐに反映されて日割りで請求され、ダウングレードは次の請求サイクルから適用されます。解約は次の請求日の24時間以上前に行う必要があり、解約後も期間の終わりまでは使えますが、法律で求められる場合を除いて返金はありません。支払いの失敗や規約違反、制限地域への移動などで資格を失った場合は、その時点で使えなくなります。
Meta Model APIの料金:入力$4・出力$20、無料枠なし
自分のアプリやサービスからMuse Wonderを使うなら、Meta Model APIの従量課金になります。Meta Model APIの料金とレート制限によると、2026年11月6日時点のmuse-wonder-1.0は100万トークンあたり入力$4.00、キャッシュされた入力$0.20、出力$20.00です。無料枠やバッチ割引の記載はなく、長いコンテキストの割増料金もありません。Web検索を使う場合は、トークン料金とは別に1,000回あたり$2.50がかかります。
APIのMuse WonderはStandard modeだけで提供され、Contributor modeは選べません。つまり、APIで送った内容はMuse Codeの既定設定のように学習へ回されることはありません。レート制限はチーム単位で毎分3,000リクエスト、毎分400万トークンです。OpenRouterもmeta/muse-wonderを同じ単価(入力$4・出力$20、キャッシュ読み込み$0.20)で扱っていますが、Wonder Fullはありません。
1回あたりの金額は、入力のうちどれだけがキャッシュに当たるかで大きく変わります。定価で計算すると、20万トークンの入力(うち90%がキャッシュ)に8,000トークンを出力するリクエストは$0.276ですが、同じ入力がまったくキャッシュに当たらなければ$0.960になります。5万トークンの入力(50%がキャッシュ)と4,000トークンの出力なら$0.185です。
Muse Wonderの出力はテキストだけで、動画の生成は別の料金体系です(Muse Video APIの使い方:公式APIなしの経路と60秒までの料金)。APIキーの作成やエンドポイント、リクエストの書き方は、料金とは別の話になります(Muse Wonder APIの使い方と料金:用途別に1回$0.038〜$3.28)。
Muse Codeの月$50は従量課金より得か:2026年11月6日の再計算
Muse Codeの月$50を従量課金のAPIに回すと、Artificial Analysis(AA)が評価に使う規模の長いタスクを、推論強度maxで約7件、highで約11件こなせる計算です。毎月それ以上の重いコーディング作業を任せるなら、月額プランのほうが割安になる可能性が高いといえます。ただし、Metaは各プランで何件のタスクをこなせるかを公表していないため、どこで逆転するかまでは決められません。
この数字は、2026年11月6日時点のMetaの定価と、AAがIntelligence Index v5.0.1で公表しているMuse Wonder(max)の総量を使った当サイトの計算です。モデルを呼び出して測ったものではありません。AAが評価全体に使ったのは入力114億トークン、出力1億1,300万トークン、費用$5,414です。出力は1億1,300万×$20で$2,260となり、費用の42%を占めます。残りの$3,154が入力の分なので、キャッシュに当たった割合をhとして11,400×(0.20h+4(1−h))=3,154を解くと、hは98.0%になります。同じトークン数がまったくキャッシュに当たらなかった場合の費用は$47,860で、AAの実際の請求額の8.8倍です。長い作業を従量課金で回すときは、キャッシュが効くかどうかで費用が9倍近く変わります。
AAが公表している1タスクあたりの費用(max $6.95、high $4.56)で各月額を割ると、同じ金額で従量課金なら何件分になるかは次のとおりです。
| プラン | 月額 | maxで何件分 | highで何件分 |
|---|---|---|---|
| Muse Code Everyday Usage | $5 | 0.7件 | 1.1件 |
| Muse Code High Usage | $15 | 2.2件 | 3.3件 |
| Museアプリのパワープラン | $20 | 2.9件 | 4.4件 |
| Muse Code Power Usage | $50 | 7.2件 | 11.0件 |
| MuseアプリのMaximumプラン | $100 | 14.4件 | 21.9件 |
| Muse Code Maximum Usage | $200 | 28.8件 | 43.9件 |
この表には限界があります。AAのタスクは、1件あたり平均9万6,100トークンを出力し、maxで約12.4分かかる長いエージェント型のベンチマークで、チャットの1メッセージとは規模が違います。どのプランでもMetaはこの規模のタスクを何件こなせるかを公表しておらず、Everyday Usageについて示しているのは「5時間ごとに10〜50プロンプト」だけです。表は同じ金額を従量課金に回した場合の件数で、プランの上限ではありません。計算は、Metaの料金表に記載のないキャッシュ書き込み料金がかからない前提です。アプリの2行も同じ金額をAPIに回した場合の件数で、アプリのプランでこの件数をこなせるという意味ではありません。

日本から契約できる?アプリは10月23日から、APIとMuse Codeも対象
日本は3つの製品すべての提供対象です。Museアプリは米国(9月8日)、カナダ(9月18日)に続いて2026年10月23日に日本で提供が始まり、10月27日にはシンガポールでも始まりました。Meta Model APIとMuse Codeについては、2026年10月12日更新のMeta Model APIの地理的利用ポリシーの制限地域に日本は含まれていません。
同じアジアでも韓国は事情が違い、Metaのモデル一覧は「Muse WonderとMuse Wonder Fullは現在、韓国ではModel APIでもMuse Codeでも使えない」としています。地理的利用ポリシーはVPNなどの技術的手段で地域の制限を回避することを禁じており、Muse Codeは制限地域へ移ると契約がその時点で失効します。
まだどの個人向けAIエージェントを使うか決めていないなら、Museとほかのサービスの日本での利用可否と月額をChatGPT dots・Meta Muse・Grok Bot・Claude Duet比較:日本での可否で比べられます。
参考資料9
本文で参照している外部ページを、登場順に並べています。最終更新日:2026年11月6日。
参考資料9
本文で参照している外部ページを、登場順に並べています。最終更新日:2026年11月6日。
- 1.Metaヘルプセンターの「Museサブスクリプションについて」meta.com/help/subscriptions/1021145227643680
- 2.Muse Codeの製品ページdev.meta.ai/products/muse-code
- 3.Meta Model APIのモデル一覧dev.meta.ai/docs/models
- 4.Motley Foolによる決算説明会の書き起こしfool.com/earnings/call-transcripts/2026/10/21/meta-meta-q3-2026-earnings-call-transcript
- 5.Metaの発表「Introducing Muse Wonder and Muse Wonder Full」about.fb.com/news/2026/10/introducing-muse-wonder-models
- 6.Intelligence Index v5.0.1artificialanalysis.ai/models/muse-wonder
- 7.Muse Codeのサブスクリプション説明dev.meta.ai/docs/muse-code/subscriptions
- 8.Meta Model APIの料金とレート制限dev.meta.ai/docs/pricing-rate-limits
- 9.Meta Model APIの地理的利用ポリシーdev.meta.ai/legal/geographic-use-policy





