メインコンテンツへスキップ

Nano Banana Proの料金はいくら?API1枚$0.134、アプリは月725円から

Nano Banana Pro APIは1K/2Kで1枚$0.134、4Kで$0.24、Batchで半額です。1Kでは2.1の約4倍なので、文字を正確に入れる最終素材に使います。

LaoZhang AI Team公開更新 37 分で読めます
目次
Nano Banana Proという同じ名称から、公式API、Google AI Pro、外部providerの三つの請求先に分かれる図

Nano Banana Proの料金は、使う場所によって単位が変わります。 2026年10月8日時点で、Google公式API(モデルID gemini-3-pro-image)の画像出力は1K/2Kで1枚$0.134、4Kで$0.24です。Batchで送ればちょうど半額の$0.067と$0.12、Priorityは公式のtoken単価から計算して約$0.242と約$0.432になります。Vertex AIの定価も同じです。4KのProを正規の方法で最も安く出せるのはこのBatchの$0.12で、無料で4Kを出せる公式の経路はありません。Geminiアプリで使う場合はAPIではなくGoogle AIプランの料金で、日本向けの表示は月725円のGoogle AI Plusからです。

2026年8月以降に変わった点は三つあります。10月6日にNano Banana 2.1(gemini-nano-banana-2.1)が正式版になり、1K画像を1枚$0.0336とProの約4分の1で作れるようになりました。料金表にあるProの「Flex」半額は、Flexの説明ページの対応モデルに画像モデルが載っておらず、半額で確実に使えるのはBatchです。旧ID gemini-3-pro-image-previewは2026年6月25日にGemini APIで停止しています。

どの数字を使うにしても、最初に決めるのは金額ではなく、誰から、何の単位で請求されるかです。月額料金をAPI残高と考えたり、providerの「1回」をGoogleの「画像出力1枚」と比べたりすると、予算がずれます。APIキーは無料で作れますが、Gemini APIの画像モデルには無料枠がなく、前払いのクレジットを$5以上購入するまでProの画像は1枚も出せません。

まず二つの質問で料金表を選ぶ

「いくらか」を調べる前に、次の二つを決めます。

  1. どこで使うか。 Geminiアプリで手動生成するのか、自分のコードからAPIを呼ぶのか。
  2. 誰が請求するか。 Google AIプラン、GoogleのAPI請求、外部providerのどれか。
利用経路支払うもの料金を確定する場所
GeminiアプリGoogle AIプランの月額(Plus 725円、Pro 2,900円など)自分のGoogleアカウントのcheckout
公式API(Gemini API・Vertex AI)入出力token、画像出力、Search groundingGoogleの料金表とプロジェクトの請求
外部provider呼び出し回数、creditなど独自の単位providerの現行ドキュメントと利用ログ

Google AIプランに加入しても、Gemini APIの残高や上限は増えません。逆にAPIを従量課金で使っても、Geminiアプリの上限やストレージ特典は付きません。

Nano Banana Pro APIの公式料金:1K/2Kは$0.134、4Kは$0.24

Gemini APIの料金表では、Nano Banana ProのモデルIDはgemini-3-pro-imageです。Gemini APIの画像モデルにはProを含めて無料枠がなく、どのモデルも「Free Tier」欄は「Not available」です。

実行モード1K/2K4K位置づけ
Standard$0.134/枚$0.24/枚通常の従量課金
Batch$0.067/枚$0.12/枚非同期でまとめて処理する。すぐに結果が要らない処理向け
Flex$0.067/枚$0.12/枚料金表には行があるが、Flexの説明ページの対応モデルに画像モデルがない
Priority約$0.242/枚約$0.432/枚優先処理。公式token単価からの計算値

StandardとBatchの1枚価格はGoogleが料金表に書いている値です。Priorityは1枚価格としては掲載されていないため、画像出力100万token当たり$216に、1K/2Kの1,120 token、4Kの2,000 tokenを掛けて出しました(1,120 × $216 ÷ 1,000,000 ≒ $0.242)。Priorityは100万token当たりの入力も$3.60、テキスト出力とthinkingも$21.60に上がり、Gemini APIのレート制限ページによると上限は初期値で通常の0.3倍です。

Nano Banana Pro APIの1枚料金。Standardは$0.134と$0.24、Batchは確実な半額、Flexは未確認、Priorityは計算値で約$0.242と約$0.432

画像出力以外にも加算される費用があります。Standardではテキスト・画像入力が100万token当たり$2(参照画像1枚は560 tokenで約$0.0011)、テキスト出力とthinkingが$12です。Search groundingはGemini 3系で共有される月5,000件の無料枠を超えると1,000件当たり$14で、1回のリクエストが複数の検索を発生させることもあります。

thinkingの量は依頼の内容で変わります。2026年10月8日の比較テスト(各1回)では、文字の多いポスターなどでProのthinkingは122〜252 tokenでした。252 tokenなら$12の単価で約$0.003なので、Proでは画像出力に比べて小さな額です。したがって$0.134 × 生成回数は請求額の大部分を占めますが、入力やgroundingを含む総額そのものではありません。

Vertex AIでも定価は同じ

Vertex AI(Gemini Enterprise Agent Platform)の料金表でも、Proは入力$2、テキスト出力$12、画像出力$120(いずれも100万token当たり、global)で、1枚の目安は同じ$0.134と$0.24です。画像出力はFlex/Batch/Off-peakの欄が半額の$60、Priorityの欄が$216(同じく100万token当たり)です。違いは認証、請求先、組織の管理方法にあります。Vertex AIでのgemini-3-pro-imageの提供終了日は「2027年5月28日以降」とされています。設定はVertex AIでNano Bananaを動かす設定と料金にまとめています。

単価が安くても一度に流せる量はTierで決まる

Gemini APIの上限はプロジェクトの利用ティア(Tier)ごとに決まり、10分間の支出上限はTier 1で$10、Tier 2で$50、Tier 3で$200です。Tier 1ではProの1K/2Kの出力代だけで10分に約74枚($10 ÷ $0.134)、4Kなら約41枚($10 ÷ $0.24)で上限に届きます。ティアの上げ方と月に作れる枚数はNano Banana Pro APIの上限を引き上げる方法、429が出たときの見分け方はGemini画像生成の429レート制限で説明しています。

Nano Banana Pro APIキーは無料?作成は無料、画像は1枚目から課金

APIキーそのものは、Google AI Studioで無料で作れます。ただし2026年10月10日時点のGemini APIの料金表では、Nano Banana Pro、Nano Banana 2.1、Nano Banana 2、Nano Banana 2 Liteのどの画像モデルも無料枠が「Not available」で、課金を設定していないキーで無料で使えるのはGemini 3.8 Flashなどテキストモデルの無料枠だけです。Gemini APIの課金ドキュメントによると、Google Cloudの$300無料トライアルのクレジットは2026年3月からGemini APIの支払いに使えません。AI StudioのPlaygroundも、プランもAPIキーもないアカウントではNano Bananaの画像モデルを使えず(2026年10月5日時点の画面表示)、Google AI Pro・Ultraの特典はAI Studioの画面内の上限を広げるだけで、コードから呼ぶAPIの分は別に請求されます。

キーの作成から最初の1枚までは次の3段階です。

  1. APIキーを作る(無料)。キーはGoogle Cloudのプロジェクトに属します。Gemini APIのAPIキーのドキュメントによると、2026年5月28日以降にAI Studioで作るキーはGemini API専用に制限されたキーで、制限のない標準キーからのリクエストはGemini APIが拒否します。
  2. 課金を有効にする(前払いで$5から)。AI Studioの請求ページで請求先アカウントをつなぎ、前払い(Prepay)でクレジットを購入します。新規ユーザーは前払いが既定で、購入は最低$5、残高の上限は$5,000です。クレジットは12か月で失効し、返金されません。残高が$0になると、同じ請求先アカウントにつながる全プロジェクトのキーがHTTP 402を返して止まります。
  3. 最初の1枚を生成する。モデルIDにgemini-3-pro-imageを指定し、1Kで1枚生成すると画像出力は$0.134です。$5のクレジットで出せる枚数は、画像出力代だけで計算するとStandardの1K/2Kで約37枚($5 ÷ $0.134)、4Kで約20枚($5 ÷ $0.24)、Batchならその約2倍です。

後払いで使ってきた既存のアカウントも前払いへの移行が進んでおり、期限は各アカウントに届く通知に書かれています(2026年10月12日と報じられています)。前払い残高、利用ティア、402や429で止まったときの見分け方はGemini APIの課金確認ガイド:前払い移行・後払い・利用ティア・停止にまとめています。

Proを半額で使うならBatch:Flexは公式ページ同士で食い違う

Gemini APIでProを半額にする確実な方法はBatchです。Flexは2026年10月8日時点でGoogleのページ同士が一致していません。

  • Gemini APIの料金表には、gemini-3-pro-imageのFlex行があり、Batchと同じ$0.067と$0.12が載っています。
  • Flex推論の説明ページ(2026年9月23日更新)の対応モデルは、Gemini 3.8 Flashから2.5 Flash-Liteまでの言語モデルだけで、Nano Banana系の画像モデルは一つもありません。

料金表だけを見てFlexで見積もると、説明ページに裏付けのない前提に予算を置くことになります。待てる処理はBatchで見積もり、Flexを試すなら少数のリクエストで請求画面の単価を確かめてから広げてください。Vertex AIの料金表はProを「Flex/Batch/Off-peak」共通の半額欄に載せ、2.1についてだけ「Flexに対応しない」と注記しています。

Nano Banana 2.1が出た今、Proを選ぶのはどんなとき?

公式料金だけで比べると、Nano Banana 2.1は1KでProの約4分の1、4Kでも半分以下です。Proを選ぶ理由は、画像に入れる文字を一字一句指定どおりにしたい最終素材に絞られます。

公式料金(Standard)Nano Banana 2.1Nano Banana ProProは2.1の何倍か
1K$0.0336/枚$0.134/枚約4.0倍
2K$0.0504/枚$0.134/枚約2.7倍
4K$0.113/枚$0.24/枚約2.1倍
Batch 1K$0.0168/枚$0.067/枚約4.0倍
入力 / thinking(100万token当たり)$1.50 / $7.50$2 / $12—
LaoZhang APIの1回料金$0.045$0.092倍

注記:laozhang.ai は当ブログ運営チームの自社サービスです。その料金は中立的な比較ではなく、自社の提示価格です。

2.1は1K/2K/4Kに対応し、14種類の縦横比と最大14枚の参照画像を使えます。Googleのモデルカード(Google自身の評価)では、総合的な好み、編集、複数人物の一貫性で2.1がProを上回るとされ、Arenaの画像生成ランキング(10月6日更新、暫定)でも2.1は5位、Pro(2K)は16位でした。見た目の好みでProを選ぶ根拠は弱くなっています。

差が残るのは文字です。2026年10月8日に1Kで9課題を各1回生成した比較では、看板・ポスター・価格表の文字を指定した3課題すべてで、Proは指定どおりに描き、2.1は語の追加や表記の書き換えをしました。生成時間はどちらも約20秒です。ただし簡体字の「单」は両方とも日本の字形「単」で描いており、Proでも目視確認は必要です。課題ごとの結果はNano Banana 2.1・Pro・GPT Image 2.5の違い:9課題を1回ずつ実測にあります。

同じテストでは、文字の多い課題で2.1のthinkingが1,209〜1,552 tokenまで増えました。1,552 tokenを$7.50で計算すると約$0.0116なので、2.1のポスター1枚は$0.0336 + $0.0116 ≒ $0.045、Proは$0.134 + $0.003 ≒ $0.137です。文字の多い画像では、価格差は4倍から約3倍に縮みます。

使い分けは次のとおりです。

  • 2.1を選ぶ場面:下書き、バリエーション出し、商品写真の編集、文字の少ない画像、大量生成。新しく組み込むならまず2.1です。
  • Proを選ぶ場面:看板、ポスター、価格表、インフォグラフィックなど、指定した文字が変わると使えない最終素材。人が文字を直す手間のほうが高くつく場合です。

採用率で判断するなら、1KでProのほうが安くなるのは、2.1の採用率がProの約4分の1($0.0336 ÷ $0.134 ≒ 0.25)を下回るときだけです。Proの採用率が80%なら、2.1が約20%を切るまでは2.1のほうが採用1枚当たりは安く済みます。2Kでは約30%、4Kでは約38%(いずれもProが80%の場合)が境目です。ただし、この計算には文字を直す人の作業時間が入っていません。2.1の料金と仕様はNano Banana 2.1とは?料金とNano Banana 2との違い、4モデルの選び方はNano Banana 2・Pro・2.1・Liteの違いと選び方で整理しています。

Nano Banana Pro 4Kを安く使う方法:最安はBatchの1枚$0.12

Proのまま4Kを最も安く出せる正規の方法は、Gemini APIまたはVertex AIのBatchで、1枚$0.12です。Standardの$0.24のちょうど半額で、2026年10月10日時点のGemini APIの料金表とVertex AIの料金表で同じ額です。これより安くするには、Proをやめて別のモデルであるNano Banana 2.1の4Kに切り替えることになります。

4Kを出す方法(2026年10月10日時点)1枚の料金条件
Pro Batch(Gemini API・Vertex AI)$0.12非同期でまとめて処理する。結果を待てる用途向け
Pro Flex$0.12(料金表の値)Flexの説明ページの対応モデルに画像モデルがない(前述)
Pro Standard$0.24通常の従量課金
Pro Priority約$0.432100万token当たり$216 × 4Kの2,000 tokenで計算
Nano Banana 2.1 Standard / Batch$0.113 / $0.0567Proとは別のモデル。前の節の比較テストでは指定した文字の再現がProに劣った
Nano Banana 2 Standard / Batch$0.151 / $0.0755別のモデル。4Kでは2.1より高い
Geminiアプリ4Kなしダウンロードはプランなしで1K、Google AIプランで2K
Flowクレジット制。4Kの条件は公開ページに記載なし無料アカウントはProを限定的に利用できる。4KへのアップスケールはUltra限定と伝えられているが、料金ページはログインしないと読めない
Google AI StudioGemini APIと同じ従量課金Proを使うには有料のAPIキーが必要

4Kの選び方は、画像の中の文字が一字一句合っている必要があるかどうかで決まります。

  • 文字の正確さが要る最終素材:Pro Batchの$0.12。すぐに結果が要る場合だけStandardの$0.24を使います。
  • 文字が少ない、または人が直せる画像:Nano Banana 2.1の4K。Standardの$0.113でもPro Batchよりわずかに安く、2.1のBatchなら$0.0567とPro Batchの半分以下です。

ただし2.1はProの安い版ではなく、別のモデルです。前の節の採用率の目安では、4KでProの採用率が80%のとき、2.1の採用率が約38%($0.113 ÷ $0.24 × 80%)を下回るとProのほうが採用1枚当たりで安くなります。Batch同士でも比率はほぼ同じです($0.0567 ÷ $0.12 × 80% ≒ 38%)。

無料で4Kを出せる公式の経路はない

2026年10月10日時点で、Googleの公式経路にはNano Banana Proの4Kを無料で出せるものがありません。

  • Gemini APIの画像モデルにはProを含めて無料枠がありません。
  • Geminiアプリの画像生成ヘルプは、Google AIプランありで2K、なしで1Kのダウンロードと説明しており、4Kでダウンロードできるプランの記載はありません。Proで作り直せるのもPlus・Pro・Ultraの加入者だけです。
  • Google AI StudioでProを使うには有料のAPIキーをつなぐ必要があり、請求はGemini APIの料金になります。
  • Google Cloudの$300無料トライアルのクレジットは、2026年3月からGemini APIとAI Studioの支払いに使えなくなっています。Vertex AIのGeminiモデルは無料プログラムのページで除外対象に挙がっていませんが、Nano Banana Proの4Kに充てられると明記されているわけではありません。

「無料で4K」をうたう外部サイトのクレジットで何枚作れるか、届いたファイルが本当に4Kかを見分ける方法は、Nano Banana Proの4Kは無料?クレジットの条件と実ファイルの確認法にまとめています。外部providerの1回料金はGoogleとは別契約で、4Kでも同じ額かどうかはproviderの説明によります(後半の「外部providerの$0.09は別契約」の節)。

4Kで表示価格に足される費用

4Kの$0.24は画像出力2,000 tokenに100万token当たり$120を掛けた値(2,000 × $120 ÷ 1,000,000 = $0.24)で、入力、thinking、Search groundingは別に加算されます。参照画像1枚の入力は約$0.0011です。thinkingは前に挙げた1Kの比較テストで122〜252 token、約$0.003以下でした。このテストは1Kだけなので4Kでの量は分かりませんが、thinkingの単価は解像度で変わりません。

金額が大きくなりやすいのは、使えない画像の作り直しです。採用率80%と仮定すると、採用1枚当たりはStandardで$0.30($0.24 ÷ 0.8)、Batchで$0.15($0.12 ÷ 0.8)になります。4Kは1枚の単価が高いので、最初の5枚テストは1Kで構図と文字を固め、4Kは採用が決まったプロンプトだけで出すと、不採用分の出費を抑えられます。Batchの請求額の計算式と、4KでBatchに切り替える損益分岐はNano Banana Pro Batch API料金:請求額の計算式と4Kの損益分岐で詳しく扱っています。

1,000回生成して800枚を採用した場合の1枚当たりコスト

制作担当者に必要なのは「生成1回」の価格より、採用できた画像1枚のコストです。文字崩れや構図違いで200枚を不採用にした例を考えます。採用率80%は説明用の仮定であり、Googleの品質保証ではありません。

経路1,000回の基礎額800枚採用時の1枚当たり
Pro Standard 1K/2K$134$0.1675
Pro Batch 1K/2K$67$0.08375
Pro 1回$0.09のprovider$90$0.1125
2.1 Standard 1K(同じ80%の場合)$33.60$0.042

計算式は次のとおりです。

採用1枚当たりコスト = 総請求額 ÷ 採用枚数

ここでいう総請求額には、入力、thinking、grounding、課金対象の失敗や再試行を足します。人が修正する時間も比べたい場合は、別の作業費として加えます。採用数がゼロなら分母がないため、単価を作らずテストを止めます。

1,000回生成して800枚を採用した場合の採用1枚当たりコストと、2.1のほうが安くなる採用率の目安

2.1の行を同じ80%にしたのは比較のための仮定です。文字を指定する用途では2.1の採用率が下がりやすいので、前の節の境目を使って自分の採用率で確かめてください。呼び出し単価が安くても不採用率が高ければ、使える成果物の単価は上がります。80%という数字を別プロジェクトへそのまま流用せず、自分のプロンプトと審査基準で測る必要があります。

本番前に5枚だけ請求を照合する

見積もりと実請求をつなぐため、最初に5枚だけ同じ条件で生成します。

  1. 使用する5つのプロンプト、解像度、採用基準を先に固定する。
  2. 各呼び出しのモデルID、出力、usage metadataまたはproviderログを保存する。
  3. 請求画面の実額と、採用・不採用の理由を記録する。
  4. 5回の総請求額 ÷ 採用枚数を計算する。
  5. 採用ゼロ、または既知の追加費用を含めても見積もりより10%以上高い場合は拡大を止め、差額の原因を確認する。

10%は見逃しを減らすためのプロジェクト用の確認基準であり、Googleの返金条件や価格保証ではありません。5枚は品質を統計的に保証する数でもなく、請求経路と計算単位の取り違えを早く見つけるための小規模テストです。2.1と迷っている場合は、同じ5つのプロンプトを2.1でも流して採用枚数を並べると、前の節の境目と照らし合わせられます。

API実装を始める場合は、Nano Banana Pro APIガイドでリクエスト形式も確認できます。モデルIDはgemini-3-pro-imageを使います。停止したgemini-3-pro-image-previewを送り続けるコードは失敗するため、テストの前に置き換えてください。

GeminiアプリのNano Banana Pro:Google AIプランは月725円から

Geminiアプリでは、Nano Banana ProはGoogle AI Plus・Pro・Ultraの有料プランで使える「作り直し」用のモデルです。Geminiのモデルを「Pro」にしている状態で、生成した画像のメニューから「Pro でやり直す」を選ぶと、Proで再生成できます。Googleのページ同士で既定の画像モデルの説明が分かれており、Geminiの画像生成の紹介ページはGoogle AI Plus・Pro・Ultraの利用者は2.1を使えるとし、Geminiアプリの画像生成ヘルプは今もNano Banana 2で生成すると書いています。どちらの説明でも、Proは最初から使われる既定のモデルではありません。

Googleの日本向けGoogle AIプランのページの表示は、2026年10月8日時点で次のとおりです。

プラン月額Geminiアプリの利用上限など
プランなし0円標準。Nano Banana 2で生成、ダウンロードは1K
Google AI Plus725円標準の2倍
Google AI Pro2,900円標準の4倍。ストレージ5TB
Google AI Ultra14,500円〜AI Proの5倍、32,000円のプランは20倍

上限の倍率はGeminiアプリの利用上限ヘルプによるものです。有料プランではダウンロードが2Kになります。年払い、税、キャンペーン、更新日は、自分のアカウントのcheckoutで確定します。

この月額を「1日○枚」で割って1枚の値段を出すことはできません。Geminiアプリの上限は計算量ベースで、5時間ごとに回復し、週の上限に達するまで使えます。画像生成は通常のチャットより多く上限を消費し、1日の枚数はどのプランでも公開されていません。さらにヘルプには、Nano Banana 2の1日の上限に達するとProでの作り直しもできなくなると書かれています。プランごとの違いはNano Banana Proは無料?Gemini・Flow・APIの見分け方、回復の仕組みはNano Banana Proの制限は1日何回?で説明しています。

コードからProを呼ぶなら、プランではなくAPIの料金表が基準です。どのGoogle AIプランに加入しても、Gemini APIの無料枠や上限は増えません。

LaoZhang APIなど外部providerの$0.09は別契約

LaoZhang APIのNano Banana Proドキュメントは、gemini-3-pro-imageを1回$0.09と案内しており、2026年10月10日時点の料金一覧の額も同じです。ドキュメントは解像度やthinkingの量にかかわらず同じ価格で、加算されるのはGoogle検索によるgrounding(1検索$0.014)だけと説明しています。ただし料金一覧そのものには解像度ごとの条件が書かれていないため、4Kも$0.09になるというのはこのサービス自身の説明であり、4Kで使うなら5枚テストの請求ログで確かめてください。同じ料金体系で、Nano Banana 2.1は1回$0.045です。いずれもGoogleの公式価格ではなく、そのproviderの価格です。

注記:laozhang.ai は当ブログ運営チームの自社サービスです。その料金は中立的な比較ではなく、自社の提示価格です。

1回料金はGoogleの公式価格と比べる条件によって有利不利が変わります。Proの1K/2KではGoogleのStandard $0.134より安く、4Kでは$0.24との差が広がります。一方、1K/2KをGoogleのBatch($0.067)で処理できるなら公式のほうが安くなります。

課金の数え方もGoogleと違います。LaoZhang APIのドキュメントでは、HTTP 200で画像が返らなかった呼び出しも1回として課金され、クライアント側のタイムアウトでもサーバー側で生成が終われば課金されることがあります。生成前に429や503で拒否された呼び出しは、通常は課金されません。HTTP statusだけで成功数を数えず、画像の有無と呼び出しログを5枚テストで照合してください。画像が返らないときの対処はNano Banana APIで画像が生成されない原因と対処にあります。

個人アカウントの共有、認証情報を第三者へ渡す方法、非公式な地域回避は、価格が安く見えても勧めません。モデルの経路、データ保持、障害時の課金を確認できないサービスは、本番候補から外します。

Google AIプランを解約する前にストレージと請求元を見る

Googleと直接契約したGoogle AIプランは、Geminiの「設定とヘルプ」から定期購入を管理し、Google Oneで解約できます。Google Oneの解約案内によると、通常は現在の請求期間が終わるまで特典を利用できます。ストレージプランは原則として返金されないため、購入前に条件を確認してください。

Google AIプランには画像機能だけでなくストレージなども含まれます。解約後に無料容量を超える場合は、GmailやDriveへの影響も確認します。App Store、Google Play、通信事業者など第三者が請求している場合は、その請求元で解約します。ボタンが見つからないときは領収書の発行元を見るのが最短です。

Nano Banana Proの費用の決め方:請求単位を固定し、2.1と比べる

コードから使うなら、公式APIの1枚$0.134(1K/2K)と$0.24(4K)を基準にし、待てる処理はFlexではなくBatchで半額にします。そのうえで同じプロンプトを2.1でも試し、文字の正確さが要らない画像は2.1に回します。Geminiアプリで使うなら、日本向けプランの月額と更新条件を自分のcheckoutで確かめます。外部providerなら、そのサービスの1回料金、失敗時の課金、ログを別契約として検証します。

最後に5枚を生成し、請求総額を採用枚数で割ってください。その数字が、あなたの用途におけるNano Banana Proの実際の価格です。手動での始め方はNano Banana Proの使い方へ進めます。APIキーの作成から最初の1枚までの手順は、前半の「Nano Banana Pro APIキーは無料?」の節で確認できます。

Nano Banana Proの4Kと料金のよくある質問

Nano Banana Proの4Kを無料で使う方法はありますか?

2026年10月10日時点で、公式の経路にはありません。Gemini APIの画像モデルには無料枠がなく、Geminiアプリのダウンロードは有料プランでも2Kまで、AI StudioでProを使うには有料のAPIキーが必要です。Google Cloudの$300無料トライアルもGemini APIの支払いには使えません。

Nano Banana Proの4Kをいちばん安く使うには?

Proのままなら、Gemini APIかVertex AIのBatchで1枚$0.12です。文字の正確さが要らない画像なら、別モデルのNano Banana 2.1の4K(Standard $0.113、Batch $0.0567)のほうが安くなります。

4Kの画像1枚には$0.24のほかに何がかかりますか?

入力(参照画像1枚で約$0.0011)、thinking、Search groundingが別に加算されます。いちばん大きいのは不採用の画像を作り直す分で、採用率80%ならStandardの採用1枚当たりは$0.30です。

Nano Banana Proの無料版と有料版の違いは?

Geminiアプリでは、プランなしだとNano Banana 2で生成し、ダウンロードは1Kです。月725円のGoogle AI Plus以上に加入すると、Proでの作り直しが使え、ダウンロードは2Kになり、利用上限もPlusで標準の2倍、Google AI Proで4倍に増えます。

Nano Banana Proは1日に何回使えますか?

Geminiアプリでは、1日の枚数はどのプランでも公開されていません。上限は計算量ベースで5時間ごとに回復し、週の上限もあります。APIでは枚数の上限ではなく、利用ティアごとのレート制限と10分間の支出上限で決まります。

参考資料11

本文で参照している外部ページを、登場順に並べています。最終更新日:2026年10月10日。

  1. 1.Gemini APIの料金表ai.google.dev/gemini-api/docs/pricing
  2. 2.Gemini APIのレート制限ページai.google.dev/gemini-api/docs/rate-limits
  3. 3.Vertex AI(Gemini Enterprise Agent Platform)の料金表cloud.google.com/gemini-enterprise-agent-platform/generative-ai/pricing
  4. 4.Gemini APIの課金ドキュメントai.google.dev/gemini-api/docs/billing
  5. 5.Gemini APIのAPIキーのドキュメントai.google.dev/gemini-api/docs/api-key
  6. 6.Flex推論の説明ページai.google.dev/gemini-api/docs/flex-inference
  7. 7.Geminiアプリの画像生成ヘルプsupport.google.com/gemini/answer/14286560
  8. 8.Geminiの画像生成の紹介ページgemini.google/overview/image-generation
  9. 9.Googleの日本向けGoogle AIプランのページgemini.google/jp/subscriptions
  10. 10.Geminiアプリの利用上限ヘルプsupport.google.com/gemini/answer/16275805
  11. 11.Google Oneの解約案内support.google.com/googleone/answer/9056360
さらに読む: AI 画像生成
Nano Banana ProとMidjourneyの画像制作を比較するイメージ
AI 画像生成

Nano Banana ProとMidjourney v8を比較:編集・作風・料金で選ぶ

画像を返すアプリにはNano Banana Proの公式API、作風をそろえた制作にはMidjourneyのStyle Referenceが選択の起点です。既存画像の編集は両方に対応があり、料金は生成枚数だけでなく修正と採用まで含めて比べます。

36 分
FLUX.2 ProとNano Banana Proを、参照画像、日本語の文字、納品サイズから選ぶための説明イラスト
AI 画像生成

FLUX.2 ProとNano Banana Proを比較:料金・日本語・参照画像で選ぶ

FLUX.2 Proは参照画像なしの2K正方形を公式APIで1枚0.075ドル、Nano Banana Proは2K画像の出力部分が約0.134ドル。ただし参照画像を4枚使うと差は小さくなります。日本語の文字、編集後の再現性、4MPと4Kの違いを押さえ、実際に採用できる画像の費用で選ぶ方法を解説します。

19 分