Nano Banana Pro は無料?Gemini 無料版は対象外、Flow・API の上限
2026年10月10日時点、Gemini アプリの Nano Banana Pro は有料プランの「やり直し」専用で、無料プランでは使えません。公式 API も無料枠なしです。
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2026年10月10日時点の答えは、「Gemini アプリの無料プランでは Nano Banana Pro は使えない」です。無料プランで画像を作るモデルは Nano Banana 2 です。Nano Banana Pro は Google AI Plus / Pro / Ultra の有料プラン向けで、生成済みの画像を Pro で作り直す「Redo with Pro」として開放されています(Gemini アプリの画像生成ヘルプ)。2025年末ごろは無料でも1日数枚使えたという個人ブログの報告がありますが、現在の Google のヘルプと機能表では、プランなしの列に Pro は入っていません。
ほかの入口も、無料かどうかの条件が一つずつ違います。Google Flow は米国のプランページに「無料で Nano Banana Pro を限定的に利用可能」とある一方、Flow のヘルプは有料プランへの加入を条件にしています。開発者向けの公式 API(gemini-3-pro-image)は、最初から無料枠のない従量課金です。
まずは結論:同じ「Pro」でも入口ごとに別ルール
下の表は、2026年10月10日時点で Google の公開ページに書かれている条件をまとめたものです。料金は米国のプランページの表示で、日本円の価格は地域ごとに異なります。
| 入口・プラン | Nano Banana Pro | 上限の考え方 | 保存できる画像サイズ | 料金(米国表示) |
|---|---|---|---|---|
| Gemini アプリ 無料 | 使えない(Nano Banana 2 のみ) | 標準の上限。5時間ごとに回復し、週の上限あり | 1K | $0 |
| Google AI Plus | Redo with Pro で利用可 | 標準の2倍 | 2K | 月 $4.99 |
| Google AI Pro | Redo with Pro で利用可 | 標準の4倍 | 2K | 月 $19.99 |
| Google AI Ultra | Redo with Pro で利用可 | 加入内容に応じて Google AI Pro の5倍または20倍 | 2K | 月 $99.99 または $199.99 |
| Google Flow | プランページは無料で限定利用可、Flow ヘルプは有料プラン必須 | 1日の枚数は非公開。プランのクレジット(Plus 200、Pro 1,000、Ultra 10,000/25,000)を使う | 記載なし | プランに含まれる |
| 公式 API | 使える(無料枠なし) | プロジェクトごとのレート制限 | 1K / 2K / 4K | 1K・2K は1枚 $0.134、4K は $0.24 |
- 上限:Gemini アプリの上限は画像の枚数ではなく計算量で決まり、1日あたりの枚数は公開されていません。自分の残りは設定の Usage Limits で確認でき、Google は予告なく変わりうると書いています(Gemini アプリの利用上限ヘルプ)。
- 画像サイズ:ヘルプでは、プランなしは 1K、Google AI プランありは 2K でダウンロードできます。Gemini アプリで 4K を保存できると書いた公式ページはありません。
- 透かし:Gemini で作った画像には見えない SynthID 透かしが必ず入ります。見える透かしは設定の Media Watermark で切り替えられますが、インド・韓国・ベトナムではこの設定が Ultra 利用者にしか表示されません(透かしの設定ヘルプ)。Flow も SynthID は必ず付きます。
つまり「無料で Nano Banana Pro を試したい」なら、Gemini アプリの無料プランは答えになりません。無料のまま試せるのは Nano Banana 2 で、Pro を使いたいなら有料プランか API が前提です。プランと API の料金の詳しい比較は「Nano Banana Proの料金はいくら?」をご覧ください。
Gemini と AI Mode:無料プランで使えるのは Nano Banana 2

この図は2026年10月10日の更新前に作成したもので、図中の「1日20/50/100/1000枚」は現在の公式ヘルプにはありません。本文の情報が最新です。
Gemini アプリでは、選んだモデルによって画像モデルが決まります。Flash-Lite を選ぶと Nano Banana 2 Lite、Flash か Pro を選ぶと Nano Banana 2 です。Nano Banana Pro はヘルプで「Google AI プランで利用可能」とされ、生成した画像を Pro で作り直す「Redo with Pro」として呼び出します。gemini.google の画像生成ページでは、有料プランでは Nano Banana 2.1 も使えると案内されています(Gemini の画像生成ページ)。
もう一つ大事な条件があります。ヘルプには、Nano Banana 2 の上限に達すると、それ以上 Pro でのやり直しもできないと書かれています。Pro だけの別枠があるわけではないので、有料プランでも Nano Banana 2 の上限を使い切れば Pro も止まります。
利用条件は、Gemini アプリへのログインと年齢です。画像の生成は13歳以上(国によって異なる)、画像の編集は18歳以上が条件です。
AI Mode の Nano Banana Pro は提供国が限られます。米国のプランページの注記では、AI Mode の Gemini 3 Pro モデルと Nano Banana Pro は「一部の国で提供」とされています。Google が2025年10月に公開したブログでは、AI Mode の画像作成(Create image)は米国とインドの英語版から始まり、その後カナダに広がったと案内されていて、日本での提供は公開情報に記載がありません。有料の Plus には「検索での Nano Banana の利用枠拡大」が含まれます。
有料プランで何が変わるのか:Pro でのやり直しと上限の倍率
有料プランに入ると変わるのは、次の3点です。
- Gemini アプリで Redo with Pro が使えるようになり、Nano Banana 2.1 も開放されます。
- 上限が標準の2倍(Plus)、4倍(Pro)に広がります。Ultra はヘルプによると、加入内容に応じて Google AI Pro の5倍または20倍です。
- 画像のダウンロードが 1K から 2K になり、Flow のクレジット(Plus 200、Pro 1,000、Ultra 10,000/25,000)が付きます。
米国のプランページでは、Plus が月 $4.99、Pro が月 $19.99、Ultra が月 $99.99 または $199.99 です(Google AI プランの米国ページ)。Pro を最も安く試せるのは Plus で、上限の差が気にならなければ Plus で足ります。Google AI プランは18歳以上が対象です。
一方で、上限は倍率でしか公開されていないため、「Plus なら1日何枚」という答えはありません。大量に作る予定があるなら、使いながら設定の Usage Limits で残りを確認するか、枚数単位で料金が決まる API のほうが見通しを立てやすくなります。
Flow は無料の抜け道ではなく、クレジット経路

この図は2026年10月10日の更新前に作成したものです。図中の $0.134 は API の1枚あたりの料金で、Flow の料金ではありません。本文の情報が最新です。
Flow で Nano Banana Pro が無料になるかは、Google 自身のページで答えが食い違っています。米国のプランページは、無料プランの項目に「Google Flow(Nano Banana Pro の限定的な利用を含む)」と書いています。一方、Flow のヘルプ「Google Flow を利用できるユーザー」は、18歳以上、対応地域にいること、Google AI Plus / Pro / Ultra のいずれかに加入していることをすべて満たすよう求めています(Google Flow のヘルプ)。どちらに従っても、Google アカウントでのログインと18歳以上は必要です。
Flow の Nano Banana Pro に1日の上限が何枚あるかは公開されていません。有料プランではプランごとのクレジットを消費する形で、ヘルプには「特にクレジットを消費しないモデルでは生成回数を制限する場合がある」と書かれています。ネット上で見かける無料の枚数やクレジット数は第三者の情報で、Google の公開ページには記載がありません。
Flow で作った画像には、Veo などほかのモデルと同じく見えない SynthID 透かしが付きます。見える透かしはオン/オフでき、インド・韓国・ベトナムでは自動で付きます。Flow はすでに Google の制作ツールを使っている人には自然な選択肢ですが、Pro を無料で試す確実な入口とは言えません。
公式 API は最初から別の有料契約
Gemini API の料金ページでは、Nano Banana Pro(gemini-3-pro-image)の無料枠は「Not available」です(Gemini API の料金ページ)。2026年10月10日時点の料金は次のとおりです。
| 解像度 | 通常 | Batch / Flex |
|---|---|---|
| 1K・2K | 1枚 $0.134 | 1枚 $0.067 |
| 4K | 1枚 $0.24 | 1枚 $0.12 |
以前のモデル ID gemini-3-pro-image-preview は2026年6月25日に停止しており、現在は gemini-3-pro-image を指定します。Nano Banana 2 や Nano Banana 2.1 など、ほかの画像モデルも API の無料枠はありません。
API キーの作成自体は無料ですが、画像を生成するには支払いの設定が必要です。無料で済ませる方法として挙がりやすい二つも、Pro の答えにはなりません。
- Google AI Studio:無料のアカウントで使えるのは限られたモデルだけです。Google の説明では、AI Studio の利用は有料の API キーを紐づけない限り無料で、Google AI Pro / Ultra プランでは「Gemini Pro や Nano Banana などのプレミアムモデル」が Playground で使えるようになります(Google AI プランと AI Studio の説明)。このプラン特典は AI Studio の画面内だけで、API の直接利用は別に課金されます。
- Google Cloud の $300 無料トライアル:2026年3月以降、Gemini API と AI Studio の支払いには使えません。Vertex AI の Gemini モデルは除外対象として書かれていませんが、トライアルで Nano Banana Pro を使えるかは公開情報だけでは判断できません。
「Nano Banana Pro の 4K を無料・無制限で」という公式の方法はありません。Gemini アプリでは 4K を保存できず、API の 4K は1枚 $0.24 です。無料クレジットで 4K を作れる条件は「Nano Banana Proの4Kは無料?」を参照してください。コードから使う手順は「Nano Banana APIの使い方」が近道です。
どう選ぶのが現実的か:無料は Nano Banana 2、Pro は Plus か API
まずは Gemini アプリの無料プランで Nano Banana 2 を試す。画質と上限に不満がなければ、Pro に払う必要はありません。無料の Nano Banana の入口と上限は「Nano Banana は無料で使える?」を参照してください。
Pro の仕上がりが必要なら、最も安い Plus から。Plus で Redo with Pro が使え、ダウンロードも 2K になります。上限が足りなくなってから Google AI Pro や Ultra を検討すれば十分です。
Flow は Flow の制作機能を使う人だけ。無料プランでの扱いは Google のページ間で食い違っているため、無料で Pro を試す目的なら当てにしないほうが確実です。
コード、自動化、4K、量産が目的なら API。1枚 $0.134、4K で $0.24 と単価がはっきりしていて、Batch なら半額です。
「Nano Banana Pro 無料」「無制限」をうたう Google 以外のサイトは、Google の公式な無料枠ではありません。ログインやクレジットの条件が同じサイトの別ページに書かれていることも多いので、公式の入口との違いは「Nano Bananaを無料・登録なしで使うなら」で確認してください。
Nano Banana Pro の無料利用でよくある質問
Nano Banana Pro は今も Gemini で無料ですか?
いいえ。2026年10月10日時点、Gemini アプリの無料プランで使える画像モデルは Nano Banana 2(Flash-Lite 選択時は Nano Banana 2 Lite)で、Nano Banana Pro は Plus / Pro / Ultra の「Redo with Pro」でだけ使えます。
Gemini の無料プランで1日に何枚作れますか?
Google は1日の枚数を公開していません。上限は計算量ベースで、5時間ごとに回復し、週の上限に達するまで使えます。「無料で1日20枚」という数字は2026年3月時点の表を引いた第三者のガイドに由来するもので、現在のヘルプにはありません。
Flow を使えば Nano Banana Pro は無料になりますか?
確実には言えません。米国のプランページは無料プランに Flow での Nano Banana Pro の限定利用を挙げていますが、Flow のヘルプは有料プランへの加入を条件にしています。どちらでもログインと18歳以上が必要です。
Google Flow の Nano Banana Pro に1日の上限はありますか?
公開された1日の枚数はありません。有料プランではプランのクレジットを消費し、Google はクレジットを使わないモデルの生成回数を制限する場合があると説明しています。
上位の Google プランで何が変わりますか?
Redo with Pro と Nano Banana 2.1 が使えるようになり、上限が標準の2倍(Plus)や4倍(Pro)、Ultra では Pro の5倍または20倍に広がり、ダウンロードが 2K になります。Flow のクレジットも付きます。
公式 API に無料枠はありますか?
ありません。2026年10月10日時点、gemini-3-pro-image の料金ページは無料枠「Not available」で、1K・2K は1枚 $0.134、4K は $0.24 です。Google Cloud の $300 無料トライアルも Gemini API には使えません。
参考資料8
本文で参照している外部ページを、登場順に並べています。最終更新日:2026年10月10日。
参考資料8
本文で参照している外部ページを、登場順に並べています。最終更新日:2026年10月10日。
- 1.Gemini アプリの画像生成ヘルプsupport.google.com/gemini/answer/14286560
- 2.Gemini アプリの利用上限ヘルプsupport.google.com/gemini/answer/16275805
- 3.透かしの設定ヘルプsupport.google.com/gemini/answer/17405358
- 4.Gemini の画像生成ページgemini.google/overview/image-generation
- 5.Google AI プランの米国ページgemini.google/us/subscriptions
- 6.Google Flow のヘルプsupport.google.com/labs/answer/16353333
- 7.Gemini API の料金ページai.google.dev/gemini-api/docs/pricing
- 8.Google AI プランと AI Studio の説明ai.google.dev/gemini-api/docs/google-ai-plans





