Nano Banana Proの料金はいくら?API1枚$0.134、アプリは月725円から
Nano Banana Pro APIは1K/2Kで1枚$0.134、4Kで$0.24、Batchで半額です。1Kでは2.1の約4倍なので、文字を正確に入れる最終素材に使います。
目次

Nano Banana Proの料金は、使う場所によって単位が変わります。 2026年10月8日時点で、Google公式API(モデルID gemini-3-pro-image)の画像出力は1K/2Kで1枚$0.134、4Kで$0.24です。Batchで送ればちょうど半額の$0.067と$0.12、Priorityは公式のtoken単価から計算して約$0.242と約$0.432になります。Vertex AIの定価も同じです。Geminiアプリで使う場合はAPIではなくGoogle AIプランの料金で、日本向けの表示は月725円のGoogle AI Plusからです。
2026年8月以降に変わった点は三つあります。10月6日にNano Banana 2.1(gemini-nano-banana-2.1)が正式版になり、1K画像を1枚$0.0336とProの約4分の1で作れるようになりました。料金表にあるProの「Flex」半額は、Flexの説明ページの対応モデルに画像モデルが載っておらず、半額で確実に使えるのはBatchです。旧ID gemini-3-pro-image-previewは2026年6月25日にGemini APIで停止しています。
どの数字を使うにしても、最初に決めるのは金額ではなく、誰から、何の単位で請求されるかです。月額料金をAPI残高と考えたり、providerの「1回」をGoogleの「画像出力1枚」と比べたりすると、予算がずれます。
まず二つの質問で料金表を選ぶ
「いくらか」を調べる前に、次の二つを決めます。
- どこで使うか。 Geminiアプリで手動生成するのか、自分のコードからAPIを呼ぶのか。
- 誰が請求するか。 Google AIプラン、GoogleのAPI請求、外部providerのどれか。
| 利用経路 | 支払うもの | 料金を確定する場所 |
|---|---|---|
| Geminiアプリ | Google AIプランの月額(Plus 725円、Pro 2,900円など) | 自分のGoogleアカウントのcheckout |
| 公式API(Gemini API・Vertex AI) | 入出力token、画像出力、Search grounding | Googleの料金表とプロジェクトの請求 |
| 外部provider | 呼び出し回数、creditなど独自の単位 | providerの現行ドキュメントと利用ログ |
Google AIプランに加入しても、Gemini APIの残高や上限は増えません。逆にAPIを従量課金で使っても、Geminiアプリの上限やストレージ特典は付きません。
Nano Banana Pro APIの公式料金:1K/2Kは$0.134、4Kは$0.24
Gemini APIの料金表では、Nano Banana ProのモデルIDはgemini-3-pro-imageです。Gemini APIの画像モデルにはProを含めて無料枠がなく、どのモデルも「Free Tier」欄は「Not available」です。
| 実行モード | 1K/2K | 4K | 位置づけ |
|---|---|---|---|
| Standard | $0.134/枚 | $0.24/枚 | 通常の従量課金 |
| Batch | $0.067/枚 | $0.12/枚 | 非同期でまとめて処理する。すぐに結果が要らない処理向け |
| Flex | $0.067/枚 | $0.12/枚 | 料金表には行があるが、Flexの説明ページの対応モデルに画像モデルがない |
| Priority | 約$0.242/枚 | 約$0.432/枚 | 優先処理。公式token単価からの計算値 |
StandardとBatchの1枚価格はGoogleが料金表に書いている値です。Priorityは1枚価格としては掲載されていないため、画像出力100万token当たり$216に、1K/2Kの1,120 token、4Kの2,000 tokenを掛けて出しました(1,120 × $216 ÷ 1,000,000 ≒ $0.242)。Priorityは100万token当たりの入力も$3.60、テキスト出力とthinkingも$21.60に上がり、Gemini APIのレート制限ページによると上限は初期値で通常の0.3倍です。

画像出力以外にも加算される費用があります。Standardではテキスト・画像入力が100万token当たり$2(参照画像1枚は560 tokenで約$0.0011)、テキスト出力とthinkingが$12です。Search groundingはGemini 3系で共有される月5,000件の無料枠を超えると1,000件当たり$14で、1回のリクエストが複数の検索を発生させることもあります。
thinkingの量は依頼の内容で変わります。2026年10月8日の比較テスト(各1回)では、文字の多いポスターなどでProのthinkingは122〜252 tokenでした。252 tokenなら$12の単価で約$0.003なので、Proでは画像出力に比べて小さな額です。したがって$0.134 × 生成回数は請求額の大部分を占めますが、入力やgroundingを含む総額そのものではありません。
Vertex AIでも定価は同じ
Vertex AI(Gemini Enterprise Agent Platform)の料金表でも、Proは入力$2、テキスト出力$12、画像出力$120(いずれも100万token当たり、global)で、1枚の目安は同じ$0.134と$0.24です。画像出力はFlex/Batch/Off-peakの欄が半額の$60、Priorityの欄が$216(同じく100万token当たり)です。違いは認証、請求先、組織の管理方法にあります。Vertex AIでのgemini-3-pro-imageの提供終了日は「2027年5月28日以降」とされています。設定はVertex AIでNano Bananaを動かす設定と料金にまとめています。
単価が安くても一度に流せる量はTierで決まる
Gemini APIの上限はプロジェクトの利用ティア(Tier)ごとに決まり、10分間の支出上限はTier 1で$10、Tier 2で$50、Tier 3で$200です。Tier 1ではProの1K/2Kの出力代だけで10分に約74枚($10 ÷ $0.134)、4Kなら約41枚($10 ÷ $0.24)で上限に届きます。ティアの上げ方と月に作れる枚数はNano Banana Pro APIの上限を引き上げる方法、429が出たときの見分け方はGemini画像生成の429レート制限で説明しています。
Proを半額で使うならBatch:Flexは公式ページ同士で食い違う
Gemini APIでProを半額にする確実な方法はBatchです。Flexは2026年10月8日時点でGoogleのページ同士が一致していません。
- Gemini APIの料金表には、
gemini-3-pro-imageのFlex行があり、Batchと同じ$0.067と$0.12が載っています。 - Flex推論の説明ページ(2026年9月23日更新)の対応モデルは、Gemini 3.8 Flashから2.5 Flash-Liteまでの言語モデルだけで、Nano Banana系の画像モデルは一つもありません。
料金表だけを見てFlexで見積もると、説明ページに裏付けのない前提に予算を置くことになります。待てる処理はBatchで見積もり、Flexを試すなら少数のリクエストで請求画面の単価を確かめてから広げてください。Vertex AIの料金表はProを「Flex/Batch/Off-peak」共通の半額欄に載せ、2.1についてだけ「Flexに対応しない」と注記しています。
Nano Banana 2.1が出た今、Proを選ぶのはどんなとき?
公式料金だけで比べると、Nano Banana 2.1は1KでProの約4分の1、4Kでも半分以下です。Proを選ぶ理由は、画像に入れる文字を一字一句指定どおりにしたい最終素材に絞られます。
| 公式料金(Standard) | Nano Banana 2.1 | Nano Banana Pro | Proは2.1の何倍か |
|---|---|---|---|
| 1K | $0.0336/枚 | $0.134/枚 | 約4.0倍 |
| 2K | $0.0504/枚 | $0.134/枚 | 約2.7倍 |
| 4K | $0.113/枚 | $0.24/枚 | 約2.1倍 |
| Batch 1K | $0.0168/枚 | $0.067/枚 | 約4.0倍 |
| 入力 / thinking(100万token当たり) | $1.50 / $7.50 | $2 / $12 | — |
| LaoZhang APIの1回料金 | $0.045 | $0.09 | 2倍 |
注記:laozhang.ai は当ブログ運営チームの自社サービスです。その料金は中立的な比較ではなく、自社の提示価格です。
2.1は1K/2K/4Kに対応し、14種類の縦横比と最大14枚の参照画像を使えます。Googleのモデルカード(Google自身の評価)では、総合的な好み、編集、複数人物の一貫性で2.1がProを上回るとされ、Arenaの画像生成ランキング(10月6日更新、暫定)でも2.1は5位、Pro(2K)は16位でした。見た目の好みでProを選ぶ根拠は弱くなっています。
差が残るのは文字です。2026年10月8日に1Kで9課題を各1回生成した比較では、看板・ポスター・価格表の文字を指定した3課題すべてで、Proは指定どおりに描き、2.1は語の追加や表記の書き換えをしました。生成時間はどちらも約20秒です。ただし簡体字の「单」は両方とも日本の字形「単」で描いており、Proでも目視確認は必要です。課題ごとの結果はNano Banana 2.1・Pro・GPT Image 2.5の違い:9課題を1回ずつ実測にあります。
同じテストでは、文字の多い課題で2.1のthinkingが1,209〜1,552 tokenまで増えました。1,552 tokenを$7.50で計算すると約$0.0116なので、2.1のポスター1枚は$0.0336 + $0.0116 ≒ $0.045、Proは$0.134 + $0.003 ≒ $0.137です。文字の多い画像では、価格差は4倍から約3倍に縮みます。
使い分けは次のとおりです。
- 2.1を選ぶ場面:下書き、バリエーション出し、商品写真の編集、文字の少ない画像、大量生成。新しく組み込むならまず2.1です。
- Proを選ぶ場面:看板、ポスター、価格表、インフォグラフィックなど、指定した文字が変わると使えない最終素材。人が文字を直す手間のほうが高くつく場合です。
採用率で判断するなら、1KでProのほうが安くなるのは、2.1の採用率がProの約4分の1($0.0336 ÷ $0.134 ≒ 0.25)を下回るときだけです。Proの採用率が80%なら、2.1が約20%を切るまでは2.1のほうが採用1枚当たりは安く済みます。2Kでは約30%、4Kでは約38%(いずれもProが80%の場合)が境目です。ただし、この計算には文字を直す人の作業時間が入っていません。2.1の料金と仕様はNano Banana 2.1とは?料金とNano Banana 2との違い、4モデルの選び方はNano Banana 2・Pro・2.1・Liteの違いと選び方で整理しています。
1,000回生成して800枚を採用した場合の1枚当たりコスト
制作担当者に必要なのは「生成1回」の価格より、採用できた画像1枚のコストです。文字崩れや構図違いで200枚を不採用にした例を考えます。採用率80%は説明用の仮定であり、Googleの品質保証ではありません。
| 経路 | 1,000回の基礎額 | 800枚採用時の1枚当たり |
|---|---|---|
| Pro Standard 1K/2K | $134 | $0.1675 |
| Pro Batch 1K/2K | $67 | $0.08375 |
| Pro 1回$0.09のprovider | $90 | $0.1125 |
| 2.1 Standard 1K(同じ80%の場合) | $33.60 | $0.042 |
計算式は次のとおりです。
採用1枚当たりコスト = 総請求額 ÷ 採用枚数
ここでいう総請求額には、入力、thinking、grounding、課金対象の失敗や再試行を足します。人が修正する時間も比べたい場合は、別の作業費として加えます。採用数がゼロなら分母がないため、単価を作らずテストを止めます。

2.1の行を同じ80%にしたのは比較のための仮定です。文字を指定する用途では2.1の採用率が下がりやすいので、前の節の境目を使って自分の採用率で確かめてください。呼び出し単価が安くても不採用率が高ければ、使える成果物の単価は上がります。80%という数字を別プロジェクトへそのまま流用せず、自分のプロンプトと審査基準で測る必要があります。
本番前に5枚だけ請求を照合する
見積もりと実請求をつなぐため、最初に5枚だけ同じ条件で生成します。
- 使用する5つのプロンプト、解像度、採用基準を先に固定する。
- 各呼び出しのモデルID、出力、usage metadataまたはproviderログを保存する。
- 請求画面の実額と、採用・不採用の理由を記録する。
5回の総請求額 ÷ 採用枚数を計算する。- 採用ゼロ、または既知の追加費用を含めても見積もりより10%以上高い場合は拡大を止め、差額の原因を確認する。
10%は見逃しを減らすためのプロジェクト用の確認基準であり、Googleの返金条件や価格保証ではありません。5枚は品質を統計的に保証する数でもなく、請求経路と計算単位の取り違えを早く見つけるための小規模テストです。2.1と迷っている場合は、同じ5つのプロンプトを2.1でも流して採用枚数を並べると、前の節の境目と照らし合わせられます。
API実装を始める場合は、Nano Banana Pro APIガイドでリクエスト形式も確認できます。モデルIDはgemini-3-pro-imageを使います。停止したgemini-3-pro-image-previewを送り続けるコードは失敗するため、テストの前に置き換えてください。
GeminiアプリのNano Banana Pro:Google AIプランは月725円から
Geminiアプリでは、Nano Banana ProはGoogle AI Plus・Pro・Ultraの有料プランで使える「作り直し」用のモデルです。Geminiのモデルを「Pro」にしている状態で、生成した画像のメニューから「Pro でやり直す」を選ぶと、Proで再生成できます。Googleのページ同士で既定の画像モデルの説明が分かれており、Geminiの画像生成の紹介ページはGoogle AI Plus・Pro・Ultraの利用者は2.1を使えるとし、Geminiアプリの画像生成ヘルプは今もNano Banana 2で生成すると書いています。どちらの説明でも、Proは最初から使われる既定のモデルではありません。
Googleの日本向けGoogle AIプランのページの表示は、2026年10月8日時点で次のとおりです。
| プラン | 月額 | Geminiアプリの利用上限など |
|---|---|---|
| プランなし | 0円 | 標準。Nano Banana 2で生成、ダウンロードは1K |
| Google AI Plus | 725円 | 標準の2倍 |
| Google AI Pro | 2,900円 | 標準の4倍。ストレージ5TB |
| Google AI Ultra | 14,500円〜 | AI Proの5倍、32,000円のプランは20倍 |
上限の倍率はGeminiアプリの利用上限ヘルプによるものです。有料プランではダウンロードが2Kになります。年払い、税、キャンペーン、更新日は、自分のアカウントのcheckoutで確定します。
この月額を「1日○枚」で割って1枚の値段を出すことはできません。Geminiアプリの上限は計算量ベースで、5時間ごとに回復し、週の上限に達するまで使えます。画像生成は通常のチャットより多く上限を消費し、1日の枚数はどのプランでも公開されていません。さらにヘルプには、Nano Banana 2の1日の上限に達するとProでの作り直しもできなくなると書かれています。プランごとの違いはNano Banana Proは無料?Gemini・Flow・APIの見分け方、回復の仕組みはNano Banana Proの制限は1日何回?で説明しています。
コードからProを呼ぶなら、プランではなくAPIの料金表が基準です。どのGoogle AIプランに加入しても、Gemini APIの無料枠や上限は増えません。
LaoZhang APIなど外部providerの$0.09は別契約
LaoZhang APIのNano Banana Proドキュメントは、gemini-3-pro-imageを1回$0.09と案内しています。解像度やthinkingの量にかかわらず同じ価格で、加算されるのはGoogle検索によるgrounding(1検索$0.014)だけです。同じ料金体系で、Nano Banana 2.1は1回$0.045です。いずれもGoogleの公式価格ではなく、そのproviderの価格です。
注記:laozhang.ai は当ブログ運営チームの自社サービスです。その料金は中立的な比較ではなく、自社の提示価格です。
1回料金はGoogleの公式価格と比べる条件によって有利不利が変わります。Proの1K/2KではGoogleのStandard $0.134より安く、4Kでは$0.24との差が広がります。一方、1K/2KをGoogleのBatch($0.067)で処理できるなら公式のほうが安くなります。
課金の数え方もGoogleと違います。LaoZhang APIのドキュメントでは、HTTP 200で画像が返らなかった呼び出しも1回として課金され、クライアント側のタイムアウトでもサーバー側で生成が終われば課金されることがあります。生成前に429や503で拒否された呼び出しは、通常は課金されません。HTTP statusだけで成功数を数えず、画像の有無と呼び出しログを5枚テストで照合してください。画像が返らないときの対処はNano Banana APIで画像が生成されない原因と対処にあります。
個人アカウントの共有、認証情報を第三者へ渡す方法、非公式な地域回避は、価格が安く見えても勧めません。モデルの経路、データ保持、障害時の課金を確認できないサービスは、本番候補から外します。
Google AIプランを解約する前にストレージと請求元を見る
Googleと直接契約したGoogle AIプランは、Geminiの「設定とヘルプ」から定期購入を管理し、Google Oneで解約できます。Google Oneの解約案内によると、通常は現在の請求期間が終わるまで特典を利用できます。ストレージプランは原則として返金されないため、購入前に条件を確認してください。
Google AIプランには画像機能だけでなくストレージなども含まれます。解約後に無料容量を超える場合は、GmailやDriveへの影響も確認します。App Store、Google Play、通信事業者など第三者が請求している場合は、その請求元で解約します。ボタンが見つからないときは領収書の発行元を見るのが最短です。
Nano Banana Proの費用の決め方:請求単位を固定し、2.1と比べる
コードから使うなら、公式APIの1枚$0.134(1K/2K)と$0.24(4K)を基準にし、待てる処理はFlexではなくBatchで半額にします。そのうえで同じプロンプトを2.1でも試し、文字の正確さが要らない画像は2.1に回します。Geminiアプリで使うなら、日本向けプランの月額と更新条件を自分のcheckoutで確かめます。外部providerなら、そのサービスの1回料金、失敗時の課金、ログを別契約として検証します。
最後に5枚を生成し、請求総額を採用枚数で割ってください。その数字が、あなたの用途におけるNano Banana Proの実際の価格です。手動での始め方はNano Banana Proの使い方、APIキーと無料枠の関係はNano Banana Pro APIキーは無料?へ進めます。
参考資料9
本文で参照している外部ページを、登場順に並べています。最終更新日:2026年10月8日。
参考資料9
本文で参照している外部ページを、登場順に並べています。最終更新日:2026年10月8日。
- 1.Gemini APIの料金表ai.google.dev/gemini-api/docs/pricing
- 2.Gemini APIのレート制限ページai.google.dev/gemini-api/docs/rate-limits
- 3.Vertex AI(Gemini Enterprise Agent Platform)の料金表cloud.google.com/gemini-enterprise-agent-platform/generative-ai/pricing
- 4.Flex推論の説明ページai.google.dev/gemini-api/docs/flex-inference
- 5.Geminiの画像生成の紹介ページgemini.google/overview/image-generation
- 6.Geminiアプリの画像生成ヘルプsupport.google.com/gemini/answer/14286560
- 7.Googleの日本向けGoogle AIプランのページgemini.google/jp/subscriptions
- 8.Geminiアプリの利用上限ヘルプsupport.google.com/gemini/answer/16275805
- 9.Google Oneの解約案内support.google.com/googleone/answer/9056360





