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GPT Image 2とSeedream 4.5を比較:採用できる出力で選ぶ

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11 分で読めますAI画像生成

サイズ・品質・局所編集をOpenAIのネイティブ契約で使うならGPT Image 2、複数参照やデザイン展開ならSeedream 4.5を先に試します。日本語の正負テストと採用1枚あたりの費用で最終判断します。

GPT Image 2とSeedream 4.5を比較:採用できる出力で選ぶ

結論から言うと、OpenAIのサイズ・品質・編集制御をそのまま使いたい案件はGPT Image 2から、複数の参照画像を保ちながら人物やデザインを展開したい案件はSeedream 4.5から試すのが合理的です。ただし、日本語ポスターや商品ページの本番モデルは、1枚の作例では決めません。同じ7課題を各3回生成し、採用できた画像の比率、修正時間、請求された失敗を含めて選びます。

2026年7月18日時点でOpenAIの公式IDはgpt-image-2、snapshotはgpt-image-2-2026-04-21です。Seedream 4.5はByteDanceのモデルで、Volcano Engineの例ではdoubao-seedream-4-5-251128が使われます。gpt-image-2-vipやサービス内クレジットはプロバイダー契約であり、公式モデルIDや公式料金ではありません。

まず「どちらを先に試すか」を決める

制作条件最初の候補先に試す理由切り替え条件
Images API、Responses、mask編集、size/quality指定が既存フローにあるGPT Image 2OpenAI公式の生成・編集・inpainting契約をそのまま使える3回とも文字、配置、mask外を壊す
複数参照で人物、衣装、小物、シリーズ感を維持したいSeedream 4.5ByteDanceが複数画像の主体識別と参照詳細の維持を主要用途にしている顔や小物が失われ、手修正が増える
日本語の販促物で文言と位置が固定両方「日本語が得意」という一般論では案件の文字列を証明できない正確な文字と無文字の正負テストで採用率を比較
低品質の大量ラフを非同期処理したいGPT Image 2 Batchも比較OpenAIはBatch対応と50%割引を案内している対話的な待ち時間が必要、またはプロバイダーが割引を引き継がない
複数案を同じ世界観で展開したいSeedream 4.5multi-image editingと画像セットが候補になる出力サイズ、契約、再現性が本番条件を満たさない

これは総合順位ではありません。レイアウト修正はGPT Image 2、参照展開はSeedream 4.5のように、同じ制作ラインで役割を分けても構いません。

日本語制作では「文字が出る」と「余計な文字が出ない」を分ける

日本語の比較で見落とされやすいのは、文字を要求したテストだけでは不十分なことです。モデルが指定文を読める形で描けても、行を追加したり、値段やロゴを勝手に足したりすれば入稿できません。逆に、文字を禁止した背景素材に擬似文字が入ることもあります。

正テスト:固定した日本語をそのまま描く

テストカードの例は次のようにします。

春の展示会ポスター。文字は3行だけ。1行目「灯りの設計展」、2行目「土曜 10:30—18:00」、3行目「会場 ギャラリーB-17」。漢字、ひらがな、カタカナ、英数字、記号、改行を変更しない。1行目は上部中央、2行目はその直下、3行目は右下。ほかの読める文字は禁止。

採否は文字列だけでなく、行数、全角・半角、長音、句読点、B-17、位置、重なりを別々に記録します。縦組みが必要な案件は「縦組みを許可する文字列と行」も固定し、横組みの結果と混ぜません。

負テスト:同じ画面から文字を完全に除く

同じ構図で、次は「読める文字、数字、価格、ロゴ、透かし、看板、擬似文字を画面内のどこにも置かない」と指定します。正テストと負テストを対にすると、文字を生成する能力と、不要な文字を抑制する能力を分離できます。

英語や中国語で成功した作例は、日本語の採否根拠にはしません。また、1回成功しても「日本語に強い」とは断定しません。同一endpoint、同一size、同一qualityで各3回行い、失敗画像も残します。

7課題×3回の日本向け受入テスト

本番判断に必要なのは、見栄えの投票ではなく受入条件です。各モデルで次の7課題を3回ずつ実行します。1リクエスト1画像なら、モデルごとに21画像です。

課題合格条件主な失敗記録
1. 日本語3行ポスター全文字、改行、記号、位置が一致誤字、行追加、位置ずれ
2. 無文字ミラー読める文字、ロゴ、価格がゼロ擬似文字、透かし、看板
3. 複数参照の人物顔、髪、衣装、小物の識別点を維持別人化、衣装混同、小物消失
4. 商品フラットレイ商品数と指定グリッドを維持商品置換、重複、比率変更
5. 局所編集mask内だけ変更背景、顔、色調への波及
6. 複数人物の構図人物の役割、視線、位置を維持人物融合、手足、役割逆転
7. 入稿サイズ指定ratio、寸法、formatで納品可能クロップ、再レイアウト、書き出し失敗

テスト開始前に、model IDまたはalias、provider、region、endpoint、size、quality、参照画像、mask、乱数設定の有無を固定します。各試行では請求状態、待ち時間、reject理由、修正分数を残します。

同じ課題で3回不合格になったら、そのモデルへの追加リトライを止めます。 別モデルへ切り替えるか、文字を通常のDTPレイヤーで重ねます。無制限のリトライは見かけの品質を上げますが、制作費を隠します。

公式契約で比較できる範囲

GPT Image 2

OpenAIのモデルページは、Batch、画像生成、編集、inpaintingをサポート対象として示しています。画像生成ガイドでは、単発の生成・編集にImages API、会話的または複数ステップの処理にResponsesのimage_generation toolを使い分けます。Responsesでは、選択したメインモデルのトークンも別に考えます。

GPT Image 2のqualityはlowmediumhighautoです。PNG、JPEG、WebPに対応し、最大辺3840px、各辺16の倍数、縦横比3:1以下、総画素数655,360〜8,294,400という条件内で複数サイズを指定できます。2560×1440を超える総画素の出力は実験的と記載され、透明背景は現時点で非対応です。

参照画像は常にhigh fidelityで処理され、input_fidelityを変更できません。参照入力のコストが増える可能性があります。OpenAI自身も、複雑なpromptは最大2分かかる場合があり、精密な文字位置、同一キャラクターの反復、レイアウト構成は失敗し得ると説明しています。これはSeedreamとの勝敗データではなく、GPT Image 2側の停止条件です。

Seedream 4.5

ByteDance Seedの公式ページは、複数画像からの主体識別、参照詳細の保持、ポスターの小さな文字、制御可能なmulti-image editingを中心に説明しています。公式例はテスト項目を決める材料になりますが、同ページのMagicBenchはSeedream 4.0との内部比較です。GPT Image 2に勝つという第三者評価ではありません。

Volcano Engineの公式ガイドでは、Seedream 4.5についてtext-to-image、編集、参照画像、複数画像入力、画像セット出力が案内されています。国際版BytePlusと地域版Volcano Engineでは名称や提供条件が異なり得るため、結果表にrouteとversionを併記します。

75.5%は品質点ではなく、料金行の交点

OpenAIの現在の計算例では、GPT Image 2の1024×1024出力はlowが約$0.006、mediumが約$0.053、highが約$0.211です。これはoutputの例であり、promptや参照画像のinputを加える場合があります。一方、BytePlus ModelArkはSeedream 4.5を$0.04 / output imageと掲載しています。

制作で比較すべき式は次です。

採用1枚あたりの費用 =(請求された全生成費+input費+修正費)÷ 採用枚数

修正時間を金額に換算していない場合は、採用1枚あたりの修正分 = 総修正分 ÷ 採用枚数を別の指標として記録します。

まず追加費用を除いて1回の採用確率だけで近似すると、単価 ÷ 採用率です。GPT Image 2 medium 1024×1024とBytePlusのSeedream行では、

$0.04 ÷ $0.053 = 0.7547

となります。つまりSeedreamの採用率がGPT Image 2の採用率の約75.5%を上回る間は、Seedreamの採用1枚あたりのoutput費が安くなります。GPTの採用率が80%なら、Seedreamは60.4%を超える必要があります。

20回生成した例採用枚数output請求採用1枚あたり
Seedream 4.5:$0.0412枚$0.80$0.0667
GPT Image 2 medium:$0.05316枚$1.06$0.0663

呼び出し単価だけならSeedreamが安く見えますが、この例では採用費がほぼ同じです。GPTのlow/high、別サイズ、OpenAI Batch、参照input、税、為替、修正時間を入れれば交点は変わります。したがって75.5%をモデルの品質スコアや恒久価格として引用してはいけません。

円換算は最後に行います。まず契約通貨で請求と採用費を確定し、決済日の為替、消費税、プロバイダー手数料を加えます。「1枚○円」と固定すると、モデル性能と決済条件が混ざります。

公式価格とプロバイダー価格を同じ列に置かない

日本語の比較ページには、月額クレジット、独自の4K表記、最大参照数、待ち時間が並ぶことがあります。これらは各サービスのrouteで成立する条件であり、OpenAIやByteDance全体の条件ではありません。

例としてLaoZhangの2026年7月18日時点の文書は、seedream-4-5-251128$0.045/image、default groupのgpt-image-2gpt-image-2-vip$0.03/callとしています。後者のVIP routeには現在size/quality指定があります。しかし、これはLaoZhangの契約であり、OpenAIの$0.006/$0.053/$0.211例やBytePlusの$0.04/outputを置き換えません。

プロバイダーを使う場合は、次の項目を確認します。

  1. aliasが指すupstreamモデルとsnapshot
  2. endpoint、size、quality、参照画像の実マッピング
  3. 失敗、moderation、timeoutの請求条件
  4. region、データ保持、request ID、サポート範囲
  5. 税、為替、クレジット失効、返金条件

両モデルを1つのgatewayで小さく検証したい場合はプロバイダーが便利です。一方、upstream identity、公式パラメーター、データ処理、契約上の管理が優先なら、そこで止めて公式直結を選びます。

最終判断のチェックリスト

  • OpenAIの編集・Responses・サイズ制御が制作基盤なら、GPT Image 2を先に3回試す。
  • 複数参照、人物同一性、シリーズ展開が中心なら、Seedream 4.5を先に3回試す。
  • 日本語は正確な3行テストと無文字ミラーを必ず対にする。
  • 7課題×3回で、採用率、請求、修正分数を記録する。
  • 75.5%はmedium 1024×1024とBytePlusの現在行だけの交点として扱う。
  • JPY換算、消費税、クレジット価格はモデル比較の後に、route名と日付つきで加える。
  • 同じ課題で3回失敗したら切り替える。両モデルを使い分けてもよい。

関連ガイド

よくある質問

GPT Image 2とSeedream 4.5はどちらが安いですか?

quality、size、route、採用率を決めない限り一意に答えられません。BytePlusの$0.04/outputはGPT Image 2 medium 1024×1024の約$0.053/outputより低い一方、GPT lowはさらに低く、highは高くなります。inputと修正費も加えてください。

日本語文字はどちらが正確ですか?

公式ページだけで普遍的な勝者は決められません。実際に使う日本語、句読点、改行、位置を固定し、同じrouteで3回試します。文字禁止の負テストも必要です。

1枚の同一prompt比較で決めてもよいですか?

いいえ。1枚は偶然を強く含みます。少なくとも7課題×3回で、成功画像だけでなく不採用理由、請求、修正時間を残します。

日本のプロバイダーや統合gatewayを使ってもよいですか?

使えますが、その価格、参照数、速度、決済はプロバイダー契約です。upstream identityや公式管理が必要なら、直接のOpenAIまたはByteDance系routeを選びます。

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