Gemini API無料枠の利用上限 2026:無料モデルと超えたらどうなるか
2026年10月時点、Gemini API無料枠はFlash系・2.5 Pro・Gemma 4が対象で、3.1 Proと画像モデルは対象外。超えても課金されず429で止まります。
目次

2026年10月8日時点で、Gemini APIの無料枠はまだあります。無料で呼べるのはGemini 3.8 FlashをはじめとするテキストのFlash・Flash-Lite系、Gemini 2.5 Pro、Live・TTS系の多く、Gemma 4で、Gemini 3.1 Pro Previewと画像生成モデルはすべて対象外です。モデルごとのRPM・RPDを並べた公開表はもうなく、自分のプロジェクトの上限はAI Studioのレート制限ページに表示されます。APIキーの発行は無料ですが、上限はキーではなくプロジェクト単位なので、キーを増やしても枠は増えません。無料枠を超えても自動で課金に切り替わることはなく、リクエストが429で拒否されます。
まず結論
| 質問 | 2026年10月8日時点の答え |
|---|---|
| Gemini APIキーは無料で取得できるか | できます。Google AI StudioのAPIキー画面で発行します。2026年5月28日以降に作るキーは認証キー(auth key)です。キー自体に料金はかからず、費用はプロジェクトのTierと使うモデルで決まります。 |
| どのモデルが無料か | Gemini 3.8/3.7/3.6/3.5 Flash、3 Flash Preview、3.5/3.1 Flash-Lite、2.5 Pro/Flash/Flash-Lite、Live・文字起こし・翻訳系、TTSの多く、Gemma 4です。 |
| 無料にならないもの | Gemini 3.1 Pro Preview、Gemini Omni Flash、すべての画像モデル(Nano Banana 2.1、Nano Banana 2、Nano Banana Proなど)、2.5 Pro Preview TTSです。Batch、Flex、Google検索によるグラウンディングも無料枠では使えません。 |
| 無料枠の上限はいくつか | 全員共通の公開表はありません。AI Studioのレート制限ページに、そのプロジェクトとモデルの現在値が出ます。 |
| 無料枠を超えたらどうなるか | 課金はされず、429(RESOURCE_EXHAUSTED)で止まります。1日の上限(RPD)は太平洋時間の0時、日本時間では16時(米国の冬時間中は17時)にリセットされます。 |
| 無料キーは無制限か | いいえ。「無制限の無料Gemini API」をうたうサイトはGoogleの無料枠ではなく、第三者の中継サービスです。 |
| キーを増やせば枠は増えるか | 増えません。同じプロジェクトのキーは同じ上限を共有します。 |
| 有料に切り替える目安 | 安定した容量、無料対象外のモデル、入力を製品改善に使わせない条件のどれかが必要になったときです。請求先アカウントを紐づけるとTier 1になり、通常はすぐ反映されます。 |
| 無料枠に送ったデータの扱い | 無料枠の入出力はGoogleの製品改善に使われます。有料枠では使われません。 |
Googleの料金、レート制限、APIキー、課金、利用規約、提供地域の各ドキュメントに基づく2026年10月8日時点の内容です。無料対象のモデルは頻繁に入れ替わるため、本番前に料金ページを見直してください。
一番大きく変わったのは数字ではなく、答えの置き場所
以前はモデル名とRPM・TPM・RPDを並べた表が公開されていて、それを書き写した解説やAIの回答がいまも出回っています。現在のGemini APIレート制限のドキュメントにはモデル別の数字の表がなく、有効な上限はAI Studioで見るよう案内しています。
そのため、無料枠の質問は2つに分けて調べます。
- そのモデルが無料枠の対象か。これはGemini APIの料金ページの無料枠の列で決まります。
- 自分のプロジェクトにどれだけ許されているか。これはAI Studioのレート制限ページで、プロジェクトとモデルを選んで読みます。
ドキュメントに残っている共通のルールは次のとおりです。
- 上限はAPIキーではなくプロジェクトに適用されます。
- RPM(1分あたりのリクエスト数)、TPM(1分あたりのトークン数)、RPD(1日あたりのリクエスト数)は別々に数えられ、どれか1つを超えると止まります。
- RPDは太平洋時間の0時にリセットされます。
「20 RPD」「1日1,500リクエスト」のような数字は、特定のプロジェクトや過去の時点の値です。「Gemini 3.1 Proは無料枠で1日50リクエスト」という説明もありますが、料金ページでは3.1 Pro Previewの無料枠は「Not available」で、そもそも無料では呼べません。数字が料金ページやAI Studioと食い違ったら、公式の画面を優先してください。

いま実際に無料対象なのはどのモデルか
上限を計算する前に、使いたいモデルが無料枠に入っているかを確かめます。対象外のモデルは、上限が残っていても無料では1回も呼べません。2026年10月8日時点の料金ページで、標準処理の無料枠が「Free of charge」になっているモデルと「Not available」のモデルは次のとおりです。
| 用途 | 無料枠で使える | 無料枠では使えない |
|---|---|---|
| テキスト・マルチモーダル(Flash) | Gemini 3.8 Flash、3.7 Flash、3.6 Flash、3.5 Flash、3 Flash Preview、2.5 Flash | Gemini Omni Flash(Preview含む) |
| 軽量(Flash-Lite) | Gemini 3.5 Flash-Lite、3.1 Flash-Lite、2.5 Flash-Lite | なし |
| Pro | Gemini 2.5 Pro | Gemini 3.1 Pro Preview |
| リアルタイム音声・文字起こし・翻訳 | Gemini 3.8 Live、3.5 Live Translate、3.5 Transcribe(Live含む)、2.5 Flash Native Audio | なし |
| 音声合成(TTS) | Gemini 3.8 Flash TTS、3.8 Flash-Lite TTS、3.1 Flash TTS Preview、2.5 Flash Preview TTS | Gemini 2.5 Pro Preview TTS |
| 画像生成 | なし | Nano Banana 2.1、Nano Banana 2(Gemini 3.1 Flash Image)、Nano Banana 2 Lite(Gemini 3.1 Flash Lite Image)、Nano Banana Pro(Gemini 3 Pro Image)、Gemini 2.5 Flash Image |
| オープンモデル・その他 | Gemma 4(無料のみで有料枠なし)、Gemini Robotics ER 2 Preview | なし |
モデルが無料でも、処理方法や機能によっては無料枠から外れます。Batch、Flex、Google検索・Googleマップによるグラウンディングは、無料枠ではすべて「Not available」です。有料枠ではGoogle検索によるグラウンディングがGemini 3.x全体で月5,000リクエストまで無料で、その先は1,000リクエストあたり$14です。
この表は対象かどうかの地図で、上限値の表ではありません。無料対象のモデルでも、自分のプロジェクトの上限が用途に足りるかは別に見る必要があります。AI Studioの画面で画像モデルや3.1 Proを試せても、APIのバックエンドから無料で呼べるわけではありません。3.1 Proを有料で使う手順はGemini 3.1 Pro APIガイドにまとめています。Previewのモデルは、今日の条件が長く続く前提で設計しないでください。

Gemini APIキーは無料で発行できる:5月28日以降は認証キー
APIキーはGoogle AI StudioのAPIキー画面で無料で作れます。GoogleのAPIキーのドキュメントによると、すべてのキーはGoogle Cloudプロジェクトに属します。初めての人は利用規約に同意するとデフォルトのプロジェクトとキーが作られ、すでにGoogle Cloudを使っている人は既存のプロジェクトをインポートします。
2026年5月28日からは、AI Studioで新しく作るキーはすべて認証キー(auth key)になりました。サービスアカウントに紐づき、初期状態でGemini APIだけに制限されたキーです。従来の標準APIキーのうち、制限をかけていないものからのリクエストはGemini APIが拒否します。APIの制限を明示的にかけた標準キーは引き続き使えます。古いキーで急に通らなくなった場合は、まずキーの種類と制限を見直してください。
キーの発行が無料でも、それで料金が決まるわけではありません。請求先アカウントのないプロジェクトなら無料枠、紐づけたプロジェクトならTier 1以上の有料枠として扱われ、使うモデルの単価が適用されます。
キーを作って使えるのはGemini APIの提供地域からです。2026年10月8日時点の一覧には日本が含まれ、ロシア、中国本土、香港は含まれていません。発行からプロジェクトの確認、安全な保管、最初の接続テストまではGoogle AI Studio APIキーの発行方法で順に説明しています。
API keyを増やしてもquotaは増えない
APIキーは認証のための鍵で、上限(quota)はプロジェクトについています。この区別を429への対応より先に理解しておかないと、効かない対策に時間を使います。開発用、デモ用、ステージング用で別々のキーを使っていても、同じGoogle Cloudプロジェクトなら同じ上限を消費します。
プロジェクトを分ける意味があるのは、実際に管理の単位が分かれる場合です。請求の責任者、環境、セキュリティ制限、監査、地域やコンプライアンスの要件、チームごとの監視が分かれるなら分けます。無料枠の上限を避ける目的だけでプロジェクトを増やすと、運用が壊れやすくなり、後から上限を読み取れなくなります。
429が出たら、次の順に確認します。
- そのキーは、AI Studioで見ているプロジェクトに属しているか。
- 請求先アカウントは意図したものか。
- そのモデルと処理方法はまだ無料枠の対象か。
- RPM、TPM、RPDのどれが先に尽きたか。
- 待つ、キューに入れる、キャッシュする、トークンを減らす、有料Tierへ移る、上限の引き上げを申請する、のどれが本当の次の手か。
同じプロジェクトにキーを足しても、使える量は増えません。
無料枠を超えたら:課金されず429で止まり、続けるならTier 1へ
無料枠のプロジェクトには請求先アカウントがないため、上限を超えても勝手に有料へ切り替わることはありません。超えた分のリクエストは429(RESOURCE_EXHAUSTED)で拒否され、料金は発生しません。Gemini APIの課金ドキュメントによると、400や500で失敗したリクエストのトークンも課金されませんが、上限の消費には数えられます。
止まったあとの選択肢は4つです。
- リセットを待つ。RPMとTPMは1分単位で戻ります。RPDは太平洋時間の0時、日本時間では16時(米国の冬時間中は17時)にリセットされます。
- 送る量を減らす。並列数を下げ、重複するリクエストをキャッシュし、プロンプトと最大出力トークンを短くします。
- 無料対象の軽いモデルに切り替える。Flash-Lite系は無料のまま負荷を軽くできます。
- 請求先アカウントを紐づけてTier 1に上がる。
Gemini APIのレート制限ドキュメントに載っているTierの条件と上限は次のとおりです(2026年10月8日時点)。
| Tier | 条件 | 月の請求上限 | 10分ごとの支出上限 |
|---|---|---|---|
| 無料 | 有効なプロジェクト、または無料トライアル | なし(N/A) | なし |
| Tier 1 | 請求先アカウントを設定して紐づける | $250 | $10 |
| Tier 2 | 支払い累計$100+初回支払いから3日 | $2,000 | $50 |
| Tier 3 | 支払い累計$1,000+初回支払いから30日 | $20,000〜$100,000以上 | $200 |
無料からTier 1への移行は通常すぐに反映され、それ以降のTier変更は10分以内に反映されます。現在のTierはAI Studioのプロジェクト画面で確認できます。Tier 1以上でも、モデルごとのRPMやRPDは公開表ではなく、AI Studioのレート制限ページで確認します。
Tier 1への切り替えは、AI StudioのAPIキー画面かプロジェクト画面で「Set up billing」を選び、Cloud請求先アカウントを選ぶか新しく作って、連絡先と支払い情報を入力します。新規ユーザーは前払い(Prepay)プランが初期設定で、最低$5分のクレジットを先に購入します。プロジェクトの請求を無効にすれば無料枠に戻せます。
有料になった後の単価はモデルで大きく違います。Gemini 3.8 Flash、3.7 Flash、3.6 Flashは2026年12月31日まで100万トークンあたり入力$0.75・出力$3.75で、2027年1月1日から入力$1.50・出力$7.50になります。Gemini 3.5 Flashは入力$1.50・出力$9.00です。
10分ごとの支出上限や402との見分け方はGemini APIのレート制限:確認場所、Tier別の支出上限、上げ方で、Tier 3までの上がり方はGemini APIキーとTier 3(T3)へのアップグレードで扱っています。
Billingとprepayが隠れた制限になる
有料Tierは「カードを登録すれば終わり」ではありません。Gemini APIの課金ドキュメントは、2026年3月23日から適用された前払い(Prepay)と後払い(Postpay)の2つのプランを説明しています。
- 前払い:先にクレジットを購入し、API利用額がほぼリアルタイムで残高から差し引かれます。
- 後払い:Cloud請求先アカウントに費用が積み上がり、月末か、アカウントのTierに応じた支出上限に達した時点で請求されます。
前払いの残高が$0になると、その請求先アカウントに紐づくすべてのプロジェクトのAPIキーが同時に止まり、クレジットを追加するまでHTTP 402(Payment Required)で失敗します。429とは原因も直し方も違うので、エラーコードで分けて読んでください。
確認するのは、請求先アカウントが付いているかだけではありません。AI Studioが「Set up billing」を求めていないか、前払いか後払いか、前払いなら残高がいくらか、請求先アカウントのTierが必要な量に足りるかを見ます。課金は無料枠の上限を消すスイッチではなく、使える量、データの扱い、サービスが止まらないことを決める境目です。
実際のlimitをどう確認するか
試作、デモ、公開の前に、次の確認を入れてください。
- 料金ページで、使うモデルと処理方法(標準、Batch、Flexなど)が無料枠の対象か確認する。
- AI Studioで、実際に使うプロジェクトを選ぶ。
- レート制限ページで、そのモデルのRPM、TPM、RPDと直近の使用量を記録する。
- プロジェクトのTier、請求先アカウント、前払いか後払いか、前払いなら残高を確認する。
- モデル、プロジェクト、地域、Tier、日時、表示された上限を公開前に残しておく。
- モデル、プロジェクト、地域、請求先、処理方法、トラフィックの形を変えたら、もう一度確認する。
地味な確認ですが、古い表を本番の前提にしてしまう事故を防げます。AI Studioに出ているRPDがデモ当日に足りないなら、答えは新しいキーではなく、キュー、モデル変更、出力の削減、Tier 1への移行、上限引き上げの申請のどれかです。
429は無料枠終了の合図ではなく、切り分けの入口
429は無料枠がなくなった証拠ではなく、どこかの上限にリクエストが当たったという合図です。どの上限かを順に絞ります。
| 手順 | 確認するもの | 理由 |
|---|---|---|
| 呼び出し先 | GoogleのGemini APIか、AI Studioの画面か、第三者のサービスか。 | 第三者のサービスが返す429は、Googleのプロジェクトの上限とは別物の可能性があります。 |
| プロジェクトとキー | プロジェクト、キーの種類と制限、請求先アカウント。 | プロジェクトを取り違えると、見ている上限そのものがずれます。 |
| モデルと処理方法 | モデルID、標準・Batch・Flex・Priority、Previewかどうか、地域。 | 無料枠の対象と上限はこの単位で変わります。 |
| AI Studioの上限 | RPM、TPM、RPD、リセット時刻、使用量。 | どの上限に当たったのかがここで決まります。 |
| 負荷を下げる | 並列数の削減、キュー、キャッシュ、短いプロンプト、最大出力の上限、ゆらぎを入れた再試行間隔。 | レート制限の多くは、送り方を変えるだけで解消します。 |
| 根拠をそろえて申請 | プロジェクト、モデル、日時、現在の上限、使用パターン、試した対策。 | 上限引き上げの申請やサポートには、推測ではなく事実が必要です。 |
無料枠のプロジェクトでエラー本文にlimit: 0が出る場合、多くはそのモデルに無料枠がないことを示しています。Gemini 3.1 Pro Previewや画像モデルを無料のキーで呼ぶと、使い切ったのではなく最初から枠が0です。無料対象のモデルに切り替えるか、請求先を紐づけてTier 1にします。画像生成で出る429の見分け方はGemini画像生成の429レート制限:毎分・日次・支出上限の見分け方を、課金を設定したのにfree_tier_requestsのlimit: 0が返る場合はGemini APIが有料なのにfree_tier_requests・limit 0になるときの対処を参照してください。
無料枠の対象かどうかではなく、有料Tierでの上限全般が問題なら、次はGemini APIのレート制限:確認場所、Tier別の支出上限、上げ方が役に立ちます。
無料枠で十分な場面と、もう十分ではない場面
無料枠は評価に向いています。プロンプトの試行錯誤、チュートリアル、リスクの低い試作、社内デモ、個人用ツール、モデルの比較、費用の見積もり、短期間だけ動かすエージェントなどです。それでもキュー、キャッシュ、トークンの上限、429の記録、再試行の間隔調整は最初から入れておきます。後で有料の容量へ移すときに、作り直さずに済みます。
無料枠が適さなくなる場面もはっきりしています。予測できる容量が必要なとき、無料対象外のモデルが必要なとき、顧客データを扱うとき、本番のサポートを期待するとき、欧州経済領域(EEA)・スイス・英国の利用者にAPIを使うアプリを提供するときです。
データの扱いは特に大きな違いです。料金ページの「製品の改善に使用されるか」の項目は、無料枠が「はい」、有料枠が「いいえ」です。Gemini API追加利用規約は、無料のサービスに送った内容と生成結果がGoogleの製品と機械学習技術の改善に使われ、人のレビュー担当者が入出力を読む場合があると定めています。個人情報や機密情報を無料枠に送らないでください。同じ規約で、EEA・スイス・英国の利用者にAPIを使うアプリを提供する場合は有料のサービスだけを使うよう求めています。
third-party fallbackは最後に置く
まずGoogleの公式の経路を確認します。別の事業者を併用するフォールバックや、複数のモデル提供元をまとめるゲートウェイに意味が出るのは、公式の経路が容量、モデルの提供状況、請求の設定、冗長性、APIの互換性のどれかを満たせないと分かった後です。
「無制限の無料Gemini API」「unlimited free key」をうたうサイト、GitHubのプロキシ、動画の紹介はGoogleの無料枠ではありません。Googleの無料枠には必ずプロジェクト単位の上限があり、それを外す公式の方法はありません。こうしたサービスは別の運営者が中継しているもので、入力はその運営者のサーバーを通り、提供条件も予告なく変わります。
複数の提供元を使うAPIチームなら、laozhang.aiは後段で評価する経路の1つとして扱えます。順序は変えません。公式モデルが無料枠の対象か、AI Studioの上限、避けられる429の削減を先に確かめ、その後にTier 1以上への移行、上限の引き上げ、別の提供元を選びます。提供元の対応モデル、料金、遅延、利用範囲は変わりやすいので、トラフィックを流す前にダッシュボードと正確なモデル名を確認してください。
注記:laozhang.ai は当ブログ運営チームの自社サービスです。その料金は中立的な比較ではなく、自社の提示価格です。
Launch checklist
- 料金ページで、使うモデルと処理方法が無料枠の対象になっている。
- AI Studioで、そのプロジェクトとモデルの上限が用途に足りている。
- APIキーが意図したプロジェクトに属し、認証キーか、制限付きの標準キーになっている。
- プロジェクトのTier、請求先アカウント、前払いの残高、請求の責任者が分かっている。
- リクエストのコードに、キュー、ゆらぎを入れた再試行、トークンの上限、429の原因の記録がある。
- 監視で、RPM、TPM、RPD、402などの課金エラー、第三者サービスの障害を分けて見られる。
- 無料枠に送るデータが、製品改善に使われてもよい内容に限られている。
- EEA、スイス、英国の利用者向けのアプリでは有料のサービスを使う。
- 利用者のトラフィックを流す前に、Tier 1への移行、上限の引き上げ、フォールバックの判断が済んでいる。
FAQ
Gemini APIキーは無料で作れますか?
はい。Google AI StudioのAPIキー画面で無料で作れます。2026年5月28日以降に作るキーは認証キーです。ただし、キーを無料で作れることと、キーごとに枠があることは別で、上限はプロジェクト単位です。
無料のGemini APIキーは無制限に使えますか?
いいえ。Googleの無料枠には、プロジェクトとモデルごとにRPM・TPM・RPDの上限があります。「無制限の無料Gemini API」をうたうサービスはGoogleではなく第三者の中継で、入力はその運営者を経由します。
Gemini APIの無料枠を超えたら課金されますか?
されません。無料枠のプロジェクトには請求先アカウントがないため、超えた分は429で拒否されるだけです。続けて使うには、リセットを待つか、請求先アカウントを紐づけてTier 1に上がります。
Gemini APIの無料枠はいつリセットされますか?
RPMとTPMは1分単位で戻ります。1日あたりのリクエスト数(RPD)は太平洋時間の0時、日本時間では16時(米国の冬時間中は17時)にリセットされます。
Gemini APIのTier 1になる条件は何ですか?
プロジェクトに請求先アカウントを設定して紐づけることです。2026年10月8日時点でTier 1の月の請求上限は$250、10分ごとの支出上限は$10で、無料からの移行は通常すぐに反映されます。
API keyごとに無料のレート制限がありますか?
ありません。Gemini APIのレート制限はプロジェクト単位で適用されます。同じプロジェクト内のキーを増やしても上限は増えません。
自分の実際の無料枠の上限はどこで見ますか?
AI Studioのレート制限ページで、対象のプロジェクトとモデルを選んで確認します。公開ドキュメントは上限の種類とルールを説明し、具体的な数字はAI Studioに表示されます。
今どのGeminiモデルがAPIで無料ですか?
2026年10月8日時点では、Gemini 3.8/3.7/3.6/3.5 Flash、3 Flash Preview、3.5/3.1 Flash-Lite、2.5 Pro/Flash/Flash-Lite、Live・文字起こし・翻訳系、TTSの多く、Gemma 4です。画像生成モデルは1つも無料枠に入っていません。公開前に料金ページで再確認してください。
Gemini 3.1 ProはAPIで無料ですか?
いいえ。Gemini 3.1 Pro Previewは無料枠が「Not available」です。AI Studioの画面で試せることと、APIで無料なことは別です。無料で強めの推論が必要なら、無料対象のGemini 2.5 Proを使います。
429は無料枠がなくなったという意味ですか?
通常は違います。RPM、TPM、RPDのどれか、またはモデルが無料対象外であること(limit: 0)、プロジェクトの取り違え、第三者サービス側の制限のどれかに当たったという意味です。
無料枠を本番環境で使えますか?
試作やリスクの低い評価向けです。予測できる容量、入力を製品改善に使わせない扱い、無料対象外のモデル、EEA・スイス・英国の利用者への提供が必要なら、有料のTierに移ってください。
実務上の結論
Gemini APIの無料枠はまだありますが、全員共通の上限表はなく、APIキーを増やしても増えません。正しい順序は、料金ページで無料対象のモデルを確かめ、AI Studioでプロジェクトの現在の上限を読み、上限を超えたら課金ではなく429で止まると理解したうえで、必要になった時点で請求先アカウントを紐づけてTier 1へ移ることです。課金ドキュメントで前払いの残高、利用規約でデータの扱いと地域の条件も見ておけば、「GeminiのRPMはいくつか」という一般論ではなく、自分のプロジェクトで今日どこまで安全に動かせるかを判断できます。
参考資料9
本文で参照している外部ページを、登場順に並べています。最終更新日:2026年10月8日。
参考資料9
本文で参照している外部ページを、登場順に並べています。最終更新日:2026年10月8日。
- 1.AI Studioのレート制限ページaistudio.google.com/rate-limit
- 2.Google AI StudioのAPIキー画面aistudio.google.com/apikey
- 3.Gemini APIレート制限のドキュメントai.google.dev/gemini-api/docs/rate-limits
- 4.Gemini APIの料金ページai.google.dev/gemini-api/docs/pricing
- 5.AI Studioのレート制限ページaistudio.google.com/rate-limit
- 6.GoogleのAPIキーのドキュメントai.google.dev/gemini-api/docs/api-key
- 7.Gemini APIの提供地域ai.google.dev/gemini-api/docs/available-regions
- 8.Gemini APIの課金ドキュメントai.google.dev/gemini-api/docs/billing
- 9.Gemini API追加利用規約ai.google.dev/gemini-api/terms





