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Nano Banana 2は障害中?公式ステータスと自分だけの不具合を切り分ける

11 分で読めますAI Tools

このページはNano Banana 2の稼働中・停止中を固定表示しません。失敗した入口に対応する公式確認先、表示された信号、同じ条件での最小テストを組み合わせ、広い障害か自分の環境だけの問題かを判断します。

Nano Banana 2の失敗を入口、信号、影響範囲から切り分ける判断図

Nano Banana 2が使えない時、最初に確認するのは「Nano Banana全体」ではなく、どの入口で、何が表示され、どこまで影響しているかです。Googleの製品発表にあるGeminiアプリ、Google AI Studio / Gemini API、Vertex AI、FlowなどのGoogle内機能は、同じ画像モデルを利用していても障害の確認先が異なります。外部サービスには、さらに別の運用主体があります。

この静的な記事だけで「現在は正常」「いま障害中」とは断定できません。次の3点を、その場の時刻とともに確認してください。

  1. 入口:失敗したのはアプリ、API、Vertex AI、Google内機能、外部サービスのどれか。
  2. 信号:画面の文言、HTTPステータス、エラーメッセージ、request IDは何か。
  3. 影響範囲:同じ入口の最小リクエストも失敗するか。別の入口や別モデルではどうか。

公式ステータスに同じ入口のインシデントが掲載され、同じ入口で最小リクエストも失敗するなら、その入口に広い障害が起きている可能性があります。一方、外部サービスだけ、特定projectだけ、特定の画像やpromptだけが失敗する場合は、Google全体の障害とは切り離して調べます。

まず、失敗した入口に合う公式確認先を開く

Nano Banana 2は、Googleの Gemini 3.1 Flash Image です。Gemini APIのモデルIDは gemini-3.1-flash-image公式の画像生成ガイドに記載されています。ただし、モデル名が同じでもステータスは一枚岩ではありません。

失敗した入口最初に開く確認先そこで分かる範囲そこで分からない範囲
Geminiアプリ(Web / mobile)Geminiアプリの問題報告手順アプリからGoogleへ症状を送る方法API、Vertex AI、外部サービスの稼働状態
Google AI Studio / Gemini APIGoogle AI Studio StatusAPI、Multimodal Live API、AI Studioに掲載された現在・過去のインシデントGeminiアプリや外部サービス全体の状態
Vertex AIGoogle Cloud Service HealthGoogle Cloud / Vertex AI側のサービス状況consumer向けGeminiアプリの状態
Flow、Search、AdsなどのGoogle内機能その製品のヘルプまたはステータスその製品内の経路、機能、accountに関する情報同じモデルを使う別製品の状態
外部の画像生成サービス、wrapper、SDK連携そのサービスの障害ページとsupport外部側のmodel alias、upload、tenant、timeout、routingGoogleの直結経路が障害中かどうか

APIのステータス画面が緑でも、Geminiアプリ、Vertex AI、外部サービスまで正常だとは限りません。逆に、外部サービスが「model error」と表示しても、それだけでGoogle側の障害とは判断できません。公式確認先と失敗した入口を一致させることが最初の分岐です。

「入口 × 信号 × 影響範囲」で判断する

障害らしく見える症状でも、信号によって次の一手は変わります。特にAPIでは、HTTPコードを見ずに「落ちた」とまとめないことが重要です。Gemini APIの公式トラブルシューティングは、エラーごとに原因候補と対処を分けています。

見えた信号まず疑う範囲それだけでは証明できないこと次の一手
アプリが「読み込み中」のまま、または「問題が発生しました」app session、account route、prompt、アプリ側の一時問題Gemini APIやVertex AIを含む全体障害同じaccount・同じ入口で、短い非機密promptを1回だけ試す
400 INVALID_ARGUMENTpayload、必須field、API versionサーバー障害requestを直す。同じ内容では再送しない
400 FAILED_PRECONDITIONcountry、billing、project条件など、messageに示された前提全地域の障害messageとproject設定を確認し、条件を直す
403 PERMISSION_DENIEDkey、permission、project、accessmodel全体の停止credentialを公開せず権限を確認。同じ条件の再送を止める
404 NOT_FOUNDmodel ID、file、resource、API versionoutage公式model IDとresourceを確認。同じrequestを繰り返さない
429 RESOURCE_EXHAUSTEDGemini APIのrate、token、daily、spendなどのlimitGoogle全体の停止responseのmessageと現在のrate limitsを読む。盲目的に再試行しない
500 INTERNALserver側の一時問題、またはinput context全user・全surfaceへの影響statusを確認し、入力を縮めた検証を1回。続くなら証拠を保存
503 UNAVAILABLE一時的なoverloadまたは利用不可全surfaceのグローバル障害API statusを確認し、上限付きbackoff。続く503は専門ガイドへ
504 DEADLINE_EXCEEDEDcaller timeout、request size、処理時間model停止timeoutとrequest sizeを確認し、同じ巨大requestを連投しない
外部サービスだけ失敗wrapperのalias、upload、tenant、timeout、routingGoogle直結経路の障害外部側のstatus/logを保存し、許可される範囲で公式経路と1回比較

この表はGemini Developer APIの信号から調査範囲を狭めるためのもので、原因を確定する表ではありません。429はrate-limit系ですが、返されたmessageを読まなければ、RPM、TPM、RPD、spendなどのどの条件かは決まりません。503も一時的な利用不可を示しますが、それが1つのmodel、1つのregion、1つのproduct route、またはより広い範囲かは追加確認が必要です。

最小テストは「同じ入口」で1変数だけ変える

障害を疑った時に、account、network、prompt、model、regionを同時に変えると、原因が分からなくなります。次の順番なら、余計なrequestを増やさずに影響範囲を絞れます。

1. 先に証拠を残す

失敗直後に、次の項目を保存します。

  • 発生日時とtimezone(日本なら例:2026-07-22 18:30 JST
  • 失敗した入口とdevice / client
  • 共有してよい範囲のerror文、HTTP code、request ID
  • APIならmodel IDとprojectの識別に必要な非機密情報
  • アプリなら表示された日本語文言と、どの操作で止まったか
  • その時点で確認した公式statusの名称と表示時刻

API key、cookie、full request body、個人情報を含むprompt、user画像は保存用の公開スクリーンショットやforum投稿に入れません。

2. 同じ入口で小さなbaselineを1回だけ試す

Geminiアプリなら、同じaccount・同じappで、新しい会話から非機密の短い画像requestを1回試します。APIなら、同じproject・同じmodel・同じendpointで、file uploadや複雑な編集を外した最小requestを1回試します。

  • baselineも同じ信号で失敗:account/projectより広い可能性は上がるが、まだ全体障害とは確定しない。
  • baselineは成功し元requestだけ失敗:request、file、context、policy、parser側を優先する。
  • 同じprojectだけ失敗:permission、billing、quota、regional contractを優先する。
  • 外部サービスだけ失敗:wrapper ownerを優先する。

3. 必要な時だけ、別の公式経路を1回比較する

APIで503が続く場合は、許可される範囲で別の公式modelを1回比較すると、「Nano Banana 2だけ」か「そのprojectのAPI経路全体」かを絞れます。Geminiアプリだけが失敗しAPIが動く場合、app route側の問題が濃くなります。ただし、別経路の成功は元の入口の正常を証明しません。

比較は診断用です。API keyやprojectを次々に替えてquotaを回避したり、VPNやregion spoofingで利用条件をすり抜けたりしないでください。課金されるrequestを無制限に投げることも、障害確認にはなりません。

「広域障害」「経路限定」「自分側」をどう言い分けるか

サポートやチーム内で共有する時は、原因を断定する代わりに、確認できた範囲を言葉にします。

広い障害の可能性が高い

  • 失敗した入口の公式statusに、該当サービスの未解決incidentがある。
  • 同じ入口の最小baselineも、同じserver-side signalで失敗する。
  • accountやrequest固有では説明しにくいが、確認できたsurfaceは明示できる。

報告例:18:30 JST時点、Gemini API statusにincident掲載あり。gemini-3.1-flash-imageの最小requestも503。影響範囲はGemini APIで確認中。

「Google全体が落ちている」とは書かず、確認できたsurfaceと時刻を残します。

特定model・製品経路の問題らしい

  • Nano Banana 2だけが失敗し、同じ公式APIの別modelは動く。
  • Geminiアプリだけが失敗し、API側に同じ症状がない。
  • Flowなどの特定機能だけが止まり、他の入口は動く。

この場合は「Nano Banana 2経路」「Geminiアプリ」「Flow内の画像生成」のように、製品経路を主語にします。

account / project / request側の可能性が高い

  • 400、403、404が返り、messageにrequestやpermissionの問題が示されている。
  • 429が特定projectのlimit文言とともに返る。
  • 最小baselineは成功し、特定prompt、file、conversationだけが失敗する。

この場合、status pageを見続けるより、該当条件を修正する方が早いです。幅広い修正手順はGeminiでNano Bananaが動かない時の入口別トラブルシューティングに分けています。

外部サービス側の可能性が高い

  • 外部サービスだけが失敗し、許可された公式経路では再現しない。
  • wrapperのstatusやlogにupload、timeout、model alias、tenant limitが出ている。
  • 外部側が独自のmodel名を使い、公式model IDとの対応が不明。

外部サービスの表示だけでGoogleのincidentを確定せず、まず外部サービスのsupport ownerへ渡します。

再試行を止める条件

障害調査では、試行回数を増やすより、止める条件を先に決める方が安全です。

  • 400 / 403 / 404:request、permission、resourceを直すまで同じ内容を再送しない。
  • 429:messageとlimitを確認し、pressureを下げる。keyやprojectのローテーションで回避しない。
  • 500 / 503など一時的なclass:上限付きの指数backoffとjitterだけを使う。成功するまで無限に送らない。
  • 504:caller timeoutとrequest sizeを見直す。timeout延長だけで原因を隠さない。
  • アプリのloading loop:同じ操作の連打を止め、最小baselineとfeedbackに切り替える。
  • 外部サービスだけの失敗:Google側を推測せず、wrapperのlogとstatus ownerへ渡す。

503が同じAPI経路で継続し、実装側のretry制御まで必要になったら、Nano Banana 2の503 / overloaded対策へ進んでください。このページでは、retry codeやcircuit breakerの実装を重複させません。

問い合わせ時に渡す「障害メモ」

日本語の障害連絡では、発生事象発生日時影響範囲状況を分けると、相手が再現しやすくなります。

  • 発生事象:
  • 失敗した入口:
  • 発生日時・timezone:
  • 対象model / 機能:
  • error code・安全に共有できるmessage:
  • request ID:
  • 同じ入口の最小テスト結果:
  • 別の公式経路との比較結果:
  • 確認した公式statusと時刻:
  • 現在の影響範囲:

Geminiアプリからfeedbackを送る場合、Googleの公式手順では会話やfileが添付される場合があります。送信前に、prompt、画像、account情報に共有したくない内容がないか確認してください。

Vertex AIでは、Gemini Developer APIの表をそのまま当てはめません。障害確認にはGoogle Cloud Service Healthを使い、返されたmessage、project、region、利用contractを保存します。継続するproject / region固有の問題はCloud Supportへ渡し、別surfaceの429説明を一般化しないでください。

最後の判断

Nano Banana 2が障害中かを判断する最短ルートは、報告数や第三者の色付きbadgeを見ることではありません。

  1. 失敗した入口を特定する。
  2. その入口の公式確認先を、現在時刻とともに見る。
  3. exact signalを保存する。
  4. 同じ入口で非機密の最小baselineを1回試す。
  5. 「広い障害」「特定経路」「account/project/request」「外部サービス」のどこまで言えるかを決める。

公式statusにincidentがなくても、まだ掲載前、別surface、特定regionやproject、または外部サービスの問題は残ります。反対に、1件のforum投稿や1回の503だけではGoogle全体の障害にはなりません。入口・信号・影響範囲をそろえ、確認できた範囲だけを結論にするのが安全な切り分けです。

#Nano Banana 2#Gemini 3.1 Flash Image#障害情報#Gemini API
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