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Claude CodeのFable 5とOpus 5比較:タスク別の選び方

7 分で読めますClaude Code

複雑な作業はOpus 5を基準にし、長時間の調査と検証が手戻りを減らす場合だけFable 5を選びます。

Claude CodeでOpus 5からFable 5へ切り替える判断経路

複雑なClaude Code作業は、まずOpus 5で始めるのが実務的です。原因が見えない調査、複数システムにまたがる設計、長時間の自律実行など、調査と検証そのものが大きな仕事になる場合にFable 5へ切り替えます。

両モデルは1Mトークンのコンテキストと最大128kトークンの出力を持ちます。仕様上の容量ではなく、タスクの不確実性、切り替えの摩擦、採用可能な変更までの費用で選ぶのがポイントです。

タスクの状態から開始モデルを決める

タスクの状態開始モデル切り替え条件
失敗テストがあり、修正範囲が見えるOpus 5受け入れ条件を満たせば継続
複数ファイルの変更だが設計境界は明確Opus 5同じ計画・検証漏れが繰り返される場合にFableを検討
障害の原因が不明で証拠が分散しているOpus 5で基準を作る調査が長期化し、証拠の接続が主作業になる場合にFable
複数サービスをまたぐ長時間の自律作業Fable 5も開始候補アカウントとデータポリシーが許可する場合のみ
ZDR、低遅延、厳しい予算が必須Opus 5制約を先に解決し、能力だけで昇格しない

Anthropicの現行モデル一覧では、Opus 5は複雑なagentic codingの開始点、Fable 5は最も要求の高い長期agent向けです。「重要なタスクだからFable」ではありません。再現テストがある緊急バグはOpus向きで、キュー・キャッシュ・バックグラウンド処理をまたぐ断続的な不具合はFableを試す理由になり得ます。

なお、Opus 4.8との比較記事の結論をそのままOpus 5へ移すことはできません。Opus 5は別の現行モデルであり、必要なClaude Codeバージョンや既定のthinking動作も更新されています。

Claude Codeでモデルとセッションを確認する

Opus 5にはClaude Code v2.1.219以上、Fable 5にはv2.1.170以上が必要です。

bash
claude --version claude update claude --model opus

セッション内では次を使います。

text
/model /model opus /model fable

Claude Codeのモデル設定によると、選択画面でEnterを押すと切り替えと同時に新規セッションの既定値として保存されます。sは現在のセッションだけを切り替えます。直接/model opusまたは/model fableと入力した場合も既定値が保存されるため、一時比較ならsession-onlyを選びます。

opusは固定IDではなく、プロバイダーに応じて解決されるエイリアスです。現在、Anthropic API、Claude Platform on AWS、Amazon Bedrock、Google Cloud Agent PlatformではOpus 5ですが、Microsoft Foundryの対応は異なります。再現性が必要な作業はclaude-opus-5またはclaude-fable-5を指定し、起動表示やモデル選択画面で確認します。

Claude Codeのバージョン、モデル、プロバイダー、請求の境界

再開したセッションは通常、以前のモデルを引き継ぎます。既定値を変更しても、過去のセッションが自動的にOpus 5やFable 5へ変わるわけではありません。また、会話途中の切り替え後は、次の応答が履歴全体をキャッシュなしで読み直します。比較するなら同一commitから新しいセッションを2つ作る方が明確です。

Fableが選択画面にない場合は、クライアントのバージョン、組織への提供状況、管理者のavailableModels、zero data retention、利用中のプロバイダーを順に確認します。ANTHROPIC_BASE_URLは送信先を示すだけで、gatewayの先で実際に応答したモデルの証明にはなりません。

料金は「API公表単価」と「採用までの費用」を分ける

2026年8月時点のAnthropic API公表単価は次の通りです。

モデル入力100万トークン出力100万トークン
Opus 5$5$25
Fable 5$10$50

同じ未キャッシュのトークン量なら、Fableの基礎単価はOpusの2倍です。ただし、1タスクの総費用が必ず2倍になるわけではありません。キャッシュ、effort、再試行、ツール実行、手動の説明、レビュー後の手戻りが結果を変えます。

さらに、この表はClaudeのサブスクリプション枠やusage creditsの説明ではありません。Amazon Bedrock、Google Cloud、Microsoft Foundry、外部gatewayには別の価格と契約があります。請求経路が不明なら、先にClaude CodeのAPI keyとサブスクリプション請求を確認する方法で計量元を特定します。

Opus 5は既定でthinkingが有効です。Anthropicはhighから始め、実際の評価に応じてeffortを上下する方法を案内しています。品質を維持できるなら、モデルを替える前にeffortを下げる方が素直な費用対効果改善になる場合もあります。

同じcommitで小さく判断を更新する

同じ受け入れ条件で記録する比較カード

大規模なベンチマークは不要です。実際のバックログから代表的なタスクを1件選び、同じcommit、課題文、権限、リポジトリ指示、受け入れ条件を固定します。まずOpus 5で実行し、明確な切り替え条件が出た場合だけ新しいFable 5セッションを開きます。

記録するのは、次の観察可能な項目です。

  • 完全なモデルIDとプロバイダー
  • テストまたは動作で最初に確認できた有効な変更
  • 不要な差分、新しい回帰、レビュー修正
  • 採用可能になるまでの時間
  • 取得できる場合はトークン、キャッシュ、再試行の記録

Fableのsafety classifierがリクエストを拒否することもあります。Messages APIではHTTP 200でもstop_reason: "refusal"となり、Claude Codeでは自動fallbackが動く場合があります。比較カードには、選択したモデルではなく実際に作業を完了したモデルを残します。

Opusで受け入れ条件を満たしたなら、切り替える根拠はまだありません。Fableが繰り返す不足を解消し、新しい回帰を増やさず、追加費用も許容できる場合にだけ、同種タスクの経路を変更します。

次の作業ではClaude Codeを更新し、Opus 5を確認して開始してください。長期・曖昧・調査中心という条件が実際に現れたときだけ、同一commitからFable 5の新規セッションを作ります。

#Claude Fable 5#Claude Opus 5#Claude Code#AIモデル比較#Anthropic
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